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2013-10-15

ソース(記事原文):ヘアリオ

プレガバリンが心臓手術後の持続痛を軽減

ヘアリオ(2013年10月15日) ― アメリカ麻酔学会(American Society of Anesthesiologists)の年次総会で発表された研究データによると、手術前後にプレガバリンを投与された患者において、心臓手術後の慢性疼痛の発生率が減少した。

無作為化二重盲検試験には、選択的心臓手術が予定されていた患者150人が参加した。患者は3群に分けられた:プレガバリンを術前と、術後14日間1日2回;術前、術後プレガバリンと術後48時間低用量ケタミンの投与;プラセボベースのレジメン。プレスリリースによると、他の外科治療や麻酔治療は全て変更せず、術後の患者管理モルヒネを含んでいた。

プレガバリンの使用で、3ヶ月および6ヶ月でそれぞれ10%及び8%の患者において、持続的な術後疼痛の発生率が減少した。プラセボ群における疼痛の発生率は、3ヶ月で50%、6ヶ月で46%であった。発表された結果によると、プレガバリンレジメンにケタミンを追加しても、術後の痛みに大きな影響がなかった。

研究者らはまた、手術時に実施した痛覚感受性試験が、長期持続的な術後疼痛を発症するリスクがある患者を予測できることを見出した。患者の神経系の定量的感覚試験を術前、術後に行った。手法の1つは、胸の4ヶ所に測定圧力を加えて痛みを誘発するもので、その後きつく締めた血圧計カフを使用して腕に2回目の気を散らす痛みを伴わせた。プレスリリースによると、手術前後だけでなく、気を散らす腕の痛みの前後の患者の痛覚感受性における変化を測定して、患者が術後の持続痛を発症するかどうかを予測した。

また、「手術までの日々における患者の手術に対する不安や心配は、その患者の急性および持続性の術後疼痛に直接的かつ独立した影響があった」とロンドン大学バーツ医歯学部(the London School of Medicine and Dentistry)研究フェローのシブティン・アンワー(Sibtain Anwar, MB, MA, FRCA)はプレスリリースで述べている。「痛み一般に対する前向きな考えと態度が、長期にわたる痛みの結果を改善した」

「本研究は、中等度から重度の術後疼痛を経験している患者における予防鎮痛の潜在的な利点を明らかにし、これをこの時期の末梢神経系と中枢神経系の双方の変化と連携させている」とアンワルと同僚らは、研究アブストラクトで結論付けた。


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