ダラシン C (クリンダマイシン) 150mg

2060 円!! 細菌のたんぱく質合成を阻害して増殖を抑制!ブドウ球菌、レンサ球菌、肺炎球菌などの嫌気性菌に対して特にすぐれた抗菌力を発揮する抗生物質!

Dalacin-C (Clindamycin) - 150mg (16 Capsules)

■ 16カプセル

価格:2060 円

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有効成分

クリンダマイシン(Clindamycin)

 

製造国

フランス(ニュージーランド・オーストラリア市場向け)

 

製造元

3M Health Care Ltd.

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日1-3カプセルを6時間ごとに経口服用します。

症状や年齢により適宜増減します。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
・ダラシンC 150 mgの使用にあたっては、耐性菌の発現などを防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の服用にとどめてください。

 

商品詳細

ダラシンC 150 mgは、リンコマイシン系の抗生物質で、以下の菌種、症状に効果を発揮します。

・適応菌種
クリンダマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌

・適応症
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、涙嚢炎、麦粒腫、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、顎骨周辺の蜂巣炎、顎炎、しょうこう熱

人間にさまざまな病気をもたらす細菌が体内に侵入すると、その細菌は細胞に取り付いて細胞の栄養を吸収する一方で、毒を排出してその細胞を殺します。
その後、細菌は自分とまったく同じコピーを作り出すことで分裂し、増殖していきます。この働きを阻害して病気の原因となる菌を殺したり(殺菌)、その増殖を抑える(静菌)ことで感染症を治療する薬が抗生物質です。

抗生物質は、細胞壁合成阻害、DNA(デオキシリボ核酸)合成阻害、葉酸合成阻害など、その構造や作用により何種類かに分けることができますが、そのうちリンコマイシン系抗生物質は、細菌のたんぱく質合成を阻害する作用を持つ抗生物質です。
細菌が生存したり増殖する際にはたんぱく質が必要不可欠であり、細胞のDNAにある遺伝情報を元にリボゾームと呼ばれる細胞小器官でたんぱく質を合成し、新しい細胞をつくり出します。しかしダラシンC 150 mgを含むリンコマイシン系の抗生物質は、このリボゾームに結合してたんぱく質の合成を阻害し、細菌の増殖を抑える働きをします。

このリンコマイシン系抗生物質は、グラム陽性球菌に抗菌作用を示し、特にブドウ球菌に対して有効です。
グラム陽性菌とは、細菌を分類する方法のひとつであるグラム染色法によって分けられる細菌で、外膜を持たず、厚いペプチドグリカン層に被われているのが特徴です。
ブドウ球菌、レンサ球菌、肺炎球菌がこの部類に属し、またマイコプラズマは細胞壁も外膜も持たないためにグラム陽性菌の仲間と考えられています。

ダラシンC 150 mgの有効成分であるクリンダマイシンは、類似薬のリンコマイシンよりも強力とされており、増殖に酸素を必要としない嫌気性菌に対して強い抗菌力を持ちますが、グラム陰性桿菌には活性が弱く、マイコプラズマへの適応は承認されていません。

 

他の商品との比較

クリンダマイシンは、ブドウ球菌、レンサ球菌、肺炎球菌などに効力を示すため、内科・皮膚・耳鼻眼・歯科そのほかの感染症に広く用いられます。

クリンダマイシンは大腸炎の副作用が多いのが欠点です。
そのため、軽い感染症に対して第一選択となることはありませんが、難治性の場合や、嫌気性菌による感染症に使用されることがあります。

クリンダマイシンを有効成分とする薬にはカプセルのほかに注射液、外用薬があり、クリンダマイシン(大洋薬品、ニプロファーマ、岩城製薬、沢井製薬)、リンタシン(富士製薬)、ダラシン(ファイザー、佐藤製薬)、ハンダラミン(東和薬品)、ミドシン(沢井製薬)の名前で発売されています。

また海外ではChlolincocin、Cleocin、Clinda-Derm、Clindagel、Clindesse、Clindets、Clinimycin、Evoclin、ResiDerm A、Sobelin、Zindaclinなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ダラシンC 150 mgを絶対に服用しないでください。
・ダラシンC 150 mgの成分またはリンコマイシン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある人

以下の場合、ダラシンC 150 mgを慎重に服用してください。
・高齢者および衰弱者、大腸炎などの既往歴のある人: 偽膜性大腸炎などの重篤な大腸炎が現われるおそれがあります。

・肝障害のある人: 胆汁排泄のため、消失半減期が延長するおそれがあります。

・腎障害のある人: 腎排泄はダラシンC 150 mgの主排泄経路ではありませんが、消失半減期が延長するおそれがあります。

・アトピー性体質の人: 重症の即時型アレルギー反応が現われるおそれがあります。

・食道通過障害のある人: 食道に停留し、崩壊すると、食道潰瘍を起こすおそれがあります。

・重症筋無力症の人: ダラシンC 150 mgは筋への直性作用により収縮を抑制するので、症状が悪化するおそれがあります。

【重要な基本的注意】
・ダラシンC 150 mgの服用により、まれに発熱、腹痛、白血球増多、粘液・血液便を伴う劇症下痢を主症状とする重篤な大腸炎で、内視鏡検査により偽膜斑などの形成をみる偽膜性大腸炎が現われることがあります。
発症後ただちに服用を中止しなければ、電解質失調、低たんぱく血症などに陥り、特に高齢者および衰弱者では予後不良となることがあります。

・軽微な感染症、ほかに有効な使用薬剤がある場合は、ダラシンC 150 mgを服用しないことが望ましいとされています。

・服用中または服用後2-3週間までに腹痛、頻回な下痢が現われた場合には服用を中止し、ただちに医師に通知するようにしてください。

妊娠中の服用に関する安全性は確立していないため、妊婦または妊娠している可能性のある人は服用しないことが望ましいとされています。

授乳中の人は服用しないことが望ましいとされていますが、やむを得ず服用する場合には授乳を避けてください。

低出生体重児、新生児に対する安全性は確立していません。

食道に停留し、崩壊するとまれに食道潰瘍を起こすことがあるため、水または牛乳で服用し、特に就寝直前の服用などには注意してください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とダラシンC 150 mgは、絶対に併用しないでください。
・エリスロマイシン(エリスロシンなど): 併用してもダラシンC 150 mgの効果が現われないと考えられています。

以下の薬剤とダラシンC 150 mgを併用する場合、充分に注意してください。
・末梢性筋弛緩剤(塩化スキサメトニウム、塩化ツボクラリンなど): 筋弛緩作用が増強されます。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ダラシンC 150 mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
食道炎、食道潰瘍、下痢、軟便、食欲不振、悪心、嘔吐、腹痛、舌炎、そう痒、発疹、むくみ、白血球減少、顆粒球減少、血小板減少、好酸球増多、黄だん、Al-P上昇、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、クレアチニン上昇、BUN上昇、NPN上昇、窒素血症、乏尿、たんぱく尿、耳鳴、めまい、口内炎、カンジダ症、発熱、頭痛、倦怠感、膣炎、小水疱性皮膚炎、多発性関節炎、苦味

極稀に起こる重篤な副作用
間質性肺炎、PIE症候群、汎血球減少、血小板減少、肝機能障害、黄だん、急性腎不全

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
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