テロルLA-2(トルテロジン)2mg

980 円!! 昼夜を問わずトイレが近くなった…と感じたら、過活動膀胱の疑いが!膀胱の筋肉を緩め、より多くの尿を溜めることで、尿意切迫感、頻尿、切迫性尿失禁などの症状を改善!デトルシトールのジェネリック薬!

Terol LA 2 (Tolterodine) - 2mg (10 Tablet)

■ 10錠

価格:980 円

X 【現在、在庫切れとなっています】


※この商品に関係するニュース記事へのリンクがページ最下部にあります。

 

有効成分

L-酒石酸トルテロジン(Tolterodine L-Tartrate)

 

製造国

インド

 

製造元

Cipla

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日1回2錠を経口服用します。
また忍容性に応じて1日1回1錠に減量します。

 

商品詳細

テロルLA-2は、尿意切迫感、頻尿、切迫性尿失禁などの過活動膀胱に対して、優れた改善効果を発揮する薬です。

過活動膀胱(OAB)は、「症状として尿意切迫感を訴え、通常は頻尿や夜間頻尿を伴い、切迫性尿失禁を合併することもあるが、これらの症状を説明する感染やほかの明らかな疾患がないもの」と定義されている疾病で、急に強い尿意を感じで尿が漏れたり、排尿回数が通常よりも多い状態を指します。日本排尿機能学会が行なった調査によると、日本では40歳以上の12.4%、約810万人がこの条件に該当すると推定されていますが、病名や症状に対する認知度が低いこともあり、なじみの薄い病気です。

過活動膀胱の原因は神経因性と非神経因性の2つに分けられ、このうち神経因性は脳や脊髄などの障害により起こり、さらに細かく上位障害と下位障害に分類されています。上位障害は脳血管障害、パーキンソン病、多系統萎縮症、認知症、脳外傷など、排尿中枢のある脳幹部橋より上位に原因がある過活動膀胱で、通常は畜尿時に大脳によって制御されるべき排尿中枢が抑制されないために膀胱収縮が起こります。
また下位障害の場合は、脊髄損傷、多発性硬化症、脊髄小脳変性症、脊柱管狭窄症、二分脊椎など脳幹部橋より下位の問題で起こる病気が原因となり、神経と仙髄排尿中枢の間に反射経路の再構築がなされて膀胱収縮の抑制ができなくなります。
一方、非神経因性は過活動膀胱の原因の約80%を占め、主に加齢、骨盤底の脆弱化、前立腺肥大症などの下部尿路閉塞などにより起こりますが、実際には原因不明の特発性がいちばん多いとされています。

膀胱の収縮は、コリン作動性神経から放出されるアセチルコリンという神経伝達物質が、膀胱平滑筋に存在するムスカリン受容体を介することで反応が起こります。そのため過活動膀胱の治療はムスカリン受容体機能の働きを阻害し、排尿筋の不随意収縮を抑制するのが有効だと考えられています。
テロルLA-2は、有効成分のトルテロジンおよび活性代謝物DD01(トルテロジンとほぼ同程度の抗ムスカリン作用を有するトルテロジン水酸化代謝物)が排尿筋のムスカリン受容体に結合し、抗ムスカリン作用により排尿筋の収縮を抑制する薬です。

抗ムスカリン作用を持つ薬は、膀胱の過敏性を緩和する一方で、全身性の抗コリン作用による便秘、口の渇き、まぶしさ、尿の出が悪くなるなどの副作用が起こることが問題となっています。ところがテロルLA-2は膀胱に対する選択性が高いために、従来の抗コリン薬と比較してこのような全身的な副作用が少ないだけでなく、1日1回の服用で効果を発揮するという特長を持っています。

 

他の商品との比較

過活動膀胱に効果を発揮する抗コリン薬です。

過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿および切迫性尿失禁を改善します。

膀胱選択性が高いため、唾液分泌抑制作用に比べて膀胱収縮抑制作用が、より低用量で発現します。

トルテロジンを有効成分とした薬は、日本ではデトルシトール(ファイザー)、また海外ではDetrolなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、テロルLA-2を絶対に服用しないでください。
・尿閉(慢性尿閉に伴う溢流性尿失禁を含む)のある人: 尿閉がさらに悪化するおそれがあります。

・眼圧が調節できない閉塞性隅角緑内障の人: 眼圧の上昇を招き、症状を悪化させるおそれがあります。

・重篤な心疾患のある人: 抗コリン作用により、症状を増悪させるおそれがあります。また、過量服用にてQT間隔の延長がみられています。

・マヒ性イレウスのある人: 抗コリン作用により胃腸管の緊張、運動性は抑制され、胃腸管内容物の移動は遅延するため、マヒ性イレウスの人においては胃腸管内容物の停滞により閉塞状態が強められるおそれがあります。

・胃アトニーまたは腸アトニーのある人: 抗コリン作用により症状が悪化するおそれがあります。

・重症筋無力症の人: 抗コリン作用により症状が悪化するおそれがあります。

・テロルLA-2の成分に対し過敏症の既往歴のある人

【慎重服用】
・尿閉を発症するおそれのある人: 尿閉を招くおそれがあります。

・排尿困難のある前立腺肥大の人: 排尿困難または残尿がさらに悪化するおそれがあります。

・胃腸管運動が低下するおそれのある人: 腸管の閉塞を招くおそれがあります。

・潰瘍性大腸炎の人: 中毒性巨大結腸が現われるおそれがあります。

・眼圧が調節可能な閉塞隅角緑内障の人: 眼圧の上昇を招き、症状を悪化させるおそれがあります。

・クラスIA(キニジン、プロカインアミドなど)またはクラスIII(アミオダロン、ソタロールなど)の抗不整脈薬を服用中の人を含むQT延長症候群の人

・甲状腺機能亢進症の人:頻脈などの交感神経興奮症状が悪化するおそれがあります。

・腎障害のある人

・肝障害のある人

・認知症、認知機能障害のある人: 抗コリン作用により、症状を悪化させるおそれがあります。

・パーキンソン症状または脳血管障害のある人: 症状の悪化あるいは精神神経症状が現われるおそれがあります。

【重要な基本的注意】
・慢性尿閉に伴う溢流性尿失禁の人では、過活動膀胱の症状と類似した症状を示すことがあるため、溢流性尿失禁などの症状が疑われた場合には鑑別のため必要に応じて、服用前に尿流動態検査などを実施してください。

・尿意切迫感、頻尿および切迫性尿失禁などの症状は、尿路感染症、尿路結石、前立腺がん、膀胱がん、前立腺肥大症などの疾患が原因となっている場合もあるので、問診および尿検査などによりこれらの疾患をできるだけ特定し、必要に応じて泌尿器科専門的検査を受けてください。

・テロルLA-2の服用中に尿検査などを適宜実施し、尿路感染症などの併発の有無を確認することが望ましいとされています。

・眼調節障害(霧視など)、めまい、眠気を起こすことがあるので、テロルLA-2の服用中は、自動車の運転など危険を伴う機械の操作に注意してください。

・QT延長症候群の人では、QT間隔のさらなる延長がみられるおそれがあるため、必要に応じて心電図を測定することが望ましいとされています。

・認知症、認知機能障害の人で過活動膀胱の自覚症状の把握が困難な場合は、テロルLA-2の服用対象とはなりません。

・テロルLA-2の服用で効果が認められない場合、漫然と使用しないでください。

【効能・効果に関連する使用上の注意】
・過活動膀胱と類似した症状を示す尿路感染症、尿路結石、前立腺がん、膀胱がんなどの疾患がある場合は、その治療を行なってください。

・前立腺肥大症における過活動膀胱の症状は、前立腺肥大症の治療により消失または軽減することがあるので、前立腺肥大症の治療を優先してください。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
・腎障害がある人、肝障害がある人、またはマクロライド系抗生物質およびアゾール系真菌薬などのチトクロムP450分子種(CYP3A4)阻害薬を併用している人においては、トルテロジンおよびDD001(薬理活性を有するトルテロジン水酸化代謝物)の血清中濃度が増加する可能性があるので、酒石酸トルテロジンとして2mgを1日1回経口服用してください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。

授乳中の人は、テロルLA-2を服用中は授乳を避けてください。

低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とテロルLA-2を併用する場合、注意してください。
・抗コリン作用を有する薬剤(抗パーキンソン剤、消化性潰瘍治療剤など): 口内乾燥、便秘、排尿困難、視力異常などの副作用が増強されるおそれがあります。

・CYP3A4阻害薬:マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン、クラリスロマイシンなど)、アゾール系抗真菌薬(イトラコナゾール、ミコナゾールなど)、シクロスポリン、ビンブラスチンなど:テロルLA-2およびDD01の血清中濃度の上昇に伴い効果や副作用の増強が予想されるため、1日用量を減量してください。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

テロルLA-2を服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
口内乾燥、便秘、消化不良、腹痛、嘔気、鼓腸放屁、下痢、嘔吐、頭痛、傾眠、めまい、知覚減退、幻覚、健忘、失見当識、心悸亢進、頻脈、心電図QT延長、排尿障害、排尿困難、尿失禁、膀胱違和感、眼球乾燥、味覚倒錯、疲労、口渇、鼻炎、皮膚乾燥、末梢浮腫、発疹、視力異常、霧視

極稀に起こる重篤な副作用
アナフィラキシー様症状、尿閉

 

この商品に関係するニュース・記事

2015-05-05
緑茶エキスと運動がマウスのアルツハイマーの進行を妨げる(【アルツハイマー・ジャーナル】より) -緑茶に含まれているEGCG(没食子酸エピガロカテキン)の総合的な研究が、人間におけるアルツハイマーの治療に繋がるかもしれない。 続きを読む

2013-11-04
マックマスター大学の研究者らが糖尿病治療薬の秘密を解明(マックマスター大学より) - 2型糖尿病のコントロールにメトホルミンという薬剤を服用している患者は、世界で約1億2千万人おり、カナダだけでも200万人いる。メトホルミンから効果を得るにはインスリンと相互作用させることが必要であり、メト.... 続きを読む

2013-04-30
新しい乳がん治療薬の有効性は歓迎、価格は歓迎されず(メッドスケープより) - メッドスケープ・メディカル・ニュース(Medscape Medical News)が入手した専門家からのコメントによると、アメリカの臨床医らは、HER2陽性転移性乳がん患者のための治療選択肢に、新たに認可されたアドゥ‐トラスツズマブエムタンシン.... 続きを読む

2013-04-10
FDAが後期乳癌の新薬を承認(FDAより) - 速報:米国食品医薬品局(FDA)は、HER2陽性の後期(遠隔転移のある)乳癌患者に対する新薬「カドサイラ(Kadcyla)」(ado-trastuzumab emtansine)を本日認可した。HER2とは正常な細胞成長に関与するタンパク質である。一部の乳癌をはじめとして、いくつかの種類.... 続きを読む

2013-04-10
新しい乳がん治療薬が進行症例に有効(NBCニュースより) - 米国食品医薬品局(FDA)は金曜日、最も難治性のタイプの乳がん患者女性に効果を出しうる新しい「スマート爆弾」薬を承認した。この新薬は、治療にもかかわらず腫瘍が広がったHER2陽性乳がんと呼ばれるタイプの乳がん女性.... 続きを読む

2013-04-07
乳癌の新薬に延命効果(フォックス・ニュースより) - リサ・カナル(Lisa Canale)さん(50歳)は、15年間にわたり乳癌と闘い、癌と共に生きる日々を送って来たが、調子は良好だという。米国食品医薬品局(FDA)によって2月に認可されたカドサイラ(Kadcyla)という新薬が彼女の良好な状態に一部寄与.... 続きを読む

2013-02-27
癌治療の画期的な新薬(ノースウェストオハイオより) - メアリークリス・スケルドン(Mary Chris Skeldon)さんは16年以上前に乳癌のステージ(病期)4と診断された。「当初は乳房切除術を受ける予定だったが、既に骨に転移していたことが分かり、手術は行われなかった」と当時を振り返る。.... 続きを読む

2011-10-13
尿失禁には多数の治療選択肢が存在(ファミリープラクティスニュースより) - 尿失禁は女性が生涯で直面する最も厄介な疾患に相当すると思われる一方、治療を模索する患者の80%~90%で症状の緩和が得られるという朗報もある。 続きを読む


続きを読む


**注意!**

当店で扱っている商品のほとんどは、日本国内では医師の処方が必要な要指示薬です。当サイトに記載されている説明はお客様の便宜のために記しているものであり、内容を保障するものではありません。当商品をお買い上げいただきご使用になった場合に生じるいかなる問題にも当店は責任を負いかねます。
医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。