アンドロクール/アンドロキュア(酢酸シプロテロン)50mg(トルコ市場向け)

5500 円!! 男性ホルモンの分泌を強力に抑制する抗ホルモン剤!思春期早発症、男性ホルモンの過剰生産が原因のにきび、多毛症、男性型脱毛のほか、前立腺がんや性同一性障害の治療にも有効!
※他の商品とは別便で届くことがあります。

Androcur (Cyproteron Acetate) - 50mg (50 Tablets)

■ 50錠

価格:5500 円

X 【現在、在庫切れとなっています】


※この商品に関係するニュース記事へのリンクがページ最下部にあります。

 

有効成分

酢酸シプロテロン/サイプロトロン酢酸塩(Cyproterone acetate)

 

製造国

フランス(トルコ市場向け)

 

製造元

Bayer Turk Kimya Sanayi Ltd.

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常、1回1錠を朝・晩1日2回食後に経口服用します。
症状が改善したら、医師の指示に従い服用量を徐々に減量します。

 

商品詳細

アンドロクール/アンドロキュア50mgは、男性ホルモンであるテストステロンの生成を阻害する抗男性ホルモン剤です。女性では主に、男性ホルモンの影響による脱毛症、多毛症、ニキビや過剰な脂肪分泌腺の治療に、 男性では前立腺がんや性同一性障害の治療にも応用されます。

テストステロンは、主に精巣などの生殖器から分泌され、ひげや体毛の成長を促し、生殖器の発育にも大きな影響をもたらす男性ホルモンのひとつです。男性ホルモンという名前のとおり、主に男性が多く分泌する刺激ホルモンですが、女性の場合も卵巣や副腎などでテストステロンは合成されています。女性のテストステロンの分泌量は、男性の正常値範囲の10分の1から20分の1程度であることが確認されており、骨格や筋肉の発達をはじめ、性欲や性衝動などに関係していると考えられています。

その原料はコレステロールで、複数の酵素の働きにより複雑なプロセスを経て生合成されます。その後、細胞内の受容体と結びつくことで血流に乗って体内をめぐり、ここで初めてホルモンとしての活動を開始します。しかし、血中に分泌されたテストステロンは11-90分で約半分になり、大部分は肝臓で代謝され、残りは腎臓のろ過機能により一部が体内に再吸収された後に尿中に放出されます。また男性においては、少量がエストロゲン(女性ホルモン)に変わります。女性にも男性ホルモンが少なからずあるように、男性でもこのように少量ながら女性ホルモンが分泌されているのです。

アンドロクール50mgは、このホルモンの分泌を抑制することで、早期に思春期となる思春期早発症、女性における男性ホルモンの過剰生産が原因のざ瘡(にきび)や多毛症、男性型脱毛の治療に使用される抗ホルモン剤です。有効成分の酢酸シプロテロンは、アンドロゲン受容体においてアンドロゲン(男性ホルモン)を競合的に阻害し、強力な抗アンドロゲン作用を示すほか、下垂体からのゴナドトロピンの分泌を抑制します。
ゴナドトロピンは、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)の2種類があり、下垂体前葉から分泌されるたんぱく質ホルモンです。このうちFSHは精巣の精子形成組織もしくは卵胞の顆粒層細胞を刺激する働きを、またLHは精巣あるいは卵巣を刺激してテストステロン(間接的にエストラジオール)を産生させる働きをそれぞれ持っています。

ホルモンは、肉体の成長や筋肉や皮膚細胞の構成にも重要な役割を果たしていますが、精神的面においても影響を与えることが確認されています。そのひとつとして性欲の促進効果があり、男性においては、不妊治療などで積極性の向上を促進する目的においてもテストステロンを使用することがあります。そのほか、加齢に伴って分泌量が減少することによって、うつ病などの疾患に関連する可能性があることも近年では確認されてきています。

 

他の商品との比較

強力な抗アンドロゲン作用を有します。

下垂体ゴナドトロピンの分泌を抑制します。

骨成熟を抑制し、骨成長期を延長させます。

酢酸シプロテロンを有効成分とした薬剤は日本では発売されていませんが、海外ではCyprostat、Dianette、Diane、Ginette、Siteroneなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、アンドロクール50mgを絶対に服用しないでください。
・肝疾患のある人: 症状が悪化するおそれがあります。
・消耗性疾患のある人: 症状が悪化するおそれがあります。
・重篤なうつ病の人: 症状が悪化するおそれがあります。
・血栓症もしくは血栓塞栓症の人または既往歴のある人: 症状の悪化または再発のおそれがあります。
・鎌状赤血球貧血の人: 血栓症または肝障害を起こすことがあります。

【警告】
・アンドロクール50mgの長期大量服用をした人で肝細胞がんが現れたとの報告があります。したがって、ほかの薬剤の効果が不充分で治療上アンドロクール50mgの服用が不可欠な場合にのみ服用し、効果が認められない場合は漫然と使用を継続しないでください。
・服用中および服用後も定期的に超音波検査、α-フェトプロテイン検査などを行なうなど、状態を充分に観察してください。以上が認められた場合には直ちに服用を中止し、適切な処置を行なってください。

【慎重服用】
・肝臓疾患のある人: アンドロクール50mgの服用により一部の人で症状の悪化または死に至るケースが報告されています。服用前および服用中、また必要に応じて服用後に定期的に肝機能検査を行なってください。
・アンドロクール50mgを含む類薬の服用が、ごくまれに良性肝腫瘍の発現や命にかかわる腹部出血を伴う肝臓がん(悪性肺腫瘍)を引き起こすことがあります。服用中に胃部の不快感や痛みを感じた場合は、ただちに医師の診断を受けてください。
・血栓、心臓まひ、脳卒中、がん、赤血球異常、血液循環に影響をおよぼす重篤な糖尿病の人: アンドロクール50mgの服用により血栓のリスクが増加するおそれがあります。
・糖尿病の人: アンドロクール50mgは血糖値に影響を与えるおそれがあるので、定期的に血糖値を検査してください。

【重要な基本的注意】
・赤血球像に影響をおよぼすことがあるので、服用中は定期的に血液検査を行なってください。
・高用量で治療を行なうと副腎皮質機能が低下することがあるので、定期的に副腎皮質機能検査を行なうとともに、手術などの特別なストレスがある場合は、適切な代償療法を行なってください。
・アンドロクール50mgを服用中は、定期的に肝機能検査を行なってください。また糖尿病の人は、糖代謝機能の検査を定期的に行なってください。
・アンドロクール50mgを長期大量服用した人で肝細胞がんが現れたとの報告があるので、服用中および服用後も定期的に超音波検査、α-フェトプロテイン検査などを行なってください。
・高用量(1日300mg)服用した人で、息切れが起こったとの報告があります。

【その他の注意】
・黄体ホルモン剤の使用と先天異常児出産との因果関係はいまだ確立されていませんが、心臓・四肢などの先天異常児を出産した母親では、対照群に比して妊娠初期に黄体または黄体・卵胞ホルモン剤を使用していた率に有意差があるとする疫学調査の結果が報告されています。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とアンドロクール50mgを併用する場合、注意してください。
・糖尿病治療薬(グリタゾンなど)
・結核治療薬(リファンピシンなど)
・てんかん治療薬(フェニトインなど)
・セント・ジョーンズ・ワート(セイヨウオトギリソウ)含有製品
・抗真菌薬(ケトコナゾール、イトラコナゾール、クロトリマゾールなど)
・抗HIV薬(リトナビルなど)
・コレステロール低下薬(スタチンなど)

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

アンドロクールを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
発疹、悪心、嘔吐、腹痛、女性型乳房、乳房緊満感、乳房痛、副腎皮質機能低下、抑うつ、頭痛、眠気、体重増加、疲労感、倦怠感、生殖能抑制

●極稀に起こる重篤な副作用
肝細胞がん

 

この商品に関係するニュース・記事

2015-05-27
新世代避妊ピルと高い血栓リスクの関係性が確認される(【BMJ】より) -本日のBMJに掲載された研究で、新世代の経口ピルと重篤な血栓(静脈血栓塞栓症/VTE)との関連性を決定づける新しい証拠を発表している。この研究結果は、新世代の黄体ホルモン(ドロスピレノン、デソ.... 続きを読む

2015-05-05
緑茶エキスと運動がマウスのアルツハイマーの進行を妨げる(【アルツハイマー・ジャーナル】より) -緑茶に含まれているEGCG(没食子酸エピガロカテキン)の総合的な研究が、人間におけるアルツハイマーの治療に繋がるかもしれない。 続きを読む

2013-11-04
マックマスター大学の研究者らが糖尿病治療薬の秘密を解明(マックマスター大学より) - 2型糖尿病のコントロールにメトホルミンという薬剤を服用している患者は、世界で約1億2千万人おり、カナダだけでも200万人いる。メトホルミンから効果を得るにはインスリンと相互作用させることが必要であり、メト.... 続きを読む

2013-04-30
新しい乳がん治療薬の有効性は歓迎、価格は歓迎されず(メッドスケープより) - メッドスケープ・メディカル・ニュース(Medscape Medical News)が入手した専門家からのコメントによると、アメリカの臨床医らは、HER2陽性転移性乳がん患者のための治療選択肢に、新たに認可されたアドゥ‐トラスツズマブエムタンシン.... 続きを読む

2013-04-10
FDAが後期乳癌の新薬を承認(FDAより) - 速報:米国食品医薬品局(FDA)は、HER2陽性の後期(遠隔転移のある)乳癌患者に対する新薬「カドサイラ(Kadcyla)」(ado-trastuzumab emtansine)を本日認可した。HER2とは正常な細胞成長に関与するタンパク質である。一部の乳癌をはじめとして、いくつかの種類.... 続きを読む

2013-04-10
新しい乳がん治療薬が進行症例に有効(NBCニュースより) - 米国食品医薬品局(FDA)は金曜日、最も難治性のタイプの乳がん患者女性に効果を出しうる新しい「スマート爆弾」薬を承認した。この新薬は、治療にもかかわらず腫瘍が広がったHER2陽性乳がんと呼ばれるタイプの乳がん女性.... 続きを読む

2013-04-07
乳癌の新薬に延命効果(フォックス・ニュースより) - リサ・カナル(Lisa Canale)さん(50歳)は、15年間にわたり乳癌と闘い、癌と共に生きる日々を送って来たが、調子は良好だという。米国食品医薬品局(FDA)によって2月に認可されたカドサイラ(Kadcyla)という新薬が彼女の良好な状態に一部寄与.... 続きを読む

2013-02-27
癌治療の画期的な新薬(ノースウェストオハイオより) - メアリークリス・スケルドン(Mary Chris Skeldon)さんは16年以上前に乳癌のステージ(病期)4と診断された。「当初は乳房切除術を受ける予定だったが、既に骨に転移していたことが分かり、手術は行われなかった」と当時を振り返る。.... 続きを読む


続きを読む


**注意!**

当店で扱っている商品のほとんどは、日本国内では医師の処方が必要な要指示薬です。当サイトに記載されている説明はお客様の便宜のために記しているものであり、内容を保障するものではありません。当商品をお買い上げいただきご使用になった場合に生じるいかなる問題にも当店は責任を負いかねます。
医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。