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2012-07-17

ソース(記事原文):インターナショナル・ビジネス・タイムズ

アルツハイマー病治療薬がダウン症患者にわずかに記憶回復をもたらす:研究

インターナショナル・ビジネス・タイムズ(2012年7月17日)― 新しい研究によると、メマンチン(memantine)と呼ばれるアルツハイマー病治療薬は、ダウン症患者にも恩恵をもたらす可能性がある。

コロラド大学の研究者らは、成人初期および10代のダウン症患者38人を対象に小試験を実施した。16週間にわたり、患者の半数にメマンチンが投与され、半数にプラセボが投与された。

ナメンダ(Namenda)という商標名で販売されているメマンチンは、特定の脳細胞受容体と結合して作用し、高レベルで神経細胞を死滅させることが示されている神経伝達物質グルタミン酸の活性を阻害する。マウスを用いた以前の研究では、メマンチンはダウン症に関連付けられている記憶や学習の障害を改善できることが示されている。

臨床試験では、全面的な効果はみられなかった。メマンチンを服用した患者は、認知能力評価尺度の大半においてあまり改善がみられなかった。しかし、メマンチン服用患者に改善がみられた特定の分野が1つあった。自伝的イベントに関連した口頭でのエピソード記憶である。

研究者らが口頭でのエピソード記憶機能を測定する方法としてよく使うのは、患者に単語のリストを示した後、それらの単語を思い出してもらうものである。

「メマンチンを服用し、単語の長いリストを記憶していた人々には、プラセボを服用した人よりも有意に良好な結果がみられた」と、研究主任のアルベルト・コスタ(Alberto Costa)は火曜日にステートメントで述べた。「これは、我々がどのようにダウン症患者の生活の質を向上できるかを理解するための、長い探究の第一歩だ」

コスタは、より多人数の群を使ったフォローアップ試験を行いたいと考えている。彼はまた、幼い子供はダウン症にかかっていても脳がまだ急速な発達段階にあるので、そのような子供にメマンチンの効果があるかどうかを確認したいと考えている。

アルツハイマー病治療薬がダウン症患者に有効であると判明しても、驚くにはあたらない。この二つの症状はかなり類似しており、密接に関連している。コスタによると、全員ではないにしろほとんどの場合、ダウン症患者は最終的に30代半ばまでにアルツハイマー病を発症する。

「我々の研究は、特定の薬がダウン症患者の知的能力を高めることができるという重要かつ明るい兆しを示した」とコスタは述べた。「30年以上にわたり我々は、ダウン症の認知能力に影響を及ぼすことができなかった。今回はそれが可能かもしれない」


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