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2009-05-27

ソース(記事原文):ABCニュース・ヘルス

タミフルとリレンザはどのような薬ですか?

回答:豚インフルエンザの治療には、2種類の異なる抗ウイルス薬が使用されます。1つはオセルタミビル(別名タミフル)で、もう1つはザナミビル(別名リレンザ)と呼ばれるものです。両剤ともにノイラミニダーゼ阻害剤で、感染したインフルエンザウイルスの細胞外への遊離を抑制する作用があり、感染を効果的に阻止します。主に豚インフルエンザに対し投与されますが、入院または医療を要するほど重症であるような場合に用いられます。これは現状を把握した上での措置でもあり、また極めて軽症もしくはごく軽い病気で済みそうな人に対し抗ウイルス薬を使用すると備蓄がすぐに底を突いてしまうので、そのような事態を避けたいということもあります。

それ故、疾病管理センター(CDC)の勧告に基づいて薬は確保されており、より重篤な感染症または感染の合併症を起こした人、もしくは入院した人のために残してあります。2剤の主な違いは投与法にあり、タミフルは錠剤による経口投与で、ザナミビルは吸入薬として使用するものです。吸入薬の使い方は少し難しいという人もいます。

考察を要すると思われる重要点が1つあり、それは流行している複数の季節性H1N1ウイルスが、タミフル耐性である一方で、ザナミビルに対しては感受性が保持されているという実態です。今年の秋冬シーズンが到来し、これらのウイルス全てが同時に流行する際には、こうした実態により混乱が生じやすくなります。


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