ラミタックス(ラメルテオン)8mg 

1320 円!! 眠気を引き起こすメラトニンに働きかけ、自然な睡眠をもたらす注目の睡眠導入薬!人間に備わっている機能を引き出すことによって安定した睡眠をもたらします!他の睡眠導入薬に見られる耐性や依存性、副作用が発生しにくく安全性が高い点も人気!

Ramitax (Ramelteon) - 8mg (10 Tablets)

■ 10錠

価格:1320 円

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有効成分

ラメルテオン(Ramelteon)

 

製造国

インド

 

製造元

Sun Pharmaceutical Ind.

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常、成人は1日1回8mgを就寝前に経口服用します。

 

商品詳細

ラミタックス8mgは不眠症における入眠困難を改善する、メラトニン受容体作動薬という新しいカテゴリーの不眠治療薬です。直接的な睡眠作用はありませんが、睡眠のリズムを取り戻すことで自然な眠りを誘うため副作用が少なく、また服用を中止した後の不眠症状の悪化や離脱症状はほとんどないとされています。

睡眠は、日常的に夜になると眠るという「体内時計機構」と、睡眠不足を是正しようとする「恒常性維持機構(ホメオスタシス)」との2つの機構でコントロールされています。快適な睡眠を得るためには、交感神経の緊張を解いて副交感神経を優位にするほか、脳内からのメラトニンの分泌、適度への体温の低下などの条件が必要ですが、このような状態になるためには体内の時計機構が正常に働いていることが必要です。しかし例えば、生活環境の変化、不安、ストレスなど、何らかの事情でこの機構が乱れると正常な睡眠に影響を与えて睡眠障害が生じる場合があり、さらに症状が慢性化することで、うつ病などのリスクが高くなることが認められています

メラトニンは別名「睡眠ホルモン」とも呼ばれ、自然な眠りを誘う働きをします。目覚めてから14-16時間ほど経過すると体内時計から指令が出て分泌され、その後は徐々に分泌量が増えるために深部体温が低下し、休息に適した状態に導かれ眠気を感じるようになります。 そして朝に光を浴びると体内時計がリセットされてメラトニンの分泌が止まり、活動状態になります。
メラトニンのこの作用は、受容体と結びつくことであらわれます。このメラトニン受容体には3種類あり、中でも神経発火を抑制したり、体温を低下させることなどにより睡眠を促すM1受容体や、体内時計を同調したり、概日リズム(サーカディアン・リズム)の位相を変動する働きを持つM2受容体は、催眠作用や睡眠リズムを調節する機能があるとされています。

不眠症治療は現在、ベンゾジアゼピン系薬をはじめとする催眠剤を用いた薬物療法が中心となっています。これはGABAという鎮静を誘導する脳内物質を介して睡眠を誘導する物質で、確実な催眠・鎮静効果や少ない副作用が期待できる反面で、抗不安作用、運動障害作用、筋弛緩作用、記憶障害なども有しているほか、長期的な使用による依存性や耐性なども問題となっています。そこで、新しく開発されたのがラミタックス8mgの有効成分であるラメルテオンです。

ラメルテオンはメラトニン受容体作用薬に分類される成分で、GABAとは無関係にラトニン受容体を刺激し、その作用を増強して眠りを促す新しいメカニズムの薬です。メラトニンの構造を元に、そのM1受容体とM2受容体には結合しても、ほかの脳内ホルモンの作用を増強させるように作用するM3には結合しないようにつくられており、その効果はM1受容体に対しては通常のメラトニンの4倍、またM2受容体には17倍作用することが報告されていますが、M3に対しては作用しません。

なお、ラミタックス8mgを含むメラトニン受容体作用型の睡眠薬は作用機構が異なるため、ほかの睡眠薬で起こることが多かった筋弛緩作用や記憶障害、持ち越し効果、リバウンドなどの副作用はほとんどないとされ、自然な睡眠を誘導します。またほかの睡眠薬や精神安定剤などと併用することも可能だとされているほか、時差ぼけの解消にも効果を発揮することが期待されています。

 

他の商品との比較

新しいメカニズムの不眠症における入眠困難の改善薬で、メラトニン受容体アゴニストです。

睡眠-覚醒リズムに働きかけ、鎮静作用や抗不安作用によらない睡眠をもたらします。

優れた睡眠導入効果が認められ、全睡眠時間の改善が認められています。

ラメルテオンを有効成分とした薬剤は、日本ではロゼレム(武田薬品)の名前で発売されています。

海外ではRozeremなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

【禁忌】
・ラミタックス8mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人
・高度な肝機能障害のある人: ラメルテオンは主に肝臓で代謝されるため、ラメルテオンの血中濃度が上昇し、作用が強くあらわれるおそれがあります。
・フルボキサミンマレイン酸塩を使用中の人

【慎重服用】
・軽度から中等度の肝機能障害のある人: ラメルテオンは主に肝臓で代謝されるため、ラメルテオンの血中濃度が上昇するおそれがあります。
・高齢者
・高度の睡眠時無呼吸症候群の人: 使用経験がなく、安全性が確立していません。
・脳に器質的障害のある人: 使用経験がなく安全性が確立していません。

【重要な基本的注意】
・ラミタックス8mgの影響が翌朝以降におよび、眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事しないように注意してください。
・ラミタックス8mgの使用にあたっては、生活習慣の改善を行なうと共に、使用開始2週間後をめどに入睡困難に対する有効性および安全性を評価し、有用性が認められない場合には使用中止を考慮し、漫然と服用しないでください。またその後も定期的にラミタックス8mgの有効性および安全性を評価した上で、服用継続の要否を検討してください。
・ラミタックス8mgの使用により、プロラクチン上昇があらわれることがあるので、月経異常、乳汁漏出または性欲減退などが認められた場合には服用を中止するなど適切な処置を行なってください。

【効能・効果に関連する使用上の注意】
・ベンゾジアゼピン系薬剤などほかの不眠症治療薬による前治療歴がある人におけるラミタックス8mgの有効性、ならびに精神疾患(統合失調症、うつ病など)の既往または合併のある人におけるラミタックス8mgの有効性および安全性は確立していないので、これらの人がラミタックス8mgを使用する場合には治療上の有益性と危険性を考慮し、必要性を充分に勘案した上で慎重に行なってください。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
・ラミタックス8mgの使用開始2週間後をめどに入眠困難に対する有効性および安全性を評価し、有用性が認められない場合には使用中止を考慮し、漫然と服用しないでください。
・ラミタックス8mgは就寝の直前に服用してください。また服用して就寝した後、睡眠途中において一時的に希少して仕事などをする可能性があるときには服用しないでください。
・ラミタックス8mgは食事と同時または食直後の服用は避けてください。: 食後服用では、空腹時服用に比べラメルテオンの血中濃度が低下することがあります。

【高齢者】
・血中濃度が上昇するおそれがあるため、状態を観察しながら慎重に服用してください。

【妊婦、産婦、授乳婦】
・妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。
・授乳中の人は服用を避け、やむを得ず服用する場合には授乳を中止してください。

【小児など】
・低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

【併用禁忌】
以下の薬剤とラミタックス8mgは絶対に併用しないでください。
・フルボキサミンマレイン酸塩(ルボックス、デプロメール): ラメルテオンの最高血中濃度、AUCが顕著に上昇するとの報告があり、併用によりラメルテオンの作用が強くあらわれるおそれがあります。

【併用注意】
以下の薬剤とラミタックス8mgを併用する場合、注意してください。
・CYP1A2阻害剤(キノロン系抗菌薬など): ラメルテオンの作用が強くあらわれる可能性があります。
・CyP3A4阻害剤(フルコナゾール(アゾール系抗真菌薬)など): ラメルテオンの作用が強くあらわれる可能性があります。
フルコナゾールとの併用によりラメルテオンの最高血中濃度、AUCが上昇したとの報告があります。
・CYP3A4(マクロライド系抗菌薬など、ケトコナゾール(アゾール系抗真菌薬)など): ラメルテオンの作用が強くあらわれる可能性があります。
ケトコナゾール(経口)との併用によりラメルテオンの最高血中濃度、AUCが上昇したとの報告があります。
・CYP誘導剤(リファンピシン(結核治療薬)など): ラメルテオンの作用が減弱する可能性があります。リファンピシンとの併用によりラメルテオンの最高血中濃度、AUCが低下したとの報告があります。
・アルコール(飲酒): 注意力・集中力・反射運動能力などの低下が増強することがあります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

ラミタックス8mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
めまい、頭痛、眠気、悪夢、発疹、便秘、悪心、プロラクチン上昇、倦怠感

●極稀に起こる重篤な副作用
アナフィラキシー(じんましん、血管浮腫など)

 

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