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2015-06-01

ソース(記事原文):FoodBev.com

魚油脂肪酸が高齢者の筋肉量低下を減らす効果があることが研究で明らかに

【FoodBev.com】(2015年6月1日) ― ワシントン大学薬学部の調査によると、魚油由来のオメガ3多可価不飽和脂肪酸(PUFA)は高齢者の筋肉量を増やし、筋肉の機能を改善する可能性があるようだ。

60-85歳のグループを、ひとつは魚由来のオメガ3脂肪酸を6ヵ月間摂取、もう一方は摂取しないグループの2つに分け、その効果を比較した。摂取グループでは脂肪性の魚200-400gに相当するオメガ3エチルエステル1gを含有する錠剤を毎日4錠服用し、それぞれのグループの筋肉量と機能性の改善について調べた。

その結果、体重、体脂肪量や筋間脂肪量などには顕著な影響は見られなかった。しかしながら、オメガ3脂肪酸摂取グループでは大腿筋量、握力、筋力が増加し、また等運動性筋力の平均が上昇する傾向にあった。

2つのグループにおける筋肉量と筋力の違いは3.5%と6%に相当し、オメガ3脂肪酸を6ヵ月摂取することで、一般的な加齢に伴う筋肉量と機能の低下を2-3年遅らせることができることを示唆している。

これは、健康および栄養成分の供給会社であるDSMにとって喜ばしい調査結果となった。ワシントン大学薬学部の研究員であるベティーヌ・ミッテンドルファー博士は「海洋オメガ3脂肪酸を含む食事は、高齢者の筋肉に対して有意な同化作用や、さらに大切な機能増強効果があることをこの研究は示しているのです。現在のところ、高齢者にとっては実行するのが難しい定期的な運動を除いては、ビタミンD以外に筋肉減弱症の予防や治療に効果のある方法がないため、これは重要な進歩であり、直接的な臨床にも関連しているのです。さらにこの調査結果は、私たちが近い将来追求しようとしている筋肉量の調節分野にとって重要な、潜在的新細胞メカニズム発見への道を開いたのです」。

DSMの栄養、科学、弁護部門の上級副社長であるマンフレッド・エッガースドルファー博士はこう付け加えている:「加齢による筋肉量と筋肉機能の減退の予防に、オメガ3の摂取は安全で効果的な治療です。1週間に2回、サーモンやイワシなど油の多い魚を食べるだけで健康的な量のオメガ3を摂取できますが、多くの成人は食生活の変化から充分な量が摂れていないのが現状です。精製され、濃縮されたオメガ3EPA/DHAサプリメントを服用し、栄養豊かなご飯を食べることは、健康的で1日に必要な摂取量が確実に補える最適な方法です」。


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