セフタム (セフロキシム・アキセチル)500mg

1700 円!! 細菌の増殖を抑えることで病状を改善!幅広い種類の細菌に対して作用し、特にインフルエンザ菌(インフルエンザという名称がつけられていますが、インフルエンザの病原体ではありません)や上気道のグラム陰性桿菌により効果を発揮する抗生物質!

Ceftum (Cefuroxime) - 500mg (4 Tablets)

■ 4錠

価格:1700 円

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有効成分

セフロキシム・アキセチル(Cefuroxime Axetil)

 

製造国

インド

 

製造元

--------------------- (---------------------)

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、薬による治療期間は5-10日とされていますが、 化膿連鎖球菌による咽頭扁桃炎の場合は最低でも10日、初期ライム病の治療には20日の治療期間が必要とされています。

【上気道感染症】
通常、成人は1回250-500mgを1日2回経口服用してください。

【下気道感染症】
通常、成人は1回500mgを1日2回経口服用してください。

【単純性下部尿路感染症】
通常、成人は1回125-250mgを1日2回経口服用してください。

【皮膚軟組織感染】
通常、成人は1回250-500mgを1日2回経口服用してください。

【早期ライム病】
通常、成人は1回500mgを1日2回、20日間経口服用してください。

・吸収を高めるため、セフタム500mgは食後すぐに服用してください。

 

商品詳細

セフタム500mgは、服用後に体内でセフロキシムとして作用するプロドラッグです。
各種グラム陽性菌およびグラム陰性菌に対して幅広く有効なセフェム系(セファロスポリン系)抗生物質で、以下の菌種と症状に有効です。
・適応菌種
セフロキシムに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、クレブシエラ属、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌(インフルエンザという名称がつけられていますが、インフルエンザの病原体ではありません)、ペプトストレプトコッカス属、アクネ菌
・適応症
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)、乳腺炎、肛門周囲脳瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎(単純性に限る)、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、麦粒腫、瞼板腺炎、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、化膿性唾液腺炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

抗生物質は、細菌や真菌を殺す、または増殖を抑えることによって、その細菌に起因する感染症を治療する薬です。
作用機序、系統などにより何種類かに分けることができますが、このうちセフタム500mgの有効成分であるセフロキシムは、β(ベータ)ラクタム系の中のセフェム系に属する抗生物質です。

細菌はペプチドグリカンという成分を主とした細胞壁に取り囲まれており、そのおかげで細胞は形態を一定に保ち、また外部の圧力などの環境から内部が護られています。
細菌細胞内外の浸透圧差は5-20気圧もあるため、もしこの細胞壁がなければ細胞は破裂することになり、細胞壁は細胞が存在するうえで欠かせない存在になっています。

細菌は細胞分裂を繰り返すことで増殖していきます。
1つの細胞が2つ以上の細胞に分かれることを細胞分裂と言いますが、簡単に言うと細胞分裂とはその細胞がコピーされることを意味します。
分裂には分裂する分の細胞質構成分、細胞膜、細胞壁、外膜(グラム陰性菌)、便もうなどが必要となり、いずれが欠けても分裂をすることができません。
このうち細胞壁生成に必要なペプチドグリカンの働きを抑制して細胞壁の合成を阻害し、細胞が分裂できないようにすることで細菌の増殖を抑える働きをするのがβラクタム系の抗生物質です。

βラクタム系の抗生物質で有名なのはペニシリンですが、ペプチドグリカン層が厚く脂質が少ない細胞壁を持つグラム陽性菌に対しては強い抗菌作用を持っていますが、大腸菌などペプチドグリカン層が薄く脂質が少ない細胞壁のグラム陰性菌には充分な抗力を発揮しません。
またペニシリナーゼなどのβラクタム環を分解する細菌酵素のβラクタマーゼによって不活性化させられてしまう問題点がありました。
セフェム抗生物質はβラクタム環にヘテロ6員環と呼ばれる基質が結合している構造をしているため、ペニシリナーゼに対する安定性が付加されており、さらに大腸菌や肺炎桿菌といったペニシリンが無効とされる一部のグラム陰性桿菌にも有効であるという特徴を持っています。
また、ペニシリンと比較して改良できる部位(鎖)が1カ所を多いため、構造を化学的に改良することによる多くの誘導体の開発とともにその抗菌スペクトルも拡大されてきました。

セフェム系抗生物質は開発時期や抗菌力の違いにより第一世代-第四世代に分類されることがありますが、セフロキシムはこのうち第二世代に属し、第一世代に比べてグラム陰性菌により強い抗菌力を持ち、特にインフルエンザ菌やカタラーリス(カタリス)菌といった上気道のグラム陰性桿菌に対してより効果を発揮するのが特長です。
さらに大腸菌や、肺炎桿菌のセファロスポリン耐性株やシトロバクター、プロテウス、エンテロバクターにも有効ですが、一部のグラム陽性菌に対する作用は減弱しています。

セフタム500mgを含むすべての抗生物質は、体内からその細菌が完全にいなくなるまで服用する必要があります。
実際、症状がなくなってからも細菌自体は体内に存在していることもあるため、服用を途中で中止すると再発する可能性があり、また細菌が薬に対する耐用性を持つことにより抗生物質が効かなくなることもあります。

 

他の商品との比較

セフタム500mgの有効成分であるセフロキシム・アキセチルは体内で脱エステル分解され、セフロキシムを排出します。
セフロキシムに付随しているエステル誘導体(アクセチル・エステル)は抗菌作用を発揮する成分であるセフロキシムの体内吸収を促進する役割を果たしますが、これは体内に吸収されないセフロキシムが胃腸管や結腸において正常な微生物叢を変化させ、危険な毒素を発生するクロストリジウム・ジフィシルなどが過成長することを妨げる作用があります。

また、人間の細胞には細胞壁がないため、細菌に対する選択毒性が高いとされています。

セフロキシムを有効成分とする薬は、日本ではオラセフの名前で、グラクソ・スミスクライン社から販売されています。
また海外では、Altacef、Ancef、Biofuroksym、Ceclor、Cedax、Cefasyn、Cefditoren、Cefizox、Cefobid、Cefotan、Ceftum、Cefroxime、Ceptaz、Cefogen、Ceftizim、Ceftin、Cefurax、Cefuril、Cefzil、Cepazine、Cephuroxime、Duricef、Elobact、Furoxil、Flazidim、Fortaz、Keflex、Keftab、Kefzol、Kefstar、Kefurox、Kerozixe、Kerurox、Mandol、Maxipime、Mefoxin、Modacin、Monocid、Omnicef、Oraxim、Rocephin、Rocephin、Sharox、Tazicef、Vantin、Velosef、Xeti、Zinacef、Zinat、Zinnnat、Zoxefなどの名前で販売されています。

 

特別な注意

以下の場合、セフタム500mgを絶対に服用しないでください。
・セフタム500mgの成分またはセフロキシムナトリウムによるショックの既往歴のある人。

以下の場合、セフタム500mgを服用しないことを原則としますが、特に必要とする場合いは慎重に服用してください。

・セフタム500mgの成分またはセフェム系抗生物質に対して過敏症の既往歴のある人。

以下の場合、セフタム500mgを慎重に服用してください。
・ペニシリン系抗生物質に対して過敏症の既往歴のある人

・本人または両親、兄弟に気管支喘息、発疹、じんましんなどのアレルギー症状を起こしやすい体質のある人

・高度の腎障害のある人: 血中濃度が持続するので、服用量を減らすか服用間隔を空けて使用してください。

・経口摂取の不良な人、非経口栄養の人、全身状態の悪い人: ビタミンK欠乏症状が現われることがあります。

・高齢者: 生理機能が低下していることが多く、副作用が発現しやすいとされています。またビタミンK欠乏による出血傾向が現われることがあります。

【重要な基本的注意】
・ショックが現われるおそれがあります。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
・セフタム500mgの服用にあたっては、耐性菌の発現などを防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の服用にとどめてください。

・腎臓機能障害のある人では、血中濃度半減期の延長および尿中排泄率の低下が認められ、血中濃度が増大するので、腎機能障害の程度に応じて服用量、服用期間の調節が必要です。

妊娠中の服用に関する安全性は確立していないため、妊婦または妊娠している可能性のある人は服用しないでください。

母乳中への移行が報告されているため、授乳婦の服用は慎重に行なってください。

小児などに対する安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とセフタム500mgを併用する場合、充分に注意してください。
・経口避妊薬: 経口避妊薬の効果が減弱するおそれがあります。

この他にも他薬と併用する場合には、事前に医師或いは薬剤師と相談し、安全性を確かめてからご使用ください。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

セフタム500mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。
以下の症状や、他に気になる症状が現れ、継続する場合はただちに医師に相談して下さい。

・主な副作用
そう痒、発熱、むくみ、関節痛、じんましん、湿しんなどの発疹、リンパ線腫脹、貧血、顆粒球減少、血小板減少、好酸球増多、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇、LDH上昇、黄だん、BUN上昇、クレアチニンなどの上昇、腹痛、便秘、食欲、不振、腹部膨満感、嘔吐、胃痛、胃部不快感、下痢、悪心、消化不良、カンジダ症、ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向など)、ビタミンB欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎など)、めまい、頭痛、耳痛、口周囲異常感、舌のしびれ感、咽頭異常感、口内炎、口内乾燥、心悸亢進

・極稀に起こる重篤な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状(服用後に現われる不快感、口内異常感、喘鳴、めまい、便意、耳鳴、発汗、呼吸困難、じんましん、血管浮腫など)、急性腎不全などの重篤な腎障害、皮膚粘膜眼性症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)、偽膜性大腸炎などの重篤な大腸炎、汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血、間質性肺炎(ほかのセフェム系抗生物質服用により。発熱、咳、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多など)、PIE症候群など

 

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