ジチド (ベンズチアジド/トリアムテレン) 25mg/50mg

300 円!! 優れた利尿効果を持つ反面でカリウム排泄というチアジド系利尿薬が持つ欠点を、カリウム保持性利尿薬がカバー! 2つの成分の相乗効果で、むくみや高血圧を画期的に改善!

Ditide (Benzthiazide/Triamterene IP) - 25mg/50mg (10 Tablets)

■ 10錠

価格:300 円

X 【現在、在庫切れとなっています】


※この商品に関係するニュース記事へのリンクがページ最下部にあります。

 

有効成分

ベンズチアジド/ベンズチアザイド(Benzthiazide)

トリアムテレン(Triamterene)

 

製造国

インド

 

製造元

--------------------- (---------------------)

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日2回、朝食後2錠、昼食後1錠を経口服用します。
維持療法の場合は、1日おきに1回1-2錠を朝食後または昼食後に経口服用します。

 

商品詳細

ジチドは、ベンズチアジド(ベンズチアザイド)およびトリアムテレンの2つの薬剤の作用で、画期的に心臓病、肝硬変、ネフローゼ症候群やコルチコステロイド療法に伴うむくみをコントロールするカリウム保持性利尿薬で、高血圧の治療にも使用されます。

むくみは血液中の水分が血管の外に出て、体内の細胞と細胞の間に溜まることで起こるため、その治療には体内の水分を排泄する作用を持つ利尿剤が主に使われます。
利尿剤はその作用や機序によりいくつかに分類されますが、ジチドはチアジド(サイアザイド)系利尿薬に属します。
チアジド系利尿薬は、その安定した効果と絶対的禁忌が少ないことから、古くから心臓病などが原因で起こるむくみや高血圧を改善するために使用されている薬です。
トリクロルメチアジド、ヒドロクロロチアジド、ベンチルヒドロクロロチアジドなどの成分があり、遠位尿細管において、ナトリウムや塩素の再吸収を抑制することで体内の水分を吸収し、尿量が増加することで利尿効果を現わします。
そのうちほとんどの薬は長期間にわたって服用されますが、代謝面での副作用としてカリウムの排泄促進、電解質異常によって引き起こされる低カリウム血症が問題となっています。
低カリウム血症は、軽度の場合は若干の血圧上昇や不整脈以外にほとんど症状はありませんが、中程度になると筋力低下、筋肉痛、けいれん、便秘などがみられ、重症になるとまひ、自律神経失調症、強度の筋肉けいれんなどが起こり、さらに症状が進むと横紋筋融解症に進行することもあります。
低カリウム血症はカリウム補給治療を施すことによって予防できますが、結果的に多種類の薬を一度に服用しなくてはならないという問題があります。

ジチドはトリアムテレンとベンズチアジドの合剤で、その臨床用途が最近発表されました。
ベンズチアジドはチアジドの誘導体で、ヒドロクロロチアジドと類似した作用を示します。すなわち、腎臓の尿細管に作用して体内のナトリウムと水分の排泄を促進し、尿量を増やすことで降圧効果を発揮します。
一方トリアムテレンはプテリジンの誘導体で、効果的な利尿作用とナトリウム排泄作用を示すにも関わらず、カリウム量を減少させないという特長を持っています。
腎臓尿細管末梢部に作用し、近位細尿管に作用するチアジド誘導体の動きを増強し、同時にカリウムの減少を阻止します。
そのため、チアジド系利尿薬服用で起こりがちな低カリウム血症のリスクを抑えることができるのです。

トリアムテレンとチアジド利尿薬の合剤は、特にカリウム補給治療を行なっていない長期間のむくみの治療をしている人に適していると考えられており、実際にトリアムテレン単剤による治療よりも優れた効果を発揮しているとの調査報告もあります。
またチアジド系利尿薬は、その利尿作用による血液循環量や細胞外液量の減少、長期的には末梢血管抵抗を改善することによって降圧作用をもたらすとされているため、高血圧の治療薬として使われることもあります。

 

他の商品との比較

ジチドは安定した利尿効果を持つチアジド系利尿薬のベンズチアジド(ベンズチアザイド)と、優れた利尿作用とナトリウム排泄作用を持つカリウム保持性利尿剤であるトリアムテレンを配合した、画期的なむくみの治療薬です。

ベンズチアジド(ベンズチアザイド)およびトリアムテレンの合剤は日本では発売されていませんが、海外ではDytideなどの名前で販売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ジチドを絶対に服用しないでください。

・高カリウム血症、進行性腎不全、増悪な肝機能障害、高カルシウム血症、糖尿病性ケトアシドーシス、アディソン病のいずれかの症状を持つ人

・ジチドの成分に対して過敏症の既往歴のある人

・カリウム補強剤またはACE阻害薬などのカリウム保持性利尿薬を服用している人

以下の場合、充分に注意してジチドを服用してください。

・肝臓または腎臓が不全の人、痛風にかかりやすい人は、尿酸値が上昇する可能性があります。

・低血圧薬を服用している人では、相加効果が現われるおそれがあります。

・糖尿病の人では、チアジド(サイアザイド)が高血糖症および糖尿を引き起こす可能性があります。

・高カリウム血症リスクの高まりによる糖尿病性ネフロパシーの人

血中尿素、血中カリウム値、電解質を定期的に検査してください。特に腎機能障害や非ステロイド性抗炎症薬を使用した併用療法を受けている高齢者は特に大切です。

トリアムテレンとチアジドリチウムの排泄を減少させ、中毒を引き起こすおそれがあります。

ごくまれにトリアムテレンとヒドロクロロチアジドが関係して全身性エリテマトーデス(SLE)が起こることが報告されています。

すい炎が悪化することがあります。

葉酸拮抗薬とトリアムテレンの組み合わせは、葉酸欠乏症進行の理論的リスクが高まるため、妊産婦および肝硬変の人に対しては適していません。

尿が青色蛍色になることがあります。

トリアムテレンの服用による治療を継続することで、光線過敏症になる可能性が高まることが報告されています。

妊婦の人はジチドを絶対に服用しないでください。

授乳中の人は、絶対に服用しないでください。服用する場合は授乳を中止してください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とジチドを併用する場合、充分に注意してください。

・ツボクラリン: ツボクラリンの反応を増強させます。

・コレスチラミン/コレスチポール: ジチドの吸収が減少します。

・インスリン: インスリンの低血糖降下を阻害します。

・NSAID’s(非ステロイド性抗炎症薬): 腎臓毒性のリスクおよび利尿効果の拮抗作用を高めます。

・三環系抗うつ薬: 起立性低血圧のリスクを高めます。

・アロプリノール: 過敏性のリスクを高めます。

・α(アルファ)遮断薬: ジチドの起立性低血圧降下を増強します。

・インドメタシン: 腎不全のリスクを高めます。

・リチウム: リチウム毒性を高めます。

・ドロスピレノン: 高カリウム血症のリスクを高めるおそれがあります。

・メトフラン、レパグリニド(リパグリニド)、スルホニル尿素、トログリタゾン: 糖血糖効果が減少します。

ジチドの低血圧効果を増強させます。

・ジピリダモール

・アルプロスタジル

・モキシシリト

・チザニジン

・β(ベータ)遮断点眼薬

・MAOI’s(モノアミン酸化酵素阻害薬)

高カルシウム血症のリスクが増加します。

・非経口カルシウム

・経口カルシウム塩

高カリウム血症のリスクが増加します。

・ACE阻害剤

・チアジド(サイアザイド)を含むACE阻害剤

・アンジオテンシン阻害薬

・シクロスポリン

・カリウム塩

・タクロリムス

・トリロスタン

・インドメタシン

低ナトリウム血症のリスクを増強します。

・クロルプロパミド

・アミノグルテチミド

・カルバマゼピン

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。

次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ジチドを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
吐き気、嘔吐、下痢、筋けいれん、衰弱、めまい、頭痛、口渇、のどの渇き、血圧低下、発疹、アナフィラキシー、血清電解質変化、代謝性アシドーシス、高血糖、尿酸値上昇、電解質不均衡、糸球体ろ過率低下、一時的な血中尿素・クレアチニン値増加、黄だん、すい炎、無顆粒球症、血小板減少症、白血球減少

 

この商品に関係するニュース・記事

2015-05-05
緑茶エキスと運動がマウスのアルツハイマーの進行を妨げる(【アルツハイマー・ジャーナル】より) -緑茶に含まれているEGCG(没食子酸エピガロカテキン)の総合的な研究が、人間におけるアルツハイマーの治療に繋がるかもしれない。 続きを読む

2013-11-04
マックマスター大学の研究者らが糖尿病治療薬の秘密を解明(マックマスター大学より) - 2型糖尿病のコントロールにメトホルミンという薬剤を服用している患者は、世界で約1億2千万人おり、カナダだけでも200万人いる。メトホルミンから効果を得るにはインスリンと相互作用させることが必要であり、メト.... 続きを読む

2013-04-30
新しい乳がん治療薬の有効性は歓迎、価格は歓迎されず(メッドスケープより) - メッドスケープ・メディカル・ニュース(Medscape Medical News)が入手した専門家からのコメントによると、アメリカの臨床医らは、HER2陽性転移性乳がん患者のための治療選択肢に、新たに認可されたアドゥ‐トラスツズマブエムタンシン.... 続きを読む

2013-04-10
FDAが後期乳癌の新薬を承認(FDAより) - 速報:米国食品医薬品局(FDA)は、HER2陽性の後期(遠隔転移のある)乳癌患者に対する新薬「カドサイラ(Kadcyla)」(ado-trastuzumab emtansine)を本日認可した。HER2とは正常な細胞成長に関与するタンパク質である。一部の乳癌をはじめとして、いくつかの種類.... 続きを読む

2013-04-10
新しい乳がん治療薬が進行症例に有効(NBCニュースより) - 米国食品医薬品局(FDA)は金曜日、最も難治性のタイプの乳がん患者女性に効果を出しうる新しい「スマート爆弾」薬を承認した。この新薬は、治療にもかかわらず腫瘍が広がったHER2陽性乳がんと呼ばれるタイプの乳がん女性.... 続きを読む

2013-04-07
乳癌の新薬に延命効果(フォックス・ニュースより) - リサ・カナル(Lisa Canale)さん(50歳)は、15年間にわたり乳癌と闘い、癌と共に生きる日々を送って来たが、調子は良好だという。米国食品医薬品局(FDA)によって2月に認可されたカドサイラ(Kadcyla)という新薬が彼女の良好な状態に一部寄与.... 続きを読む

2013-02-27
癌治療の画期的な新薬(ノースウェストオハイオより) - メアリークリス・スケルドン(Mary Chris Skeldon)さんは16年以上前に乳癌のステージ(病期)4と診断された。「当初は乳房切除術を受ける予定だったが、既に骨に転移していたことが分かり、手術は行われなかった」と当時を振り返る。.... 続きを読む


続きを読む


**注意!**

当店で扱っている商品のほとんどは、日本国内では医師の処方が必要な要指示薬です。当サイトに記載されている説明はお客様の便宜のために記しているものであり、内容を保障するものではありません。当商品をお買い上げいただきご使用になった場合に生じるいかなる問題にも当店は責任を負いかねます。
医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。