ジルゼム(塩酸ジルチアゼム)30mg

880 円!! カルシウムによる血管の収縮を抑制し、血管を拡げることで労作狭心症および安静狭心症のいずれの症状を改善!冠動脈のけいれんを抑える効果も!ヘルベッサーのジェネリック薬!

Dilzem (Diltiazem Hydrochloride) - 30mg (100 Tablets)

■ 100錠

価格:880 円

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有効成分

塩酸ジルチアゼム(Diltiazem Hydrochloride)

 

製造国

ニュージーランド

 

製造元

Douglas Pharmaceuticals Ltd.

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常は、1日3-4錠を分割経口服用します。

 

商品詳細

ジルゼム30mgは、中等度から重度のアテローム性冠動脈疾患や冠動脈れん縮が原因で起こる狭心症の治療薬です。

冠動脈は、心臓の筋肉に酸素と栄養を与えている血管で、心臓を取り囲むように走っています。ところが長い年月の間に、アテロームと呼ばれる脂肪やコレステロールなどのドロドロした物質が動脈内に付着し、蓄積していくことで冠動脈の血管内が狭くなることがあります。これにより、一時的に充分な血や酸素が心臓に送られなくなり、胸痛、胸部圧迫感などを伴う虚血性心疾患を、アテローム性冠動脈疾患と呼びます。
また、この冠動脈がけいれんを起こした状態が冠動脈れん縮で、血液の通り道が急激に細くなるために一時的に血流が悪くなります。

このように動脈硬化やれん縮などにより、心臓に充分な血液と酸素が送られなくなることが原因となって起こるのが狭心症です。胸部や背部から左肩、左腕にかけて生じる痛みや不快感、胸の締め付け、圧迫感などを主症状とし、場合によっては呼吸困難、息切れ、発汗、吐き気、意識障害などのほか、のど、あご、腕、ひじ、歯などが痛くなることもあるようです。

狭心症は、その起こり方によっていくつかのタイプに分けることができます。
いちばん一般的なタイプは、階段の上り下り、急ぎ足、興奮したときやストレスを感じたときなどに症状が現われる労作狭心症です。発作時間は30秒から15分程度で、一過性のために安静にしていれば症状が落ち着くのが特徴です。
一方、安静にしていても起こるのが、安静狭心症とも呼ばれる自発性狭心症です。安静時だけでなく、夜間や睡眠中に発作が5-15分程度続きます。原因の約半分は、血管がけいれんのような状態を起こすことよる血流量の減少とされています。そのため、この状態がおさまれば自然と胸の痛みもなくなります。
そのほかにも、比較的軽度な発作がある程度周期的に起こる安定性狭心症、その反対に発作の起こり方や症状の程度、痛みが発生する場所などが一定でない不安定性狭心症などがあります。

狭心症の治療は、狭窄症を起こしている血管の拡張を目的とした内科治療、または外科治療が行なわれるのが一般的です。内科治療では血栓除去効果を持つ血栓溶解剤やアスピリンなどのほか、ジルゼム30mgのように血管を拡張させる薬が使用されます。

血管壁の細胞にカルシウムイオンが流入すると、血管が収縮し血圧が上がりますが、ジルゼム30mgの有効成分であるジルチアゼムはこの作用を抑制することで血管を拡げて肝不全の症状を改善し、末梢血管を拡張する作用により血圧を下げる働きをします。
特に冠動脈拡張作用と冠れん縮の防止効果が優れており、また心拍数の低下作用を持ち、心筋酸素消費量を抑制することから、労作狭心症および安静狭心症のいずれに対しても効果を発揮するのが特長です。

 

他の商品との比較

非ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬です。

血管平滑筋の収縮に必要なCa2+の細胞内流入を抑制して血管を拡張させます。

冠動脈拡張により、冠血流量を増加させて狭心症状を改善します。

末梢血管に対しても拡張作用を示し、穏やかで確実な降圧効果を示します。

腎や脳においても血流量増加が見られ、Na排泄の増加作用も認められています。

ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬と比較して、心収縮力や心拍数に対する抑制作用が強いとされています。

塩酸ジルチアゼムを有効成分とした薬は錠剤のほか、カプセル、注射などがあり、日本ではジルチアゼム塩酸塩(大洋薬品、ポーラファルマ、長生堂製薬、沢井製薬、田辺製薬、全星薬品、日医工)、ミオカルジー(日新製薬)、コロヘルサー(日医工)、セレスナット(東和薬品)、ヘマレキート(鶴原製薬)、ヘルベッサー(田辺三菱)、ヨウチアゼム(日医工、陽進堂、日本ジェネリック、富士フィルムファーマ)、ルチアノン(東和薬品、佐藤薬品)の名前で発売されています。

海外では、Acalix、Adizem、Altiazem、Anginyl、Angizem、Anoheal、Apo-Diltiaz、Britiazim、Bruzem、Calcicard、Cardizem、Cartia、Citizem、Cormax、Deltazen、Dilacor、Diladel、Dilcontin、Dilpral、Dilrene、Dilta-Hexal、Diltia、Dilticard、Dilzen、Endrydil、Herbesser、Incoril、Masdil、Novo-Diltiazem、Nu-Diltiaz、Syn-Diltiazem、Tiamate、Tiazac、Viazemなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ジルゼム30mgを絶対に服用しないでください。
・重篤なうっ血性心不全の人: 心不全症状を悪化させるおそれがあります。
・II度以上の房室ブロック、洞不全症候群(持続性の洞性徐脈、洞停止、洞房ブロックなど)のある人: ジルゼム30mgの心刺激生成抑制作用、心伝導抑制作用が過度に現われるおそれがあります。
・ジルゼム30mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人
・妊婦または妊娠している可能性のある人

【慎重服用】
・うっ血性心不全の人: 心不全症状を悪化させるおそれがあります。
・高度の徐脈(50拍/分未満)またはI度の房室ブロックのある人: ジルゼム30mgの心刺激生成抑制作用、心伝導抑制作用が過度に現われるおそれがあります。
・過度に血圧の低い人: 血圧をさらに低下させるおそれがあります。
・重篤な肝・腎機能障害のある人: 薬物の代謝、排泄が遅延し、作用が増強するおそれがあります。

【重要な基本的注意】
・カルシウム拮抗剤の使用を急に中止したとき、病状が悪化した症例が報告されているので、ジルゼム30mgの休薬を要する場合は徐々に減量し、観察を充分に行なってください。また医師の指示なしに服薬を中止しないように注意してください。
・降圧作用に基づくめまいなどが現われることがあるので、高所作業、自動車の運転など危険を伴う機械を操作する際には注意してください。
・ほかの抗不整脈薬(リン酸ジソピラミド)でテルフェナジンとの併用によりQT延長、心室性不整脈を起こしたとの報告があります。

一般に高齢者では過度の降圧は好ましくないとされていることから、高齢者に使用する場合は、低用量から服用を開始するなど状態を充分観察しながら慎重に使用するのが望ましいとされています。

妊婦または妊娠している可能性の人は服用しないでください。

授乳中の人の服用は避けることが望ましいですが、やむを得ず服用する場合は授乳を避けてください。

小児などに対する安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とジルゼム30mgを併用する場合、注意してください。
・降圧作用を有する薬剤(降圧剤、硝酸剤など): 降圧作用が増強することがあります。定期的に血圧を測定し、用量を調節してください。
・β遮断剤(ビソプロロールフマル酸塩、プロプラノロール塩酸塩、アテノロールなど): 徐脈、房室ブロック、洞房ブロックなどが現われることがあります。定期的に脈拍数を測定し、必要に応じて心電図検査を行ない、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。
・ラウオルフィア製剤(レセルピンなど): 徐脈、房室ブロック、洞房ブロックなどが現われることがあります。定期的に脈拍数を測定し、必要に応じて心電図検査を行ない、異常が認められた場合には減少もしくは服用を中止してください。
・ジギタリス製剤(ジゴキシン、メチルジゴキシン): 徐脈、房室ブロックなどが現われることがあります。またこれらの不整脈を含めジギタリス製剤の血中濃度上昇による中毒症状(悪心、嘔吐、頭痛、めまい、視覚異常など)が現われることがあります。定期的にジギタリス中毒の有無の観察、心電図検査を行ない、必要に応じてジギタリス製剤の血中濃度を測定し、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。
・抗不整脈薬(アミオダロン塩酸塩、メチシレチン塩酸塩など): 徐脈、房室ブロック、洞停止などが現われることがあります。定期的に脈拍数を測定し、必要に応じて心電図検査を行ない、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。
・アプリジン塩酸塩(抗不整脈薬): 両剤の血中濃度上昇による症状(徐脈、房室ブロック、洞停止、ふるえ、めまい、ふらつきなど)が現われることがあります。定期的に臨床症状を観察し、必要に応じて心電図検査を行ない、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。
・ジヒドロピリジン系Ca拮抗剤(ニフェジピン、アムロジピンベシル酸塩など): ジヒドロピリジン系Ca拮抗剤の血中濃度上昇による症状(降圧作用の増強など)が現われることがあります。定期的に臨床症状を観察し、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。
・トリアゾラム(睡眠導入剤): トリアゾラムの血中濃度上昇による症状(睡眠時間の延長など)が現われることがあります。定期的に臨床症状を観察し、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。
・ミダゾラム(睡眠鎮静導入剤): ミダゾラムの血中濃度上昇による症状(鎮静・睡眠作用の増強など)が現われることがあります。定期的に臨床症状を観察し、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。
・カルバマゼピン(抗精神作用性てんかん治療剤、そう状態治療剤): カルバマゼピンの血中濃度上昇による症状(眠気、悪心、嘔吐、めまいなど)が現われることがあります。定期的に臨床症状を観察し、異常が認められたばあには減量もしくは服用を中止してください。
・セレギリン塩酸塩(パーキンソン病治療剤): セレギリン塩酸塩の作用、毒性が増強することがあります。定期的に臨床症状を観察し、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。
・テオフィリン(気管支拡張剤): テオフィリンの血中濃度上昇による症状(悪心、嘔吐、頭痛、不眠など)が現われることがあります。定期的に臨床症状を観察し、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。
・シロスタゾール(抗血小板剤): シロスタゾールの作用が増強することがあります。定期的に臨床症状を観察し、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。
・ビノレルビン酒石酸塩(抗悪性腫瘍剤): ビノレルビン酒石酸塩の作用が増強することがあります。定期的に臨床症状を観察し、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。
・シクロスポリン(免疫抑制剤): シクロスポリンの血中濃度上昇による症状(腎障害など)が現われることがあります。定期的に臨床症状を観察し、またシクロスポリンの血中濃度を測定し、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。
・タクロリムス水和物(免疫抑制剤): タクロリムスの血中濃度上昇による症状(腎障害など)が現われることがあります。定期的に臨床症状を観察し、またタクロリムスの血中濃度を測定し、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。
・フェニトイン(抗てんかん剤): フェニトインの血中濃度上昇による症状(運動失調、めまい、眼振など)が現われることがあります。定期的に臨床症状を観察し、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。またジルゼム30mgの作用が低下することがあります。
・シメチジン(H2受容体拮抗剤): ジルゼム30mgの血中濃度上昇による症状(降圧作用の増強、徐脈など)が現われることがあります。定期的に臨床症状を観察し、必要に応じて心電図検査を行ない、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。
・HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、サキナビルメシル酸塩など): ジルゼム30mgの血中濃度上昇による症状(降圧作用の増強、徐脈など)が現われることがあります。定期的に臨床症状を観察し、必要に応じて心電図検査を行ない、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。
・リファンピシン(結核治療剤): ジルゼム30mgの作用が低下することがあります。定期的に臨床症状を観察し、また可能であれば本剤の血中濃度を測定し、異常が認められた場合には他剤への変更あるいはジルゼム30mgを増量するなどの適切な処置を行なってください。
・麻酔剤(イソフルラン、エンフルラン、ハロタンなど): 徐脈、房室ブロック、洞停止などが現われることがあります。心電図をモニターし、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。
・筋弛緩剤(パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物など): 筋弛緩剤の作用が増強することがあります。筋弛緩作用に注意し、異常が認められた場合には減量もしくは服用を中止してください。

 

誤って大量に服用した場合

 医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ジルゼム30mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
徐脈、房室ブロック、顔面潮紅、めまい、洞停止、血圧低下、動悸、胸痛、むくみ、洞房ブロック、倦怠感、頭痛、頭重感、こむらがえり、脱力感、眠気、不眠、パーキンソン様症状、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、黄だん、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、肝種大、発疹、そう痒、多形性紅斑様皮疹、じんましん、光線過敏症、膿疱、胃部不快感、便秘、腹痛、胸やけ、食欲不振、吐き気、軟便、下痢、口渇、血小板減少、白血球減少、歯肉肥厚、女性化乳房、しびれ

●極稀に起こる重篤な副作用
完全房室ブロック、高度徐脈(初期症状:徐脈、めまい、ふらつきなど)、うっ血性心不全、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)、紅皮症(剥脱性皮膚炎)、急性汎発生発疹性膿疱症、肝機能障害、黄だん

 

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