モビカムDT(ピロキシカム)20mg 

350 円!! 炎症や痛みの原因となるプロスタグランジンの合成を阻害!関節リウマチ、変形性関節症などのつらい症状を緩和します!安定した薬の効果が長続きするのが特長!

Mobicam-DT (Piroxicam IP) - 20mg (10 Tablets)

■ 10錠

価格:350 円

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有効成分

ピロキシカム(Piroxicam)

 

製造国

インド

 

製造元

Cipla

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日1回1錠を食中または食後に経口服用します。
なお1日の服用量が20mgを超えないようにしてください。

 

商品詳細

モビカムDT 20mgは、主に関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群をはじめ、それに伴う症状の消炎、鎮痛のための薬です。

関節リウマチは、上半身の指、手首、腕などの比較的小さな関節から発症し、左右対称の関節に炎症が起こる疾病で、一般に微熱、倦怠感、食欲不振などの症状を伴います。原因はいまだに解明されていませんが、30代から50代の女性に多くみられ、本来自己を守るために備わっている免疫機能が何らかの異常によって自己自身を攻撃してしまう自己免疫疾患であると考えられています。
進行性のある膠原病であるため、病気が進行すると全身の関節炎へと広がります。

変形性関節症(OA)は、加齢、運動などによる長期の関節への負担のほかに過去の損傷や関節の形態異常などが原因で、骨と骨をつなぐ関節部分に問題が発生し、クッションの役目を果たす軟骨がすり減るために起こると考えられている疾患です。骨同士が直接ぶつかることで小さな骨折などが生じ、それを修復しようと働くことにより炎症が起き、さらに炎症を進行させる酵素が増えるために周辺の腱やじん帯にまで影響が及びます。
また壊れた軟骨の破片による関節痛や関節に水が溜まる関節水症のほか、病状の進行につれて骨を含んだ軟骨周辺の組織が変形するために、関節の変形や機能障害が起こります。

そのほか、筋肉や周囲の組織、腰椎などの骨、そして神経の問題で起こる腰の痛みである腰痛症、一般に四十肩、五十肩とも呼ばれ、肩や関節の老化により肩関節の周囲組織に炎症が起こる肩関節周囲炎、首から肩、腕などにかけて原因不明のこりや痛みが現われる頸肩腕症候群など、いずれも炎症による痛みを共通の症状としています。

痛みや炎症を引き起こす原因のひとつに、プロスタグランジンという物質があります。人間のほとんどの組織や器官、体液に存在して血管の収縮・拡張、胃液分泌の調節、腸管収縮、子宮筋収縮、血小板凝集などの生理活用作用をしている物質で、何らかの原因で組織に損傷が起きると細胞膜にあるリン脂質がアラキドン酸に変わり、これにシクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)という酵素が作用してつくられます。
また、このプロスタグランジンの発生と同時に、血管では痛みを起こさせるブラジキニンという物質がつくられますが、プロスタグランジンはブラジキニンの発痛作用をさらに増強させる働きもしています。

これらの物質を抑制し、消炎・鎮痛作用を発揮するのがモビカムDT 20mgです。
有効成分のピロキシカムは、主としてアラキドン酸代謝におけるシクロオキシゲナーゼの活性を阻害し、炎症、疼痛などに関与するプロスタグランジンの合成を阻害します。
またピロキシカムは作用時間が長く、炎症・解熱・鎮痛に対して平均した作用を持っているのが特長です。

ただし、長期的に使用した場合、胃潰瘍などの消化器障害や腎障害、肝機能障害が起こることがあるため、服用には注意が必要です。

 

他の商品との比較

血中半減期が長く、安定した鎮痛・抗炎症作用が持続します。

関節リウマチに対する忍容性に優れています。

ピロキシカムを有効成分とした薬には錠剤のほか、カプセル、座薬、軟膏などがあり、日本ではバキソ(大正富山医薬品、富山化学)、ピロキシカム(大洋薬品)、ドラフトン(日新製薬)、ベリーズ(祐徳薬品)、アルディン(田辺製薬、長生堂)、アンピローム(東和薬品)、パルパシン(東和薬品)、ピオパール(鶴原製薬)、フェルデン(ファイザー)、フルカム(ファイザー)の名前で発売されています。

海外では、Akten、Apo-Piroxicam、Artroxicam、Baxo、Bruxicam、Caliment、Erazon、Feldene、Flogobene,Geldene、Improntal、Larapam、Pipoxicam、Pirkam、Piroflex、Piroxicam、Reudene、Riacen、Roxicam、Roxiden、Sasulen、Solocalm、Zundenなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、モビカムDT 20mgを絶対に使用しないでください。
・リトナビルを使用中の人
・消化性潰瘍のある人: 消化性潰瘍を悪化させることがあります。
・重篤な血液の異常のある人: 血液の異常を悪化させることがあります。
・重篤な肝障害のある人: 肝障害を悪化させることがあります。
・重篤な腎障害のある人: プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量低下および水、ナトリウムの貯留が起こるため、腎障害を悪化させることがあります。
・重篤な心機能不全のある人: プロスタグランジンの合成阻害作用により、水、ナトリウムの貯留が起こるため、心機能障害を悪化させることがあります。
・重篤な高血圧症のある人: プロスタグランジンの合成阻害作用により、水、ナトリウムの貯留が起こるため、高血圧症を悪化させることがあります。
・妊娠末期の人
・モビカムDT 20mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人
・アスピリンぜんそく(非ステロイド性消炎鎮痛剤などによるぜんそく発作の誘発)またはその既往歴のある人: 重篤なぜんそく発作を誘発または再発させることがあります。

【慎重服用】
・非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期使用による消化性潰瘍のある人で、モビカムDT 20mgの長期使用が必要であり、かつミソプロストールによる治療を行なっている人: ミソプロストールは非ステロイド性消炎鎮痛剤により生じた消化性潰瘍を効能・効果としていますが、ミソプロストールによる治療に抵抗性を示す消化性潰瘍もあるので、モビカムDT 20mgを継続使用する場合には、充分経過を観察し、慎重に服用してください。
・照会性潰瘍の既往歴のある人: 消化性潰瘍を再発されることがあります。
・血液の異常またはその既往歴のある人: 血液の異常を悪化または再発させることがあります。
・出血傾向のある人: 血小板機能異常が起こることがあります。
・肝障害またはその既往歴のある人: 肝障害を悪化または再発させることがあります。
・腎障害またはその既往歴のある人: 腎障害を悪化または再発させることがあります。
・心機能障害のある人: 水、ナトリウムの貯留が起こる可能性があり、心機能障害を悪化させるおそれがあります。
・高血圧症のある人: 水、ナトリウムの貯留が起こる可能性があり、血圧を上昇させるおそれがあります。
・過敏症の既往歴のある人
・気管支ぜんそくのある人: ぜんそく発作を誘発させることがあります。
・潰瘍性大腸炎の人: 病態を悪化させることがあります。
・クローン病の人: 病態を悪化させることがあります。
・高齢者

【重要な基本的注意】
・高齢者は穿孔を伴う消化性潰瘍、胃腸出血などが現れやすいので副作用の発現に特に注意し、必要最小限の使用にとどめるなど慎重に使用してください。
・消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく、対症療法であることに注意してください。
・慢性疾患(関節リウマチ、変形性関節症など)に対しモビカムDT 20mgを使用する場合には、次の事項を考慮してください。
1.長期使用する場合には、定期的に臨床検査(尿検査、血液検査、肝機能検査および便潜血検査など)を行なってください。また異常が認められた場合には、減量、休薬などの適切な措置を講じてください。
2.薬物療法以外の療法も考慮してください。
・状態を充分に観察し、副作用の発現に留意してください。
・感染症を不顕性化するおそれがあるので、感染による炎症に対して使用する場合は適切な抗菌剤を併用し、観察を充分に行ない慎重に使用してください。
・ほかの消炎鎮痛剤との併用は避けることが望ましいとされています。
・小児に対する安全性は確立していないので、やむを得ず使用する場合には副作用の発現に特に注意し、必要最小限の使用にとどめるなど慎重に使用してください。

【効能または効果に関連する使用上の注意】
・腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群に対しモビカムDT 20mgを使用する場合には、慢性期のみに使用してください。
・モビカムDT 20mgは、ほかの非ステロイド性消炎鎮痛剤の効果効能が不充分と考えられる人のみ使用してください。

【用法および用量に関連する使用上の注意】
・モビカムDT 20mgは1日最大20mgまでの使用としてください。
・モビカムDT 20mgの使用に際しては、その必要性を明確に把握し、少なくとも使用後2週間目をめどに治療継続の再評価を行ない、漫然と使用続けることのないよう注意してください。

【その他の注意】
・非ステロイド性消炎鎮痛剤を長期間使用している女性において、一時的な不妊が認められたとの報告があります。

高齢者では副作用が現れやすいので、少量から服用を開始するなど、状態を観察しながら慎重に服用してください。

妊娠中の使用に関する安全性は確立していないので、妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用してください。

母乳中への移行が報告されているので、授乳中の人が服用する場合は授乳を中止してください。

低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とモビカムDT 20mgを絶対に併用しないでください。
・リトナビル(ノービア): ピロキシカムの血中濃度が大幅に上昇し、重篤な副作用を起こすおそれがあります。

以下の薬剤とモビカムDT 20mgを併用する場合、注意してください。
・クマリン系抗凝血剤(ワルファリンなど): クマリン系抗凝血剤(ワルファリンなど)の作用を増強したとの報告があるので、血液凝固能検査を行なうなど注意してください。
・選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI): ピロキシカムとの併用により出血傾向が増強するおそれがあります。
・アスピリン: 双方または一方の医薬品の副作用の発現頻度が増加したとの報告があります。
・非ステロイド性消炎鎮痛剤: ピロキシカムとの併用により、消化性潰瘍、胃腸出血の発現が高まるおそれがあります。
・リチウム製剤(炭酸リチウム): リチウムの血中濃度が上昇し、リチウム中毒を呈したとの報告があるため、血中リチウム濃度を測定するなど注意してください。
・メトトレキサート: ピロキシカムとの併用により、メトトレキサートの作用が増強するおそれがあります。併用する場合には観察を充分に行ない、慎重に服用してください。
・ジゴキシン、ジギトキシン: ピロキシカムとの併用により、これらの薬剤の作用が増強するおそれがあります。併用する場合には観察を充分に行ない慎重に服用してください。
・チアジド系利尿剤(ヒドロクロロチアジドなど): ほかの非ステロイド性消炎鎮痛剤とチアジド系利尿剤との併用により、チアジド系利尿剤の作用が減弱したとの報告があります。
・フロセミド: ピロキシカムとの併用により、フロセミドの作用が減弱したとの報告があります。
・カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトンなど): ピロキシカムとの併用により、降圧作用の減弱、腎機能障害のある人における重度の高カリウム血症が発現するおそれがあります。
・エプレレノン: ピロキシカムとの併用により、降圧作用の減弱、腎機能障害のある人における重度の高カリウム血症が発現するおそれがあります。
・ACE阻害剤、アンジオテンシンII受容体拮抗剤: ピロキシカムとの併用により、これらの薬剤の降圧作用が減弱するおそれがあります。
・コレスチラミン: ピロキシカムの排泄が促進され、血中濃度半減期が短縮したとの報告があります。
・副腎皮質ステロイド剤(プレドニゾロンなど): ピロキシカムとの併用により、消化性潰瘍、胃腸出血の発現が高まるおそれがあります。
・シクロスポリン、タクロリムス: ピロキシカムとの併用により、これらの薬剤の腎毒性が高まるおそれがあります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

モビカムDT 20mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
胃・腹部痛、胃・腹部不快感、胃のもたれ、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、軟便、口内炎、すい炎、便秘、舌炎、胃炎、腹部膨満感、貧血、顆粒球減少、血小板減少、紫斑、血小板機能低下(出血時間の延長)、白血球増加、赤血球減少、AST(GOT)上昇、ASL(GPT)上昇、Al-P上昇、LDH上昇、BUN上昇、たんぱく尿、発疹、そう痒、光線過敏症、湿疹、発赤、じんましん、眠気、めまい、頭痛、耳鳴、手足のしびれ、むくみ、腫脹、口渇、全身倦怠感、肩こり、発熱、動悸、ほてり

●極稀に起こる重篤な副作用
消化性潰瘍(穿孔を伴うことがある)・吐血・下血などの胃腸出血、ショック、アナフィラキシー様症状(じんましん、潮紅、血管浮腫、呼吸困難など)、中毒性表皮壊死融解症(TEN)、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、再生不良性貧血、骨髄機能抑制、急性腎不全、ネフローゼ症候群、AST(GOT)・ALT(GPT)の上昇などを伴う肝機能障害、黄だん

 

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