ハイザール(ロサルタンカリウム/ヒドロクロロチアジド)50mg/12.5mg

3950 円!! 日本初の2剤配合型抗高血圧薬!血圧を上げる物質の働きを抑える作用と、利尿作用の2つの働きで強力な降圧効果を発揮!少ない服用回数と副作用を特長とするプレミネントのジェネリック薬!

Hyzaar (Losartan Potassium/Hydrochlorothiazide) - 50mg/12.5mg (30 Tablets)

■ 30錠

価格:3950 円

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有効成分

ロサルタンカリウム(Losartan Potassium)

ヒドロクロロチアジド(Hydrochlorothiazide)

 

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製造国

ニュージーランド・オーストラリア市場向け

 

製造元

--------------------- (---------------------)

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日1錠を経口服用します。
充分な降圧効果が認められない場合は、1日の服用量を2錠とし、分割せずに服用してください。

・ハイザールの効能を最大限に引き出すためにも、毎日同じ時間帯に服用することを心がけてください。

 

商品詳細

ハイザールは、2種類の薬剤成分の作用で効果的に血圧を下げる、高血圧症治療薬です。

高血圧は、心臓が血液を全身に送り出す際の圧力が基準値よりも高い状態のことで、めまい、動悸、頭痛、肩こりといった症状を伴うのが一般的です。しかしこれらは高血圧特有の症状ではなく、症状だけを見て高血圧と判断することが難しいために発見が遅れることが多く、 やがて血管や臓器に損傷が起こり、脳卒中、心臓病、腎臓病などを誘発するおそれも出てきます。
高血圧の8割は原因不明とされる本態性高血圧で、そのうち約4割が遺伝、ほかに肥満、過労、睡眠不足などの生活習慣が深く関わっているとされています。日本人の場合はその食習慣から塩分を多く摂り過ぎる傾向にあり、これもまた高血圧に結びついていると考えられています。

本態性高血圧の場合、中等度-重症である場合を除いては食事療法と運動療法を含む「生活指導」から治療を始めます。 摂取塩分の制限、野菜・果物の積極的摂取をはじめ、禁煙、減酒などが含まれ、血圧を上げるリスクを減らすことを目的としていますが、ある程度の期間が経っても血圧の改善が一向に見られなかった場合は薬物療法を併用します。
高血圧の治療に使用される薬は大きく分けて、利尿薬、β(ベータ)遮断薬、カルシウム拮抗薬、アンジオテンシン(アンギオテンシン)II受容体拮抗薬、ACE阻害薬などがあり、国内外の高血圧治療ガイドラインでは複数種類の降圧薬の使用が推奨されています。これは、1種類の降圧薬を常用量使用しても充分に血圧が低下しない場合、その降圧薬を増量するよりも、別の種類の降圧薬を併用した方が、副作用の発現を抑えられるためです。

ハイザールは、このうちアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)であるロサルタンカリウムと、チアジド(サイアザイド/チアザイド)系利尿薬のヒドロクロロチアジドを配合した薬です。
アンジオテンシンIIは血圧を上げる働きをする物質で、受容体と呼ばれる受け皿と結合することで初めてその作用を発揮します。ところがロサルタンカリウムは、服用後速やかに吸収され、このアンジオテンシンIIが作用する受容体と結合するためにアンジオテンシンIIは昇圧作用を示すことができなくなり、結果として降圧効果を発揮します。特にロサルタンカリウムは、血液量の保持と、血圧を上げる働きにより血液の循環を正常に保とうとする調節機構であるレニン・アンジオテンシン系(RAS)が活性化されている高レニン性高血圧モデルにおいて著明な降圧効果を示し、その反対にRASの関与が少ない低レニン性高血圧モデルにおける降圧効果は弱いことが知られています。
もうひとつの配合成分であるヒドロクロロチアジドは、尿細管におけるナトリウム再吸収抑制作用によって循環血液量が減ることで降圧作用を示します。レニンは血圧が低下すると腎臓からの分泌量が増加するため、ヒドロクロロチアジドはその利尿作用によりRASの活性化を引き起こします。つまり、ハイザールはRAS活性化状態で著明な降圧効果を示すロサルタンと、RASを活性化させるヒドロクロロチアジドの相互作用により、それぞれを単剤で使用するよりも大きな効果が期待できます。

日本では食塩摂取量が多く、インスリン分泌能も低いケースが多いことから、利尿薬による低カリウム血症や糖代謝系への影響が危惧されてきました。しかしハイザールは利尿薬とヒドロクロロチアジドの通常投与量(25mg)を半分にした合剤で、強い降圧作用を導くと共に、問題となる低カリウム血症や糖代謝系への影響をARBの作用で相殺することが確かめられているため、重篤な副作用の発現が抑制されるとされています。

なおハイザールは降圧効果が高いために、基本的には第一選択薬としてではなく、ほかの標準薬で効果不充分な場合に使用されます。

 

他の商品との比較

アンジオテンシンII受容体拮抗剤と少量利尿薬をした薬で、1錠で強力な降圧効果を発揮します。

1錠で2種類の薬剤の服用が可能です。

薬剤数を増やすことなく、より厳格な降圧療法を可能にします。

ロサルタンカリウムとヒドロクロロチアジドの合剤は、日本ではプレミネント(MSD)、また海外ではLosartan Potassium/Hydrohlorothiazideなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ハイザールを絶対に服用しないでください。
・ハイザールの成分に対し過敏症の既往歴のある人

・チアジド系薬剤またはその類似化合物(例えばクロルタリドンなどのスルフォンアミド誘導体)に対する過敏症の既往歴のある人

・妊婦または妊娠している可能性のある人

・重篤な肝機能障害のある人

・無尿の人、または透析をしている人

・急性腎不全の人: 腎機能をさらに悪化させるおそれがあります。

・体液中のナトリウム、カリウムが明らかに減少している人: 低ナトリウム血症、低カリウム血症などの電解質失調を悪化させるおそれがあります。

【慎重服用】
・両側性腎動脈狭窄のある人、または片腎で腎動脈狭窄のある人

・腎機能障害の人

・血清カリウム値異常の人

・肝機能障害、またはその既往のある人: 外国において、軽・中等度のアルコール性肝硬変の人がロサルタンカリウム50mgを単回経口服用すると、健康成人と比較してロサルタンの消失速度が遅延し、ロサルタンおよびカルボン酸体の血漿中濃度がそれぞれ約5倍および約2倍に上昇することが報告されています。また、ヒドロクロロチアジドは肝性昏睡を誘発するおそれがあります。

・脳血管障害のある人: 過度の降圧が脳血流不全を惹起し、病態を悪化させるおそれがあります。

・体液量が減少している人: 利尿降圧剤服用中、厳重な減塩療法中、水分摂取の不充分な人、過度の発汗をしている人

・減塩療法中の人: 低ナトリウム血症を起こすおそれがあります。

・重篤な冠硬化症または脳動脈硬化症のある人: 急激な利尿が現われた場合、急速な血漿量減少、血液濃縮を来たし、血栓塞栓症を誘発するおそれがあります。

・本人または両親、兄弟の痛風、糖尿病のある人、および高尿酸血症のある人: 高尿酸血症、高血糖症を来たし、痛風、糖尿病の悪化や顕性化のおそれがあります。

・下痢、嘔吐のある人: 電解質失調が現われるおそれがあります。

・高カルシウム血症、副甲状腺機能亢進症のある人: 血清カルシウムを上昇させるおそれがあります。

・ジギタリス剤、副腎皮質ホルモン剤またはACTHを服用している人

・交感神経切除後の人: ハイザールの降圧作用が増強されるおそれがあります。

・高齢者

・乳児

【重要な基本的注意】
・ハイザールはロサルタンカリウム50mgとヒドロクロロチアジド12.5mgの配合剤であり、ロサルタンカリウムとヒドロクロロチアジド双方の副作用が発現するおそれがあるため、適切にハイザールの使用を検討してください。

・ハイザールの服用によって、一過性の血圧低下(ショック症状、意識消失、呼吸困難などを伴う)を起こすおそれがあるので、そのような場合には服用を中止し適切な処置を行なってください。また、ハイザールの服用中は定期的(服用開始時:2週間ごと、安定後:月1回程度)に血圧のモニタリングを実施してください。特に次の人は、状態に充分注意してください。
1.利尿降圧剤服用中の人
2.厳重な減塩療法中の人
3.水分摂取の不充分な人
4.過度の発汗をしている人

・血清クレアチニン値が2.0mg/dlを超える腎機能障害の人においては、ヒドロクロロチアジドにより腎血流量が低下し、ロサルタンカリウムにより腎機能障害が悪化するおそれがあるので、治療上やむを得ないと判断される場合を除き、使用は避けてください。

・血清クレアチニン値が1.5-2.0mg/dlの腎機能低下の人では、血清クレアチン値上昇および血清尿酸値上昇のおそれがあるので、ハイザール服用中は定期的に血清クレアチニン値および血清尿酸値のモニタリングを実施し、観察を充分に行なってください。

・両側性腎動脈狭窄のある人、または片腎で腎動脈狭窄のある人においては、腎血流量の減少や糸球体ろ過圧の低下により急速に腎機能を悪化させるおそれがあるので、治療上やむを得ないと判断される場合を除き、使用は避けてください。

・ハイザールの成分であるヒドロクロロチアジドは低カリウム血症を起こすことが知られています。ハイザールの国内臨床試験において、血清カリウム値は低下傾向を示し、また低カリウム血症の発現頻度は高カリウム血症より高かったため、低カリウム血症の発現がより懸念されます。血清カリウム値のモニタリングを定期的に実施し、観察を充分に行なってください。

・ハイザールの成分であるロサルタンカリウムは高カリウム血症の人において、高カリウム血症を増悪させるおそれがあるので、治療上やむを得ないと判断される場合を除き、使用は避けてください。また、腎機能障害、コントロール不良の糖尿病などにより血清カリウム値が高くなりやすい人では、高カリウム血症が発現するおそれがあるので、血清カリウム値のモニタリングを定期的に実施し、観察を充分に行なってください。

・ハイザールの成分であるヒドロクロロチアジドは高尿酸血症を発現させるおそれがあるので、ハイザール服用中は定期的に血清尿酸値のモニタリングを実施し、観察を充分に行なってください。

・ハイザールの成分であるヒドロクロロチアジドは血糖値上昇もしくは糖尿病顕性化のおそれがあるので、観察を充分に行なってください。

・降圧作用に基づくめまい、ふらつきが現われることがあるので、高所作業、自動車の運転など危険を伴う機械を操作する際には注意してください。

・手術前24時間は服用しないことが望ましいとされています。

・ハイザールの成分を含むアンジオテンシンII受容体拮抗薬服用中に、まれに肝炎などの重篤な肝障害が現われたとの報告があります。肝機能検査を実施するなど、観察を充分に行ない、異常が認められた場合には服用を中止するなど適切な処置を行なってください。
・ハイザールの服用により利尿効果が急激に現われることがあるので、電解質失調、脱水に充分注意してください。

・夜間の休息が特に必要な人には、夜間の排尿を避けるため、午前中に服用するのが望ましいとされています。

【効能・効果に関連する使用上の注意】
・過度な血圧低下のおそれなどがあり、ハイザールを高血圧治療の第一選択薬としないでください。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
・ハイザールは、ロサルタンカリウム50mgあるいはヒドロクロロチアジド12.5mg以外の薬剤と降圧効果の比較検討は行なわれておらず、原則としてロサルタンカリウム50mgで効果不充分な場合にハイザールの使用を検討してください。

脳梗塞などが起こるおそれがあるため、高齢者では一般に過度の降圧は好ましくないとされています。

高齢者でのロサルタンカリウム単独服用における薬物動態試験で、ロサルタンおよびカルボン酸体の血漿中濃度が非高齢者に比べて高くなることが認められています(非高齢者に比較してロサルタンおよびカルボン酸体の血漿中濃度がそれぞれ約2倍および約1.3倍に上昇)。

高齢者では、急激な利尿は血漿量の減少を来たし、脱水、低血圧などによる立ちくらみ、めまい、失神などを起こすことがあります。

特に心疾患などでむくみのある高齢者では、急激な利尿は急速な血漿量の減少と血液濃縮を来たし、脳梗塞などの血栓塞栓症を誘発するおそれがあります。

高齢者では低ナトリウム血症、低カリウム血症が現れやすいとされています。

75歳以上の高齢者に対する安全性は確立していません。

妊娠中期および末期にハイザールの成分を含むアンジオテンシンII受容体拮抗剤を服用した高血圧症の人で、羊水過少症、胎児・新生児の死亡、新生児の低血圧、腎不全、多臓器不全、頭蓋の形成不全および羊水過少症によると推測される四肢の奇形、頭蓋顔面の奇形、肺の発育不全などが現われたとの報告があるため、妊婦または妊娠している可能性のある人は服用しないでください。また服用中に妊娠が判明した場合には、ただちに服用を中止してください。

ハイザールの服用中は授乳を中止してください。

小児などに対する安全性は確立していません。

甲状腺障害のない人の血清PBIを低下させることがあるので注意してください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とハイザールを併用する場合、注意してください。
・カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン、トリアムテレンなど)、カリウム補給剤(塩化カリウム): 血清カリウム値が上昇するおそれがあります。

・バルビツール酸誘導体、あへんアルカロイド系麻薬、アルコール: 起立性低血圧が増強されることがあります。

・昇圧アミン(ノルアドレナリン、アドレナリン): 昇圧アミンの作用を減弱することがあります。手術前の人が使用する場合、ハイザールの一時休薬などの処置を講じてください。

・ツボクラリンおよびその類似作用物質(ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物、パンクロニウム臭化物): ツボクラリンおよびその類似作用物質の麻痺作用を増強することがあります。手術前の人が使用する場合、ハイザールの一時休薬などの処置を講じてください。

・降圧作用を持つほかの薬剤(ACE阻害剤、β-遮断剤、ニトログリセリンなど): 降圧作用を増強するおそれがあります。降圧剤の用量調節などに注意してください。

・ジギタリス剤(ジゴキシン、ジギトキシン): ジギタリスの心臓に対する作用を増強し、不整脈などを起こすことがあります。血清カリウム値に充分注意してください。

・乳酸ナトリウム: チアジド系薬剤による代謝性アルカローシス血症を増強することがあります。

・リチウム(炭酸リチウム): リチウム中毒が報告されているので、血中リチウム濃度に注意してください。またふるえ、消化器愁訴など、リチウム中毒を増強することがあるの
で、血清リチウム濃度に注意してください。

・副腎皮質ホルモン剤(ACTH): 低カリウム血症が発現することがあります。
・グリチルリチン製剤: 血清カリウム値の低下が現れやすくなります。

・糖尿病用剤(SU剤、インスリン): 糖尿病用剤の作用を著しく減弱することがあります。
・コレスチラミン: チアジド系薬剤の作用が減弱することがあります。

・非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシンなど): ハイザールの降圧作用が減弱されるおそれがあり、また腎機能が悪化している人では、さらに腎機能が悪化するおそれがあります。そのほか、チアジド系薬剤の作用が減弱することがあります。

・スルフィンピラゾン: チアジド系薬剤は、スルフィンピラゾンの尿酸排泄作用に拮抗することがあります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ハイザールを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
耳鳴、不眠、知覚異常、めまい、浮遊感、眠気、頭痛、調律障害(頻脈など)、低血圧、胸痛、動悸、起立性低血圧、口内炎、下痢、口角炎、胃不快感、胃潰瘍、腹部疝痛、すい炎、唾液腺炎、便秘、食欲不振、腹部不快感、口渇、嘔吐、嘔気、黄だん、AST(GOT)上昇・ALT(GPT)上昇・LDH上昇などの肝機能障害、BUN上昇、クレアチニン上昇、多形紅斑、光線過敏、紅皮症、紅斑、そう痒、顔面潮紅、皮膚エリテマトーデス、発疹、じんましん、好酸球増多、貧血、赤血球数減少、赤血球増加、ヘマトクリット低下、ヘマトクリット上昇、ヘモグロビン増加、白血球数増加、好中球百分率増加、リンパ球数増加、リンパ球数減少、発熱、味覚障害、しびれ感、眼症状(かすみ、違和感など)、黄視症、ほてり、むくみ、筋肉痛、せき、低マグネシウム血症、低クロール性アルカローシス、血清カリウム増加、インポテンス、高カルシウム血症を伴う副甲状腺障害、筋けいれん、関節痛、鼻閉、紫斑、呼吸困難、血清脂質増加、倦怠感、CK(CPK)上昇、血中尿酸値上昇、高血糖症、頚部違和感、多汗、頻尿、CRP増加、尿中蛋白陽性、尿中ブドウ糖陽性、尿中赤血球陽性、尿中白血球陽性

極稀に起こる重篤な副作用
アナフィラキシー様症状(不快感、口内異常感、発汗、じんましん、呼吸困難、全身潮紅、むくみなど)、血管浮腫(顔面、口唇、咽頭、舌など)、急性肝炎または劇症肝炎、急性腎不全、ショック、失神、意識消失、横紋筋融解症、低カリウム血症、高カリウム血症、不整脈(心室性期外収縮、心房細動など)、汎血球減少、白血球減少、血小板減少、再生不良性貧血、溶血性貧血、壊死性血管炎、間質性肺炎、肺水腫、全身性エリテマトーデスの悪化、低血糖(脱力感、空腹感、冷汗、手の震え、集中力低下、けいれん、意識障害など)、低ナトリウム血症(倦怠感、食欲不振、嘔気、嘔吐、意識障害など)

 

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