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2015-12-22

ソース(記事原文):Medical News Today

ナルメフェンのアルコール依存症治療に対する効果は弱いという根拠を試験のメタ分析で発見

【Medical News Today】(2015年12月22日)

今週出版のPLOSメディスン誌で発表された系統的再検査およびメタ分析(SRMA)によると、現時点で入手可能な無作為化比較試験(RCT)による証拠は、アルコール依存症がおよぼす悪影響の減少に対するナルメフェンの使用を裏付けていないそうだ。フランスのレンヌ大学医療センターおよびフランス国立保健医学研究所のフロリアン・ノーデ博士によって行なわれた研究においても、この個体群におけるアルコール消費の減少に対して、ナルメフェンの使用を支持する証拠となる裏付けは限られていることを示している。

ナルメフェンは体内のオピオイド受容体を遮断し、アルコールに対する欲求を減少させる。この薬はアルコール依存症治療に使用する薬として健康機関および専門団体から推薦されている。ノーデ博士とその同僚は、成人のアルコール依存症におけるナルメフェンの危険性と有益性を調査するためにSRMAを使用した。5つの適格なRCT(被験者2567人)のメタ分析において、ナルメフェン投与群とプラセボ投与群での治療6ヵ月後および1年後の死亡率、6ヵ月後の生活の質(QOL)、また精神的健康における違いはみられなかった。ナルメフェンを服用した被験者では、偽薬服用群と比較して治療の6ヵ月目および1年目に大量のアルコールを摂取した日数および、6ヵ月目の総アルコール摂取量が少なめであった。しかしながら、これらの相違が起こった理由のひとつは、症例減少バイアスによる可能性があることを二次分析が示唆している。

いずれのRCTも、特定の集団においてナルメフェンが機能したことは示していなかった。またナルトレキソンなどのほかの薬とナルメフェンも比較されていない。SRMAの重要な結論は、さらなる試験が必要ということである。しかしながら、これらの結果は、アルコール依存症治療に使用する薬としてナルメフェンが規制当局の承認を受けていることに疑問を投げかけている。研究の著者は、「アルコール依存症の治療に対するナルメフェンの価値は確立していないことに医者は注意すべきである。せいぜい、アルコール消費の減少に限られた効果を示す程度である」と述べている。


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