プリアデル(炭酸リチウム)400mg

4110 円!! そう病やそう状態改善の第一選択薬として使用される、数少ない気分安定薬!双極性障害やうつ病の治療にも効果を発揮します!リーマスのジェネリック薬!

Priadel (Lithium carbonate) - 400mg (100 Tablets)

■ 100錠

価格:4110 円

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有効成分

炭酸リチウム(Lithium Carbonate)

 

製造国

フランス

 

製造元

Sanofi

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

●成人(体重約70kg)
通常、服用開始量として1日400-1200mgを分割経口服用します。

●成人(体重50kg以下)、高齢者
通常、服用開始量として1日200-400mgを分割経口服用します。
以降、医師の指示に基づき3-5日ごとに200-400mgずつ増量する場合がありますが、独断では服用量の変更をしないでください。
1日の最大服用量は、個々により異なります。

 

商品詳細

プリアデル400mgは、そう病、軽そう病、ほかの薬では効果が現れなかった周期的なうつ病、攻撃的または自虐行動の治療や抑制のほか、双極性障害(そううつ病)を予防する目的でも使用される薬です。

そう病は、うつ病と正反対の症状を呈する精神疾患です。気分がやたらと高揚し、明るく開放的な状態が続きますが、たいていの場合は自覚状態であり、社会的に何かと問題を起こすことが多く、また症状が悪化するとイライラして怒りっぽくなることもあります。このうち、程度の軽いものは軽そう病と呼ばれます。
アメリカ精神医学会のガイドラインによるそう状態の診断基準は、次のうち3-4の症状が1週間以上続き、なおかつ社会活動や人間関係に著しい障害を生じることとされています。
1.自尊心肥大: 自分は何でもできるなどと気が大きくなる。
2.睡眠欲求の減少: 睡眠時間が少なくても生活に支障がない。
3.多弁: 会話への欲求が過剰になる。
4.観念奔逸: 次から次へと考えが浮かび、観念の対象が頻繁に変化する。
5.注意散漫: 落ち着きがなくなり、物事に集中できなくなる。
6.活動の増加: 活動が増加し、場合により破壊的な逸脱行動に発展することも。
7.衝動的行動: ギャンブルへの熱中、危険な性行動、異常な買い物など。
高度なそう病に移行することはまれで、通常は数ヵ月以内にそう状態から脱出しますが、たいていの場合は抑うつ状態へと移行するようです。

一方、うつ病は「気分が落ち込む」「物事に対してやる気がしない」「興味や関心、喜びを感じない」など、気分の落ち込み、感情の不安定化、意欲、思考の低下といった精神的症状が2週間以上続く状態で、これらの状態に加えて睡眠不足、食欲減退、だるさや疲労感といった身体症状があり、日常生活にさまざまな支障をきたします。また、時には自分が他人に迷惑をかけている、自分は無価値な人間だ、といったような悲観的、自己否定的な不合理な思考から自殺願望や自殺企画を抱くこともあり、自殺との関連も指摘されています。

これらのそう状態とうつ状態を繰り返す精神疾患が、かつてはそううつ病と呼ばれていた双極性障害で、このうちはっきりとしたそう状態がある場合を双極I型障害、軽いそう状態を含む場合を双極II型障害と呼びます。双極性障害は再発を繰り返す可能性の高い病気ですが、薬剤療法を含む治療で状態をかなりコントロールすることができます。

そう状態は、脳内の情報伝達物質であるセロトニンの不足により、興奮作用をもたらすドーパミンが過剰供給されることで起こると考えられており、プリアデル400mgの有効成分である炭酸リチウムは、この症状に対してすぐれた改善効果を発揮します。しかしその作用機序は完全に解明されておらず、中枢神経系のノルアドレナリン作動系、ドーパミン作動系、5HT作動系で、際立った作用機序になるものがないため、多くの作用が複合的に関連して作用するのではないかと考えられています。
なお、炭酸リチウムは効果が出始めるまでに4-10日かかり、通常はハロペリドールなどの即効性のある薬を併用し、興奮した思考や行動をコントロールします。また最近では、そう病だけでなく、うつ病の治療にも使用されることもあります。

うつ状態を治療する薬は数多くありますが、そう病は症状の持続期間もせいぜい2-3週間から数ヵ月程度しか続かないため、治療をしなくても突然治まることもあります。しかしながら、社会的に問題を起こすことも多いため速やかな治療が必要とされます。

 

他の商品との比較

従来の抗精神病薬による非特異的な抑制と異なり、そう状態の高揚や興奮に対して特異的な情動安定化作用を有すると考えられています。

病相期の発現を消失または減少させます。

クロルプロマジンと比較して、うつ転を誘発することは少ないとされています。

血中濃度測定が簡単にでき、計画的な服用管理ができます。

炭酸リチウムを有効成分とした薬剤は、日本では、リーマス(大正富山医薬品、大正製薬)、リチオマール(藤永製薬、第一三共)、炭酸リチウム(共和薬品、田辺三菱製薬、吉藤薬品、全星薬品)の名前で発売されています。

海外ではEskalith、Lithoなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、プリアデル400mgを絶対に服用しないでください。
・てんかんなどの脳波異常のある人: 脳波異常を増悪させることがあります。
・重篤な心疾患のある人: 心疾患を増悪し、重篤な心機能障害を引き起こすおそれがあります。
・リチウムの体内貯留を起こしやすい状態にある人: リチウムの毒性を増強するおそれがあります。
1.腎障害のある人
2.衰弱または脱水状態にある人
3.発熱、発汗または下痢を伴う疾患のある人
4.食塩制限をしている人
・妊婦または妊娠している可能性のある人

【慎重服用】
・脳に器質的障害のある人: 神経毒性が現れるおそれがあります。
・心疾患の既往歴のある人: 心機能障害を引き起こすおそれがあります。
・リチウムの体内貯留を起こすおそれのある人: リチウム中毒を起こすおそれがあります。
1.腎障害の既往歴のある人
2.食事および水分摂取量不足の人
3.高齢者
・肝障害のある人: 肝障害を増悪させるおそれがあります。
・甲状腺機能亢進または低下症の人: 甲状腺機能低下を起こすおそれがあるため、甲状腺機能亢進症の診断を誤らせる可能性があります。また甲状腺機能低下症を増悪させるおそれがあります。
・リチウムに異常な感受性を示す人: 血清リチウム濃度が1.5mEq/L以下でも中毒症状が現れることがあります。

【重要な基本的注意】
・めまい、眠気などが現れることがあるので、プリアデル400mg服用中の人は自動車の運転など危険を伴う機械類の操作に従事しないよう注意してください。
・改善が見られたならば、症状を観察しながら維持量を漸減してください(そう症状の発現時にはプリアデル400mgに対する耐容性が高く、そう状態が治まると耐容性が低下します)。
・ほかの向精神薬(フェノチアジン系、プチロフェノン系薬剤など)との併用中に中毒を発現すると、非可逆性の小脳症状または錐体外路症状を起こすことがあるので、これらの薬剤を併用する場合には観察を充分に行ない、慎重に服用してください。
・プリアデル400mgによる中毒に関する注意について、充分に理解してください。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
・過剰服用による中毒を起こすことがあるので、服用初期または用量を増量したときには1週1ないし2回、維持量の服用中には1ヵ月1回程度、早朝服薬前の血清リチウム濃度を測定しながら使用してください。
1.血清リチウム濃度が1.5mEq/Lを超えたときは臨床症状の観察を充分に行ない、必要に応じて減量または休薬などの処置を行なってください。
2.血清リチウム濃度が2.0mEq/Lを超えたときは過量服用による中毒を起こすことがあるので、減量または休薬してください。

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、状態を観察しながら慎重に服用してください。腎機能が低下していることが多いため、血清リチウム濃度が高くなるおそれがあります。

妊婦または妊娠している可能性のある人は服用しないでください。

妊娠末期の人は服用しないでください。分娩直前に血清リチウム濃度の異常上昇を起こすことがあります。

やむを得ず服用する場合には授乳を中止してください。

小児などに対する安全性は確立していないので、小児などには治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とプリアデル400mgを併用する場合、注意してください。

・利尿剤(チアジド系利尿剤、ループ利尿剤など): リチウム中毒を起こすとの報告があります。
・カルバマゼピン: 錯乱、粗大振戦、失見当識などを起こすとの報告があります。
・向精神薬(ハロペリドールなど): 心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性の悪性症候群、非可逆性の脳障害を起こすとの報告があります。
・アンジオテンシン変換酵素阻害剤(エナラプリル、マレイン酸塩など): リチウム中毒を起こすとの報告があります。
・非ステロイド性消炎鎮痛剤(ロキソプロフェンナトリウム水和物): リチウム中毒を起こすとの連絡があります。
・選択的セロトニン再取り込み阻害剤(フルボキサミンマレイン酸塩など): セロトニン症候群(錯乱、軽そう病、激越、反射亢進、ミオクローヌス、協調異常、ふるえ、下痢、発汗、悪寒、発熱)を起こすとの報告があります。
・電気けいれん療法: 通電直後に数秒程度の心停止や施行後にけいれん遷延、せん妄などを起こすとの報告があります。
・麻酔用筋弛緩剤(スキサメトニウム塩化物水和物など): これらの筋弛緩作用が増強されることがあります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

プリアデル400mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
ねむけ、めまい、言語障害、頭痛、発熱、不眠、脳波異常(基礎波の徐波化など)、知覚異常、記憶障害、焦燥感、失禁、悪寒、耳鳴、一過性暗点、ブラックアウト発作、情動不安、口渇、吐き気、嘔吐、下痢、食欲不振、胃部不快感、腹痛、便秘、唾液分泌過多、胃腸障害、心電図異常、血圧低下、頻脈、不整脈、末梢循環障害、白血球増多、多尿、排尿困難、乏尿、頻尿、腎機能異常、たんぱく尿、甲状腺機能異常(T3、T4およびPBIの低下、甲状腺131I接種率の増加およびTRH付加後のTSH分泌反応の増大)、非中毒性甲状腺腫、甲状腺中毒症、ふるえ、運動障害、緊張亢進、低科腱反射亢進、筋れん縮、運動過少、舞踏病様アテトーシス、頭蓋内圧亢進、皮疹、そう痒感、毛嚢炎、下肢潰瘍、毛髪の乾燥および粗毛化、乾癬またはその悪化、肝機能異常、脱力、倦怠感、むくみ、体重増加・減少、性欲減退、血糖上昇、脱水、上皮小体機能亢進症

●極稀に起こる重篤な副作用
リチウム中毒、悪性症候群、徐脈、腎性尿崩症、痴呆様症状、意識障害

 

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なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
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