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2011-02-21

ソース(記事原文):BBC

スコットランドの研究者らが健忘に対する治療法を模索

BBC(2011年2月21日)―スコットランドの研究者らは健忘に対する治療法を発見することを目指し研究に着手した。

CPSリサーチ(CPS Research)の医師らは、現代の多忙な生活習慣と「情報過多」の結果として、人はますます忘れっぽくなってきていると述べた。

この疾患は、医学界で主観的認知障害(SCI)として知られるものである。

同研究者らは、低用量のアルツハイマー病治療薬メマンチンで治療することができるのかどうかを検討する予定である。

グラスゴーを拠点としている研究者らは、この疾患を「多忙生活習慣症候群(Busy Lifestyle Syndrome)」と名付けており、もの忘れの原因は、多忙な生活習慣のほか、携帯電話・タブレット端末(Blackberry)・テレビ・ラジオ・インターネットからの情報を絶えず大量に受け取っていることにあるとしている。

CPSリサーチのアラン・ウェード(Alan Wade)博士は、「もの忘れは、高齢に伴い生じる普通のことだが、症例報告的な証拠から、現在ではもっと若い時期に発症することが示唆される。これは多忙な仕事や家庭生活、それに我々が今日利用する多数の報道チャンネルからのいわゆる『情報過多』の結果である。このことは、重度の記憶障害(しばしば早期発症型認知症に関連)と混同してはならない」と述べた。

同氏は「本研究は、深刻な健忘というよりはむしろ常に鍵を紛失したり、人の名前を忘れたり、眼鏡を置き忘れたりする人を対象としている」と補足した。

CPSリサーチが行う研究では、アルツハイマー病を抱えて生きる人に日常的に処方されるメマンチンの一層幅広い使用について調査される予定である。より低用量のメマンチンが主観的認知障害を阻止するのに有用となりうることが期待される。

CPSは、一連の記憶テストに参加してもらうため、もの忘れが多くなったという自覚のある50歳~80歳の人を全国で探している。


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