バクトロバン軟膏(ムピロシン)2%

2680 円!! 子どもに発症が多く、感染力が強いトビヒの治療薬!アトピーで皮膚の保護機能が低下している人の痂皮性膿痂疹の症状改善にも効果的!

Bactroban Ointment (Mupirocin) - 2% (15g Tube)

■ 15gチューブ

価格:2680 円

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有効成分

ムピロシン(Mupirocin)

 

製造国

オーストラリア

 

製造元

GlaxoSmithKline

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常、成人は患部に1日3回適量を塗布し、必要な場合は上からガーゼなどを当ててください。

・基本的にバクトロバン軟膏2%による治療は10日以上継続しないでください。

 

商品詳細

バクトロバン軟膏2%は、中等度のトビヒ(膿痂疹)の治療および二次的に感染した小さな裂傷、閉鎖創、擦り傷などの外傷の治療に使用される抗生物質です。

トビヒは、細菌が皮膚に感染することで水ぶくれやかさぶたができ、それが身体のあちこちに広がる病気です。大人よりも子どもがかかることが多く、また冬よりは細菌が増殖しやすい夏に発症が多く見られます。
ほとんどの場合、擦り傷や虫さされ、湿疹、あせもなどを掻いた際にできる傷に細菌が入り、そこから感染することで症状が起こります。皮膚の保護機能が低下しているアトピー性皮膚炎の人の場合も、比較的かかりやすいようです。

原因となる菌は、黄色ブドウ球菌またはレンサ球菌の2種類があります。
黄色ブドウ球菌はどこにでも生息している菌のひとつで、人間では鼻や耳の穴に多く存在しています。この菌は皮膚の浅くて小さい傷に棲みつき、表皮剥脱素という毒素を出すことによって皮膚に水疱や膿胞ができるのが特徴ですが、皮膚が健康な場合にはこのような症状は現われません。
この水疱や膿胞の中の液には、菌や毒素が含まれているため、患部を掻いた手でほかの場所に触れたり、また滲み出た液が周囲の皮膚に付着することで、そこからもトビヒが発症します。このようにトビヒは体中、または他人にも広がって行きます。トビヒの約9割は黄色ブドウ球菌によるものと言われています。
一方、レンサ球菌が原因で起こるトビヒは水疱性よりも発生の頻度は少なく、また年齢や季節にはほとんど関係がなく現われます。最初は水疱や膿胞が出現し、その後すぐに黄色っぽいかさぶたができ、周囲が赤くなったり、発熱、リンパ節のはれなどを伴うこともありますが、毒素がどのように関係しているのかはまだ解明されていません

これらのトビヒの治療に効果を発揮するのがバクトロバン軟膏2%です。有効成分のムピロシンがイソロイシル-tRNA合成酵素を競合的に阻害することにより細菌のたんぱく質合成を抑制し、抗菌活性を示すと考えられています。このため既存の抗生物質との間に交叉耐性は認められていません。

なお、日本でもムピロシンを有効成分とした軟膏が発売されていますが、日本での適応は鼻腔内塗布によるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の除菌で、主に易感染者から隔離することが困難な入院患者および易感染者に接する医療従事者のための発症および伝播予防となっています。

 

他の商品との比較

ムピロシンは、新規な化学構造を有する局所用抗生物質です。

グラム陽性菌に対して優れた抗菌力を示し、またグラム陰性菌に対してはインフルエンザ菌、淋菌などの一部の菌に対してのみ抗菌力を示します。

その独特の作用機序から、他剤と交さ耐性を示さず、また耐性菌も発現しにくいとされています。

ムピロシンを有効成分とした薬は、日本ではバクトロバン(グラクソ・スミスクライン)、また海外ではBactoderm、Centany、Turxinなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、バクトロバン軟膏2%を絶対に使用しないでください。
・バクトロバン軟膏2%の成分に対し過敏症の既往歴のある人

【警告】
・バクトロバン軟膏2%を眼、鼻腔やほかの粘膜に使用しないでください。
・ポリエチレン・グリコール(マクロゴール)は傷口や損傷した皮膚から吸収され、腎臓から排泄されます。ほかのポリエチレン・グリコール軟膏同様、バクトロバン軟膏2%は、大量にポリエチレン・グリコールが吸収される個所には使用しないでください。また中等度から重度の腎臓機能障害のある人は使用しないでください。

【重要な基本的注意】
・バクトロバン軟膏2%の使用によると思われる過敏症や化学刺激が現われた場合は、ただちに使用を中止し、医師の診断を受けてください。
・耐性菌の発現などを防ぐため、原則して感受性を確認し、必要な最小限の期間の使用にとどめ、漫然と長期にわたって使用しないでください。

2歳未満の乳児、幼児などの使用に関する安全性は確立していません。

妊娠中の人の使用に関する安全性は確立していません。

授乳中の人の使用に関する安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

ほかの薬剤との併用による注意は特に報告されていませんが、併用する場合は事前に医師または薬剤師に相談するのが望ましいとされています。
またバクトロバン軟膏2%をほかの局所用製剤と併用した場合、バクトロバン軟膏2%の成分濃度が薄まり、効果が減弱するおそれがあります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。

 

副作用

バクトロバン軟膏2%を使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
そう痒感、皮膚乾燥、皮膚灼熱感、赤み、刺痛、痛み、はれ

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。