イモディウム/イモジウム/イモディアム (塩酸ロペラミド) 2mg

210 円!! 腸のぜん動を抑え、腸管における水分吸収を促進!急性、慢性を問わず、幅広い種類の下痢に対応する強力な下痢止め!脳中枢に影響を与えないので、長期服用も安心!

Imodium (Loperamide Hydrochloride) - 2mg (4 Capsules)

■ 4カプセル

価格:210 円

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有効成分

塩酸ロペラミド(Loperamide Hydrochloride)

 

製造国

インド

 

製造元

Johnson & Johnson Ltd.

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

【急性下痢】
成人は最初に2カプセルを経口服用します。軟便になったら1カプセルを服用します。
通常の服用量は1日3-4カプセルですが、1日に8カプセルを超えないようにしてください。

【過敏性腸症候群】
成人は最初に2カプセルを経口服用します。
通常、成人は症状に応じて1日2-4カプセルを分割経口服用します。
1日に8カプセルを超えないようにしてください。

 

商品詳細

イモディウム/イモジウム/イモディアム2mgは、強い効果を持つ下痢止めです。

一般的に、成人の1日の便の量は約150グラムで、そのうち便中の水分量は約100-150mlに濃縮されており、下痢では1日の便中の水分量が200mlまたは1日の便重量が200g以上という定義があります。
また正常な便の水分は70-80%ですが、80-90%を超えると下痢になり、90%以上の場合は水様便になります。

そのもっとも一般的な原因は、便の通過速度が速いことです。
便が通常の硬さになるためには、ある程度の時間大腸にとどまり、水分が吸収される必要があります。
しかしこの過程で問題があると、便は大量の水を含んだままの状態となるために水様性の便として排泄されます。

また大腸で水分が分泌されるために便に過剰な水分が含まれて下痢になることもあります。
最近ではストレスなどの原因による自律神経の乱れで下痢になる過敏性腸症候群も多いと言われています。

そのほかの下痢の原因としては、血液中に吸収されない物質が腸内に残ることによって便中に過剰な水分が残留したり、腸内細菌の過剰増殖が原因で起こる浸透圧性下痢、消化液の分泌が異常に多くなることで起きる分泌性下痢、腸粘膜の障害による腸管壁の透過性の亢進や吸収の障害により生じる滲出性下痢をはじめ、腸管運動の異常や能動イオン輸送が原因で起こる下痢などがありますが、通常はこれらの原因がいくつか重なって生じることが多いようです。

下痢になると脱水症が起こり、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、塩化物などの電解質が血液中から失われることで血圧が低下し、失神、不整脈(心臓のリズムの乱れ)やそのほかの重症な障害を起こすことがあります。小さい子供や高齢者、衰弱している人、下痢が重症の人で特にリスクが高くなります。

食べ過ぎや飲み過ぎ、体が冷えることによって起こる下痢や、ストレスからくる一過性の下痢はそれほど心配はいらないと言われていますが、腹痛や嘔吐を伴ったり、下痢症状が3週間以上も続く慢性下痢、血を含む下痢などは、体の器官などの異常が考えられるために注意が必要です。

下痢止めの薬は従来、収斂剤、吸着剤、副交感神経遮断剤、腸内殺菌剤、整腸剤などの薬剤が使用されてきましたが、効果や副作用の点で限界がありました。
また、アヘン、モルヒネ、コダインなどの作用の強い下痢止めは、特に長期間使用した場合、中枢作用に由来する依存性を生ずる可能性もあるため、効果的な作用を持ち、なおかつ中枢に影響を与えない下痢止めの開発が待たれていました。

この問題を解決した新しい成分がイモディウム/イモジウム/イモディアム2mgの有効成分である塩酸ロペラミドです。
塩酸ロペラミドはモルヒネ、コデイン、ジフェノキシレートよりも強力かつ持続的な止瀉作用を示す一方、これらの薬剤とは異なり、非毒性用量では中枢作用を示さないという特長を持っています。

その作用機序は、腸管に直接作用してぜん動を起こさないようにし、腸内容物の移動を抑制することで滞留時間を延ばします。
さらに腸粘膜にも直接作用して水分や電解質の吸収を促進すると同時に分泌を抑制し、プロスタグランジンの放出を抑えることで水分吸収作用を示します。
イモディウム/イモジウム/イモディアム2mgはこの両面から、強力な下痢止め作用を発揮すると考えられています。

 

他の商品との比較

塩酸ロペラミドの下痢止め作用はモルヒネあるいはコデインより強く、持続時間も長いとされています。さらに中枢作用を認めないという特長を持つため、副作用の少ない製剤として種々の下痢症に使用されています。

塩酸ロペラミドは腸管神経に作用して胃腸管の収縮を増強、肛門側のぜん動の抑制をするほか、腸内容物の移送を遅らせ、さらに肛門括約筋の緊張も増強させます。

塩酸ロペラミドを有効成分とする薬は、日本ではカグダリン(寿製薬)、ロペラミド(大洋薬品、エルメッドエーザイ)、ロンバニン(日本ジェネリック)、タイベミン(田辺製薬)、ロスポリア(日医工ファーマ)、ロペナカプセル(マイラン製薬)、ロペミック(小林化工)、ロペカルド(ポーラファルマ)、クラレット(日医工)、ベルテッサ(日本薬品)、ミロピン(沢井製薬)、ロペジャスト(鶴原製薬)、ロペミン(ヤンセンファーマ)、ロペラニール(大洋薬品)、ロペラン(扶桑薬品)の名前で販売されています。
また海外ではApo-Loperamide、Diarr-Eze、Ioperamide、Kaopectate II、Loperacap、Loperamida、Loperamide HCL、Loperamidum、Maalox Anti-Diarrheal、Nu-Loperamide、PMS-Loperamide、Pepto Diarrhea Control、Rho-Loperamideなどの名前で販売されています。

 

特別な注意

以下の場合、イモディウム/イモジウム/イモディアム2mgを絶対に服用しないでください。

・出血性大腸炎の人: 腸管出血性大腸菌(O157など)や赤痢菌などの重篤な細菌性下痢の人では、症状の悪化、治療期間の延長をきたすおそれがあります。

・抗生物質の服用に伴う偽膜性大腸炎の人: 症状の悪化、治療期間の延長をきたすことがあります。

・低出生体重児、新生児および6ヵ月未満の乳児: 外国で過量服用により呼吸抑制、全身性けいれん、昏睡などの重篤な副作用の報告があります。

・イモディウム/イモジウム/イモディアム2mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人

以下の場合、イモディウム/イモジウム/イモディアム2mgを服用しないことを原則としますが、特に必要とする場合には慎重に服用してください。

・細菌性下痢の人: 治療期間の延長をきたすおそれがあります。

・潰瘍性大腸炎の人: 中毒性巨大結腸を起こすおそれがあります。

・6ヵ月以上2歳未満の乳幼児: 外国で、乳幼児(特に2歳未満)が過量服用した場合、中枢神経障害、呼吸抑制、腸管壊死にいたるまひ性イレウスを起こしたとの報告があります。

以下の場合、イモディウム/イモジウム/イモディアム2mgを慎重に服用してください。

・重篤な肝障害のある人: イモディウム/イモジウム/イモディアム2mgの代謝および排泄が遅延するおそれがあります。

【重篤な基本的注意】
・止瀉剤による治療は下痢の対症療法であるので、脱水症状がみられる場合、輸液など適切な水、電解質の補給に留意してください。

・イモディウム/イモジウム/イモディアム2mgの薬理作用上、便秘が発現することがあるので、用量に留意し、便秘が発現した場合は服用を中止してください。また特に便秘を避けなければならない肛門疾患などの人は注意して服用してください。

・眠気、めまいが起こることがあるので、イモディウム/イモジウム/イモディアム2mg服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事しないよう注意してください。

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、用量に留意するなど注意して服用してください。

妊娠中の服用に関する安全性は確立していないため、妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。

母乳中に成分が移行することが報告されているため、授乳中の人はイモディウム/イモジウム/イモディアム2mgの服用中は授乳を避けてください。

小児などに対する安全性は確立していません。

動物実験において、大量服用で薬物依存性が認められているので、観察を充分に行ない、用量および使用期間に注意してください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とイモディウム/イモジウム/イモディアム2mgを併用する場合、充分に注意してください。

・ケイ酸アルミニウム、タンニン酸アルブミン: イモディウム/イモジウム/イモディアム2mgの効果が減弱するおそれがあるので、服用間隔を空けるなど注意してください。

・リトナビル、キニジン: イモディウム/イモジウム/イモディアム2mgが上昇することがあります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

イモディウム/イモジウム/イモディアム2mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
発疹、じんましん、そう痒感、血管浮腫、頭痛、傾眠傾向、鎮静、筋緊張低下、散瞳、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、腹部膨満、腹部不快感、悪心、腹痛、嘔吐、食欲不振、消化不良、口内不快感、味覚の変調、尿閉、口渇、眠気、めまい、発汗、倦怠感、疲労、体温低下、発熱

極稀に起こる重篤な副作用
イレウス、巨大結腸、ショック、アナフィラキシー様症状、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)

 

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なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。