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2012-07-16
ソース（記事原文）：USAトゥデー
FDAがHIV感染を防ぐ最初の薬、ツルバダを承認
USAトゥデー（2012年7月16日）― ワシントン発 ― 米食品医薬品局は月曜日(2012年7月16日)、HIV感染症のリスクを軽減することが示された最初の薬を承認した。エイズの原因となるウイルスに対し、30年間戦いが続いているが、これは画期的な出来事である。
同局は、ギリアド サイエンシズ (Gilead Sciences)の錠剤であるツルバダ(Truvada)を、パートナーがHIV感染した人のような、性行為を介してHIVに感染するリスクが高い人々のための予防措置として承認した。
公衆衛生の擁護者らは、この承認によって、HIVの広がりを遅らせることができると言う。HIVの年間新規感染者数は、過去15年間変わらず約50,000人だった。
推定120万人のアメリカ人が、抗ウイルス薬で治療しない限りエイズ発症となるHIVに感染している。HIV感染者推定24万人が自分の感染を知らないままである。
ギリアド サイエンシズは、すでにウイルスに感染している患者の治療薬として、2004年からツルバダを販売している。この薬の費用は年間最大1万4千米ドルである。
しかし2010年に開始した研究は、その薬を予防措置として使用すると、実際に人々をHIV感染から防ぐことができることを示した。3年間の研究では、コンドームとカウンセリングを併用し毎日服用すれば、健康なゲイやバイセクシャルの男性の感染のリスクが42％減ることがわかった。
昨年、別の研究では、ツルバダは一方のパートナーがHIVに感染され他方が感染していない異性愛のカップルで、感染を75％減少させたことがわかった。
ツルバダはHIV管理目的で市販されているので、一部の医師はすでに予防措置として処方している。FDAの承認により、ギリアド?サイエンシズはツバルダを予防措置としても販売できるようになり、処方が劇的に増大する可能性がある。
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