アトロベント・インヘラー (臭化イプラトロピウム) 20mcg (200回分)

2960 円!! 気管支喘息や慢性閉塞肺疾患の長期治療薬(コントローラー)!定期的に吸引することで気道の収縮を阻害する抗コリン薬!慢性気管支炎の症状緩和や喘息発作の予防に!

Atrovent Inhaler (Ipratropium Bromide) - 20mcg (200 Doses)

■ 1スプレー缶

価格:2960 円

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有効成分

臭化イプラトロピウム(Ipratropium bromide)

 

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製造国

ニュージーランド

 

製造元

--------------------- (---------------------)

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安です。
実際の使用は医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常、1回1-2噴射(20mcg-40mcg)を1日3-4回吸入してください。
症状により適宜増減します。

・アトロベント・インヘラー20mcgは吸入でのみ使用してください。

・散瞳作用があるため、眼に向けて噴射しないでください。

・アトロベント・インヘラー20mcgの容器を初めて使用する場合は2回、3日間以上使用しなかった場合は1回、容器の底を上にして予備噴射を行なってから吸入してください。

・吸入終了後は口内に残留している薬を取り除くために、できるだけうがいをしてください。

 

商品詳細

アトロベント・インヘラー20mcgは、連用することで気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫の気道閉塞障害に基づく呼吸困難などの諸症状を緩和する噴霧式吸入タイプの長期治療薬(コントローラ)です。

気管支喘息は、アレルギーなどが原因となって空気の通り道である気管支に炎症が起き、気道が狭くなることで呼吸がしにくくなる病気で、せき、呼吸困難、喘鳴(喉のゼイゼイ、ヒューヒューといった音)などの症状が繰り返しみられます。
この炎症の特徴は、気管支の粘膜がむくみ、白血球のひとつである好酸球、T細胞というリンパ球や肥満細胞が集まり、粘膜の細胞がはがれることです。
炎症が繰り返し起きると繊維物質が増え、気管支を収縮させる平滑筋が肥大します。
さらに痰の原因となる粘液を分泌する腺が増えることで気管支壁が厚くなり、気管支の内側が次第に狭くなっていきます。
この状態で痰が増えると、さらに気流が通りにくくなり、呼吸が困難になります。
かつては「発作的な病気」とみられていた気管支喘息ですが、以上のような発症機序が解明されてきた今では、「慢性的な気管支の病気」という概念に変わりつつあります。

慢性気管支炎と肺気腫を合わせて、慢性閉塞性肺疾患と呼びますが、日本人の死因の第10位でもあり、女性よりも男性の死亡者が3倍多いという統計があります。
さらに2020年頃には、全世界における死亡原因の第3位になると推測されているほど、現在では重要視されている疾患でもあります。

慢性気管支炎は、「持続性あるいは反復性の痰を伴うせきが少なくとも連続して過去2年以上、毎年3ヵ月以上続く」ことで、起床時にせきを伴った粘液性の痰が出るのが主症状です。
これに感染が加わると痰の量が増え、膿を含むこともあります。
さらに病状が進むと呼吸困難や息切れも起こります。
特に中年以降に慢性気管支炎の症状が現われることが多いようですが、ほかにも喫煙、大気汚染なども深く関わっていると言われています。

また肺気腫は、有害物質により肺の組織が破壊されることで機能低下を起こす病気です。
通常、肺は空気を取り込み、送り出す働きをしていますが、破壊された組織はその働きをしなくなるために取り込む酸素量が減り、また吐き出すこともうまくできなくなるために肺が膨らみ、横隔膜や心臓を圧迫して息苦しくなります。

 

気道平滑筋の運動は脳から発し、頸部、胸部、腹部に分布している副交感神経系の迷走神経によって調節されています。
気管支喘息や慢性気管支炎の原因となる気道の狭窄は迷走神経終末から放出された神経伝達物質のアセチルコリンが気管支平滑筋上に存在するムスカリン性アセチルコリン受容体に結合することによって引き起こされます。

アトロベント・インヘラー20mcgは有効成分を臭化イプラトロピウムとする抗コリン薬です。
臭化イプラトロピウムは気管支平滑筋上のムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断し、迷走神経終末から放出されたアセチルコリンが受容体へ結合することを阻害します。
この作用によって気管支平滑筋の収縮が抑制され、気道の拡張による呼吸困難を改善します。
気道拡張作用は即効性ではありませんが定期的に使用することによって気道の狭窄を阻害する作用をもたらします。

喘息治療管理ガイドラインでは、気管支喘息の治療に必要な薬剤を2種類に分けています。
長期管理薬(コントローラー)は気道の慢性炎症を予防・改善し、発作が起こらないようにコントロールするための薬で、発作治療薬(リリーバー)は、発作時に気道を拡張して速やかに発作を軽減させますが、根本的な喘息の治療にはなりません。
また使用しすぎると効果が現われにくくなり、コントローラーと比較して副作用が出やすいため、最小限の使用にとどめることがよいとされています。

 

他の商品との比較

副交感神経と気管支収縮との関係については古くから重用しされてきており、実際にアトロピンなどの副交感神経遮断薬(抗コリン剤)が喘息の治療に使われてきました。
しかし分泌抑制や散瞳作用などの好ましくない副作用を起こすことが多く、広くは普及していないようです。

アトロベント・インヘラー20mcgの主成分である臭化イプラトロピウムは、気管支にのみ働きかけるようにアトロピンを改良した物質で、アドレナリン性β受容体遮断薬のような交感神経刺激性の気管支拡張剤とは作用機序が全く異なるため心血管系への影響は弱く、慢性の気道閉塞性障害、特に慢性気管支炎、肺気腫に対する維持療法剤としての使用に適しているとの臨床試験結果が出ています。
また各種抗原によって誘発される気道狭窄を抑制する働きも持つため、予防効果も期待できるとされています。

臭化イプラトロピウムを成分としたほかの薬には、日本ではアトロベント・エロゾル(帝人ファーマ)があります。
また海外ではAerodose、Aerovent、Apo-Ipravent、Apovent、Atronase、Atrovent、Bitrop、Disne-Asmol、Ipvent、Kendral-Ipratropium、Narilet、Rhinotrop、Rhinovent、Rinatec、Rinoberen、Rinovagos、Vagosなどの名前で販売されています。

 

特別な注意

以下の場合、アトロベント・インヘラー20mcgを絶対に使用しないでください。
・アトロベント・インヘラー20mcgの成分またはアトロピン系薬剤に対して過敏症の既往歴のある人

・緑内障の人: 眼圧を上昇させるおそれがあります。

・前立腺肥大症の人: 排尿障害を起こすおそれがあります。

以下の場合、アトロベント・インヘラー20mcgを慎重に使用してください。
・上室性不整脈の人、またはその既往歴のある人: 上室性頻脈、心房細動などが発現することがあります。

一般に高齢者では生理機能が低下しているため、用量ならびに使用間隔に留意するなど注意してください。

妊娠中の使用に関する安全性は確立していないため、妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用してください。

 

他の薬との併用

ほかの薬との併用による弊害は、特に報告されていません。
しかし併用する場合は、事前に医師または薬剤師に相談してください。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

アトロベント・インヘラー20mcgを使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。
以下の症状や、他に気になる症状が発現し継続するような場合はただちに医師に相談して下さい。

主な副作用
頭痛、ふるえ、めまい、吐き気、嘔吐、腹痛、便秘、心拍数増加、心悸亢進、発疹、そう痒感、口内乾燥、口内炎、にがみ、舌のしびれ、舌のあれ、咽頭不快感、咽頭閉塞感、咽頭通、散瞳、眼圧上昇、急性閉塞隔角緑内障、眼痛、霧視、複視、尿閉、痰の切れの悪化、気道刺激症状、せき、胸痛 など

極稀に起こる重篤な副作用
アナフィラキシー様症状、上室性頻脈、心房細動

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。