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2016-06-28

ソース(記事原文):その他ソース

オメガ3脂肪酸の血中濃度が
心臓発作の致死的リスクの低減と関係

【News-Medical.Net】(2016年6月28日)

海産物と植物由来のオメガ3脂肪酸の血中濃度は、心臓発作による死のリスクの低下とやや関係があることが、本日『JAMA Internal Medicine 』で発表されたスタンフォード大学医学部心臓血管内科のポスドク研究員であるリアナ・C・デルゴッボ博士と、ボストンにあるタフツ大学フリードマン栄養科学政策校の学部長で上席著者のダリウシュ・モツァファリアン博士が率いる新しい疫学調査で報告されている。

脂肪酸検査結果研究協会(FORCE)の結成には世界中から研究者が集まった。オメガ3脂肪酸の血中および組織内濃度を測定した多様な大規模研究によって得た蓄積結果から、研究者たちは経時的な心臓疾患との関係性を評価した。各研究は新たに標準化された個体レベルの分析を行ない、その結果は主としてメタ分析に集められた。

合計19の研究には16ヵ国、4万5637人の患者が対象となった。このうち7973人は経時的な初回の心臓発作を発症し、2781人は死亡、そして7157人は非致死性の心臓発作であった。

全体的には、植物由来および海産物由来のオメガ3脂肪酸は致死的な心臓発作のリスクを約10パーセント低下させた。対照的に、これらの脂肪酸のバイオマーカーは概して非致死性の心臓発作のリスクとは関係がなく、死に関するオメガ3の有効性に関する仕組みをより明らかに示唆している。

「これらの新たな結果は、以前に結果を報告していない多くの研究を含んでおり、オメガ3がどのように心臓発作に影響を与えるかという今まででいちばん総合的な事実を提供しています」と語るのは、自身のポスドク研究の一部としてモツァファリアン博士と共同でこの研究を行なったデルゴッボ博士。「これらのさまざまな研究全体を通じて、それぞれの結果は年齢、性別、人種、糖尿病の有無、そしてアスピリンやコレステロール低下薬の使用などでもまた一貫性がありました」。

「魚油サプリメントに関するほかの試験ではなく、いくつかの試験が効果を示した場合は、オメガ3の心臓血管に対する効果には不確実性があります」とモツァファリアン博士。「私たちの結果は、健康的な食生活の一部として魚とオメガ3を消費することの重要性を支持するのに役立っているのです」。

魚類はエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサペンタエン酸(DPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)を含むオメガ3脂肪酸の主な食物源である。米国農務省の国民栄養データベースによると、あらゆる魚類にはある程度のオメガ3脂肪酸が含まれているが、中でもサケ、マス、アンチョビ、イワシそしてニシンには特に豊富に含まれている。オメガ3脂肪酸のほかにも、魚類には固有のたんぱく質、ビタミンD、セレンをはじめほかのミネラルや成分が含まれている。アルファリノレン酸(ALA)は、クルミ、亜麻仁油、キャノーラ油のほか、種やナッツ類、そしてその油などに含まれる植物由来のオメガ3脂肪酸である。

「食物脂肪に関する過去の研究のほとんどは、摂取量の自己報告による推測でした」とモツァファリアン博士。「この新たな世界的な集まりは、多くの異なる脂肪や脂肪酸の血液バイオマーカーがどのようにさまざまな健康転帰に関係するのかを理解するこれまでにない機会を提供しており、また多くのさらなる追加調査も進行中です」。


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