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2014-10-20

ソース(記事原文):ヒーリオ

デキサメタゾン溶出涙点プラグで炎症および疼痛が緩和

ヒーリオ(2014年10月20日) ― シカゴ ― 徐放性デキサメタゾン溶出涙点プラグは、白内障手術後における前房内細胞の消失および鎮痛効果において、プラセボ溶出涙点プラグよりも優れていることが、発表された。

米国眼科学会(American Academy of Ophthalmology)でトーマス・ウォルター(Thomas R. Walters)博士は「涙点プラグにおける徐放性デキサメタゾンは術後の炎症と疼痛を最小限に抑えると同時に、自分で点眼することの煩わしさから解放される」と述べている。

前向き多施設共同ランダム化第2相試験は、白内障手術を受けた計60人を対象とし、うち30人には徐放性デキサメタゾン溶出涙点プラグ(Ocular Therapeutix)を施行し、残る30人にはプラセボ溶出プラグを施行した。

主要評価項目は8日時点の前房細胞欠如と疼痛消失とし、副次的評価項目は治療後30日以内の複数時点における前房細胞の欠如と疼痛消失とした。

ウォルター氏によれば、デキサメタゾン溶出プラグは、前房内細胞の消失において、14日および30日時点でプラセボよりも統計学的に優れていた。

また、術後の抗炎症薬を投与された人数は、プラセボ患者の方が、デキサメタゾン溶出プラグ施行患者よりも有意に多かった。

同氏によると、平均疼痛スコアは、デキサメタゾン溶出プラグ群で0.6であったのに対し、プラセボ群では2であった。

デキサメタゾン溶出プラグは全ての時点で、疼痛消失においてプラセボよりも統計学的に優れていた、と同氏は述べている。

デキサメタゾン溶出プラグに関連した有害事象は報告されなかった。

さらに、同氏によると、長期的な眼圧の一時的上昇もいずれの群でも報告されなかった。

第3相試験は現在進行中である。

開示情報:ウォルター氏はOcular Therapeutix社から旅行の財政的支援を受けた。


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