フェネート50 (クエン酸クロミフェン) 50mg

460 円!! 【次回入荷未定】排卵不順や無排卵月経による不妊症治療の第一選択薬!排卵誘発率は約70-80%!主成分のクエン酸クロミフェンが視床下部に働きかけ、排卵を誘発!特に軽度の排卵障害に対して効果的!

Phenate (Clomiphene Citrate) - 50mg (5 Tablets)

■ 5錠

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価格:460 円

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有効成分

クエン酸クロミフェン(Clomiphene Citrate)

 

製造国

ニュージーランド

 

製造元

Pacific Pharmaceuticals

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安です。
実際の使用においては事前に診断をうけ、医師の指示に基づいて行ってください。

通常、1日1回50mgを5日間、月経開始5日目から服用します。
生理不順の人の場合はいつから服用開始してもかまいません。
服用量は少しずつ増やし、最大で1日250mgまでとします。
クエン酸クロミフェンは通常3-4月経周期服用し、妊娠が確認できた時点で服用を中止します。

 

商品詳細

不妊症とは正常な夫婦生活があって2年以内に妊娠しない場合をいいます。
その原因はさまざまですが、一般的に女性側に原因があるとされる場合が5割、男性側の原因とされる場合が3割、他に原因不明とされる場合が2割と言われています。
女性側の原因としては、排卵因子、卵管因子、着床因子、頸管因子、年齢因子、子宮内膜症などが挙げられています。
そのうち排卵の不順(月経不順)もしくは無排卵性月経など排卵に関係するホルモンの分泌の不調が原因とされる場合、最初の不妊治療として使用されることが多いのがフェネート50の主成分であるクエン酸クロミフェンです。

排卵はいくつかのホルモンがバランスよく作用することによって発生します。
まず視床下部の指示によって脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)が卵巣の中にある卵子を発育させます。
卵胞や卵子が発育してくると卵胞からエストロゲンと言うホルモンが分泌され、卵子のさらなる成熟と子宮内膜の肥厚を促します。
卵子の成熟に伴ってエストロゲンの分泌量が増加し、その濃度が高まると視床下部は下垂体に黄体化ホルモン(LH)を分泌するように指示を出します。
黄体化ホルモンが作用すると、卵胞が破裂し排卵が起こります。
排卵後の卵胞は黄体へと変化し、そこから黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌して子宮内膜の性状を妊娠に適するように変化、維持させます。
脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)は合わせて性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)と呼ばれ、これらのホルモンの分泌は脳視床下部から分泌される性腺刺激ホルモン放出ホルモン(Gn-RH)によって制御されています。

このクエン酸クロミフェンは排卵に関係するホルモンを制御している脳の視床下部に作用します。
クエン酸クロミフェンはエストロゲンに似た構造をしているため、視床下部にあるエストロゲン受容体に結合して内在性のエストロゲンが受容体に結合することを阻害します。
このことにより視床下部にエストロゲンが不十分であるという情報が伝達されるため、視床下部からの性腺刺激ホルモン放出ホルモン(Gn-RH)をより多く分泌されるようになり、エストロゲン分泌を増加させるための卵胞刺激ホルモン(FSH)が増加することによって卵胞の発育作用が増強されて、排卵を誘発させる作用を発揮するとされています。

 

他の商品との比較

クエン酸クロミフェンによる排卵誘発は排卵を直接誘発する作用ではなく、排卵するための主席卵胞を作り出すことによる排卵促進作用であり、排卵誘発率は70-80%、妊娠に結びつくのは約30-35%と言われています。

しかしその反面で、長期にわたって服用するとエストロゲンの作用を妨げてしまうため、頚管粘液の減少や子宮内膜が薄くなるなど妊娠を妨げる要素が出てくるだけでなく、ほかの臓器が影響を受けてしまうこともありますので、服用に際しては充分な注意が必要とされています。

日本で発売されているフェネート50と同じクエン酸クロミフェンを主成分としている薬には以下のものがあります。
オリフェン(岩城製薬)、スパクロミン(ポーラファルマ)、クロン酸クロミフェン(富士製薬)、クロミッド(塩野義製薬)、セロフェン(メルクセローノ)

 

特別な注意

以下に当てはまる人は、フェネート50を絶対に服用しないでください。

  • 卵巣腫瘍、多嚢胞性卵巣症候群を原因としない卵巣腫大のある人: 卵巣過剰刺激作用により、さらに卵巣を腫大させるおそれがあります。
  • 肝障害または肝疾患のある人: 肝障害を悪化させるおそれがあります。
  • 妊婦: 妊娠中の服用に関する安全性が確立されていません。

また動物試験では胎児毒性ならびに催奇形性作用が認められています。

  • 原発性卵巣不全による尿中性腺刺激ホルモン分泌の高い人
  • 副腎および甲状腺機能の異常による無排卵患者
  • 頭蓋内に病変(下垂体腫瘍など)のある患者
  • 無排卵症以外の不妊症患者

以下に当てはまる人は、原則的にフェネート50を服用しないでください。

  • 妊娠を望まない無排卵者

以下に当てはまる人は、フェネート50を服用する際に充分注意してください。

  • 肝障害・肝疾患の既往歴がある人: 肝障害を悪化させるおそれがあります。
  • 多嚢胞性卵巣のある人: 卵巣過剰刺激症候群が起こりやすくなります。

霧視などの視覚症状が現れることがありますので、服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事しないようにしてください。

無月経患者の人は、服用前にゲスタゲン検査を実施し、消退性出血開始日を第1日として5日目に、また投与前に自然出血(無排卵周期症)があった場合はその5日目に服用を開始してください。

服用後に基礎体温が高温相に移行した場合は、服用を中止し、妊娠したかどうかを必ず確認してください。

フェネート50の服用における卵巣過剰刺激による副作用を避けるため、服用前および服用期間中は検査を行ない、以下のような異常が現れた場合はただちに服用を中止してください。

  • 下腹部痛など自覚症状の有無
  • 卵巣腫大の有無
  • 基礎体温異常上昇の有無(測定は毎日行なってください)
  • 卵巣過剰刺激は用量に依存する可能性があるため、用量・期間は1周期につき1日100mg、5日間を限度としてください。

卵巣過剰刺激の結果として、多胎妊娠の可能性があります。

一般に、3クール服用しても排卵性月経が全く見られない場合には服用を中止してください。

服用に際しては、産婦人科・内分泌専門医師の管理のもとに行なってください。

個人の判断で服用を中止しないでください。

クエン酸クロミフェン 50mgを含んだ薬の長期間服用により、卵巣腫瘍発症の危険性を増加させるとの疫学的調査結果が外国で報告されています。

血栓症のある人がクエン酸クロミフェン 50mgを含んだ薬を服用した後、脳梗塞、静脈血栓症が発現したとの報告があります。

 

他の薬との併用

フェネート50と他の薬の併用による弊害は特に報告されていませんが、他薬との併用の際には事前に医師或いは薬剤師と相談し、安全性を確認してから使用してください。

 

誤って大量に服用した場合

医師に相談してください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐ服用してください。
次回服用の際に服用し忘れに気づいた場合は、2回分を服用してください。 医師に相談してください。

 

副作用

フェネート50を服用した場合、以下の副作用が起きることがあります。

卵巣腫大症状(下腹部痛など)、虚血性視神経症、霧視、発疹、精神変調、頭痛、情緒不安、悪心・嘔吐、食欲不振、顔面潮紅、尿量増加、口渇、疲労感、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPなどの上昇、5%以上のBSP排泄遅延など

 

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