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2004-11-13

ソース原文(オリジナル):BBCニュース

まれな髄膜炎、「治療法に望み」

研究者らによると、ある医薬品治療の組み合わせによって、結核性髄膜炎による死亡を3分の1にまで減らすことができるという。

伝統的な結核治療薬(TB)と抗炎症薬である デキサメタゾンを用いることで、このまれな髄膜炎による死亡率が30%減少することが分かった。 デキサメタゾンはすでに、ヘモフィルスーインフルエンザ菌b型(Hib)のような急性の細菌性髄膜炎の治療に用いられているが、結核性髄膜炎(TBM)の治療にも役立つことが証明されたのは 初めてのこと。

オックスフォード大学の臨床調査部門(Oxford University Clinical Research Unit)はベトナムで、545人の患者を調査。この医薬品の組み合わせは死亡率に影響を及ぼしたが、 このまれな結核性髄膜炎によって重度の障害が残った人々の数を減らすことはなかった。

世界中で毎年、TBMに罹患した8万人の約半分が死亡、または重度の障害を被っている。その大半が、発展途上国の人々だ。英国では毎年、約150人がTBMに罹患し、その数は海外旅行や移民の増加とともに増加している。 結核性髄膜炎は、結核性の細菌が、細胞膜と、脳と脊髄を取り囲んでいる体液の中に侵入することで発症する。

この研究に資金提供しているウェルカム・トラスト(Wellcome Trust)の研究員であるガイ・スウェイツ博士(Dr Guy Thwaites)によると、今回の発見は飛躍的な前進だという。 スウェイツ博士は、「結核性髄膜炎は、患者にとっては死刑宣告ともいえる疾患。死亡率を有意な差で減少させることが臨床的に証明された治療法の開発は、大きな前進であり、TBMによる死亡者(数)を減らす上での大躍進である。 しかし、まだ、重度の障害を発症させている患者の数を減らす治療法を開発する必要がある。多くの患者が、身体機能の喪失と、身体片側の麻痺をともなう、脳卒中のような症状に苦しんでいる」と語った。

「有望な研究」('Promising')

髄膜炎研究財団法人(Meningitis Research Foundation)の研究・医療情報部のリンダ・グレニー(Linda Glennie)部長は、「われわれは自分たちが成し遂げた前進に感激している。とはいえ、これからも新しい治療法の模索を続けていく。 これは『有望な研究』だ。


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