アゾム(アズトレオナム)1gm 

2870 円!! 従来の抗生物質では効果があまり期待できなかった、緑膿菌などのグラム陰性菌に対してすぐれた効果!注射タイプなので体内への移行も良好!アザクタムのジェネリック!

Azom (Aztreonam) - 1gm (10 Vials)

■ 10バイアル

価格:2870 円

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有効成分

アズトレオナム(Aztreonam)

 

製造国

インド

 

製造元

Not Specific

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

1回の使用量が1g以上、または細菌性敗血症、局所実質性膿瘍(腹腔内膿瘍など)、腹膜炎、重篤な全身性または致命的な感染症の場合は、静脈注射が推奨されています。

・成人
尿路感染症: 1回500mgまたは1gを、8-12時間ごとに使用します。
中等度の全身性感染症: 1回1-2gを、8-12時間ごとに使用します。
重症または致命的な感染症: 1回2gを6-8時間ごとに使用します。
なお、1日の最大使用量は8gまでとします。
・小児
軽度-中等度の感染症: 1回30mg/kgを8時間ごとに使用します。
中等度-重篤な感染症: 1回30mg/3kgを6-8時間ごとに使用します。
なお、1日の最大使用量は120mg/kgまでとします。

【調整法】
・静脈内注射
必要量を6-10mlの日本薬局方注射用水、日本薬局方生理食塩液または日本薬局方ブドウ糖注射液で溶解します。
・点滴静注
糖液、電解質液またはアミノ酸製剤などの補液で溶解します(最終的に濃度が2%w/vを超えないこととします)。なお、点滴静注に際しては、注射用水を使用しないでください。(容液が低張になるため)。
・筋肉内注射
日本薬局方注射用水または日本薬局方生理食塩水液で溶解し、1g(力価)あたり3mlとします。

【溶液の安全性】
アゾム1gmは溶解後微黄色-淡黄色澄明であり、この容液は放置するとわずかに変色します。溶解後は速やかに使用してください。やむをえず保存する場合には、冷蔵庫保存では48時間以内、室内保存では24時間以内に使用してください。ただし総合アミノ酸補液に溶解して保存しないでください。

 

商品詳細

アゾム1gmは、細菌(バクテリア)が引き起こす感染症の治療に使用する注射タイプの抗生物質で、以下の菌種と症状に有効です。

・適応菌種
アゾム1gmに感性の淋菌、髄膜炎筋、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌
・適応症
敗血症、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、尿道炎、子宮頚管炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆のう炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮傍結合織炎、化膿性髄膜炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎

1928年に発見されたペニシリンは感染症治療に対する画期的な物質で、その後も数多くのペニシリン系やセフェム系といった抗生物質が開発されてきました。それでもいまだにβ-ラクタマーゼに対する安全性、グラム陰性菌、緑膿菌、セラチアなどへの抗菌力、難治性感染症に対する治療効果など多くの未解決の問題が残されており、現在でも引き続き研究開発が進められています。

アゾム1gmの有効成分であるアズトレオナムは、100万種以上の細菌産生物から発見された物質で、従来の二環系のペニシリン系やセフェム系とは異なり、細菌由来の単環系β-ラクタム抗生物質であることから、モノバクタム系に属します。
そもそもβ-ラクタム系の抗生物質は、その強い殺菌性とアレルギー症状を除けば比較的副作用が少ないなどの利点があるため、その開発が格段と進んでいますが、そのうちのひとつがモノバクタム系です。
モノバクタム系の抗生物質は、グラム陰性桿菌のみにしか抗菌力を持たないという特性があり、このグラム陰性菌に対しては大腸菌から緑膿菌までかなり強い抗菌力を示し、β-ラクタマーゼにも安定しているという特長を持っています。そのため腸内の常在細菌叢には影響がほとんどなく、組織内への移行も優れています。

アズトレオナムの強い殺菌作用は、ペニシリンたんぱく(PBP)のうち特にPBP3に高い結合親和性を有し、細胞壁ペプチドグリカンの生合成を阻害することによります。
細胞壁は、細菌が感染の際に宿主に粘着し、生体内に侵入する足がかりとなる構造物を備えているほか、5-20気圧とも言われる細胞内外の浸透圧差や外圧から内部構造を守る役割も果たしているため、細菌にとって大切な構造です。そのため、アズトレオナムの作用によって細胞壁が合成できなくなった細菌は、周囲の圧力に耐えかねて破壊し、死滅します。

さらにアズトレオナムの代謝産物は、ほかのβ-.ラクタム系抗生物質の代謝産物とは異なるために交叉過敏性を示す可能性が低く、β-ラクタム系による治療が必要なβ-ラクタム系抗生物質に対して重篤なアレルギーを持つ重症の好気性グラム陰性桿菌感染症(髄膜炎など)の人に特に有効です。

 

他の商品との比較

大腸菌から緑膿菌まで、グラム陰性菌に幅広い抗菌スペクトルを有しています。

強力な抗菌力を発揮し、その作用は殺菌的です。

胆汁、喀痰、子宮・子宮付属器、髄液など各種の体液、組織への移行が良好です。

グラム陰性菌による敗血症、呼吸器感染症、尿路感染症、胆道感染症、腹腔内感染症、婦人科領域感染症、化膿性髄膜炎、耳鼻科領域感染症などに有用性が認められています。

アズトレオナムを有効成分とする薬は、日本ではアザクタム(エーザイ)の名前で、また海外ではAzactam、Azenam、Aztreo、Corus 1020、Dynabiotic、Monobactam、Primbactam、Trezamなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、アゾム1gmを絶対に使用しないでください。
・アゾム1gmの成分によるショックの既往歴のある人

【慎重使用】
・ペニシリン系またはセフェム系薬剤に対し過敏症の既往歴のある人: 交叉アレルギー反応が起こるとの報告があります。

・本人または両親、兄弟に気管支喘息、発疹、じんましんなどのアレルギー症状を起こしやすい体質のいる人

・高度の腎障害のある人: 血中濃度が持続するので、使用量を減ずるか、使用間隔を開けてください。

・高齢者: 一般に腎臓機能が低下していることが多く、高齢者の体内動態試験で高い血中濃度が持続する傾向が認められています。また高齢者ではビタミンK欠乏による出血傾向が現われることがあります。

・経口摂取の不良な人、または非経口栄養の人、全身状態の悪い人: ビタミンK欠乏症が現われることがあるので、観察を充分に行なってください。

【重要な基本的注意】
・アゾム1gmによるショック、アナフィラキシー様症状の発生を確実に予知できる方法がないので、次の措置をとってください。
1.事前に既往歴や抗生物質などによるアレルギー歴などを充分に医師に伝えてください。
2.使用に際しては、必ずショックなどに対する救急処置のとれる準備をしておいてください。
3.使用開始から使用終了後まで、安静にし、充分な観察を行なってください。特に使用開始直後は注意深く観察してください。

・アゾム1gmの使用により、肝機能異常が現われることがあるので、必要に応じて肝機能検査を行なうことが望ましいとされています。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
・アゾム1gmの使用にあたっては、耐性菌の発現などを防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の使用にとどめてください。

【適用上の注意】
・使用時
1.静脈内注射時
静脈内大量使用により血管痛、静脈炎、灼熱感を起こすことがあるので、これを予防するために注射液の調整、注射部位、注射方法などについて充分注意し、その注射の速度はできるだけ遅くしてください。
2.筋肉注射時
筋肉内注射にあたっては、以下の点に注意してください。
A.筋肉内注射は、やむを得ない場合にのみ必要最小限に行なってください。なお、同一部位への反復注射は行なわないでください。
B.低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には筋肉内注射は行なわないでください。
C.神経走行部位は避けてください。
D.注射針を刺入したとき激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合には、直ちに針を抜き、部位を変えて注射してください。
E.注射部位に疼痛、硬結をみることがあります。

・調整方法
溶解後は速やかに使用してください。特に総合アミノ酸補液に溶解して使用する場合には、溶解後保存することにより力価が低下することがあるので、用時溶解して使用してください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用してください。

母乳中へ移行するため、アゾム1gmの使用中は授乳を避けてください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とアゾム1gmを併用する場合、注意してください。
・利尿剤(フロセミドなど): 腎障害が悪化した報告があります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

アゾム1gmを使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
静脈炎、静脈血栓症、下痢、吐き気、嘔吐、発疹、アナフィラキシー、血管性浮腫、気管支けいれん、汎血球減少、好中球減少、血小板減少、貧血、好酸球増多、白血球増加、血小板増加、けいれん性腹痛、偽膜性大腸炎、胃腸出血、中毒性表皮剥離症、紫斑、多形性紅斑、剥離性皮膚炎、そう痒、点状出血、発汗、低血圧、一時的な心電図(心室性二段脈およびPVC)の変化、顔面紅潮、喘鳴、呼吸困難、胸痛、肝臓炎、黄だん、発作、精神錯乱、めまい、知覚障害、不眠症、筋肉痛、耳鳴り、複視、口渇、味覚変化、舌のしびれ、鼻閉、口臭、膣カンジダ、膣炎、乳房の圧痛、虚弱、頭痛、発熱、不快感

極稀に起こる重篤な副作用
ショック、急性腎不全、大腸炎、中毒性表皮壊死症、溶血性貧血(類薬にて)

 

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