ベトネベート・ローション(吉草酸ベタメタゾン)0.1%

2240 円!! 強力な血管収縮作用・抗炎症作用で湿疹やアトピー性皮膚炎の症状や皮膚の赤みを緩和するステロイド外用薬!ローションタイプなので少量を広範囲に使用可!

Betnovate Lotion (Betamethasone Valerate) - 0.1% (50mL Bottle)

■ 50mLボトル

価格:2240 円


数 量 :   


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有効成分

吉草酸ベタメタゾン(Betamethasone Valerate)

 

製造国

ニュージーランド・オーストラリア市場向け

 

製造元

GlaxoSmithKline

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

・使用前は容器をよく振って下さい。
・患部を清潔に洗い、1日1-数回少量を患部に薄く塗って下さい。

●塗布の場合
・患部を清潔に洗い、ガーゼなどに染み込ませ貼って下さい。
・12-24時間ごと又は夜間だけ貼って下さい。

 

商品詳細

ベトネベート・ローションは、有効成分である吉草酸ベタメタゾンの血管収縮作用や抗炎症作用により、皮膚の炎症や感染症を緩和する、ローションタイプの合成副腎皮質ホルモン(ステロイド)剤です。

皮膚の組織は表皮、真皮、皮下組織という3層からできており、そのうち表皮は最も外側にある丈夫な層で、細菌・ウィルスなど外部からの有害物質が体内に侵入するのを防ぎ、体内の水分を保つ役割を果たしています。この表皮に物理的刺激(日光、温熱、寒冷、乾燥など)、化学的刺激(化粧品、洗剤、薬物など)、アレルゲン(金属、花粉、ハウスダスト、植物、昆虫など)などの外的刺激が体内に入り込むと、これらを排除しようと真皮層にある免疫細胞からヒスタミンが分泌され、このヒスタミンが皮膚の炎症やかゆみの原因となります。通常、免疫システムは体を守ってくれる大切な役割をしていますが、刺激に対して過剰に働いてしまうことで湿疹・皮膚炎の症状が起こります。

共通した皮膚の免疫反応として細胞内では酵素ホスホリパーゼA2によってアラキドン酸が生成され、さらに痛みや炎症の原因となるロイコトリエン、プロスタグランジンという物質が作りだされます。酵素ホスホリパーゼA2の働きを妨げ、ロイコトリエン、プロスタグランジン生成を抑制するのはリポコルチンという物質で、ベトネベート・ローションに含まれる0.1%吉草酸ベタメタゾンはこのリポコルチン生成を促すので、結果として炎症反応の早い段階での皮膚炎の緩和に有用となります。

吉草酸ベタメタゾンは1963年Elks, J.氏により合成されて以来外用ステロイド剤として現在まで広く使用されています。なお、吉草酸ベタメタゾンの抗炎症作用は、同じく副腎皮質ホルモンであるヒドロコルチゾンの約25倍、プレドニゾロンの約7倍、フルオシノロンの約3.6倍、デキサメタゾンと同等とされています。

使用対象症状:湿疹、皮膚炎、赤みの伴った脂漏性湿疹による皮膚炎、アレルギー反応、乾せん、繰り返し掻く事で生じる湿疹(神経皮膚炎、慢性単純性苔癬)、結節性痒疹、円板状エリテマトーデス、紅皮症、中耳根治手術の術創、進行性壊疸性鼻炎 

皮膚炎症の原因が細菌感染のときは抗生物質で細菌を抑えますが、アレルギーの場合は、合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)で過剰な免疫反応を抑制し、炎症を抑えます。

 

他の商品との比較

ステロイド薬は体内の吸収度の違いによって最も強い(Strongest)、非常に強い(Very Strong)、強い(Strong)、普通(Medium)、弱い(Weak)の5段階に分類されていますが、吉草酸ベタメタゾンの強さは、3番目の「強力(strong)」に属します。

ローションタイプは軟膏やクリームタイプを使用しにくい頭髪部に適しています。

湿潤した患部には向いていません。

吉草酸ベタメタゾンが有効成分として使用されている他の商品は、デルモゾール・ローション、リンデロン-Vローション、吉草酸ベタメタゾンローション、海外ではBetamethasone Valerate lotionなどがあります。

 

特別な注意

以下に当てはまる人はベトネベート・ローションを使用しないで下さい。
・吉草酸ベタメタゾンに対して過敏症の既往歴のある人
・細菌・真菌・スピロヘータ・ウィルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患のある人
・鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎のある人
・腫瘍(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷の人
・酒さ、尋常性ざそう、口周囲皮膚炎、皮膚のウィルス感染(単純疱疹、水ぼうそう)

【使用上の注意】
・皮膚感染を伴う湿疹や皮膚炎には基本的に使用しない事が原則ですが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤(全身適用)、抗真菌剤による治療を行うか又はこれらとの併用を考慮して下さい。

・大量・長期ににわたる広範囲の使用によって、副腎皮質ステロイド剤を全身的投与した場合と同様の症状が現われる事があります。

・外用薬としてのみ使用して下さい。

・目・鼻・口の中に入ってしまった場合は水ですぐに洗い流して下さい。

・手に使用する以外、使用後は手をよく洗って下さい。

・化粧下、ひげそり後に使用しないで下さい。

・顔面への使用は、5日以上の使用、又は塗布しないで下さい。

・2-4週間たっても症状の改善が見られない場合、または悪化が見られる場合は使用を中止して下さい。

・症状改善後はできるだけ速やかに使用を中止して下さい。

真菌によって一次感染した皮膚損傷(カンジダ症、りんせんなど)、バクテリア(とびひなど)、イースト菌による一次二次感染、肛門周囲・生殖器のかゆみ、1歳未満の皮膚炎やおむつによる吹き出物などの皮膚病の治療には適していません。

高齢者は一般に副作用が現われやすいので大量・長期にわたる広範囲の塗布には注意して下さい。

妊娠中の使用に関する安全性は確立されていませんので、妊婦・産婦・授乳婦の人は大量・長期にわたる広範囲の使用を避けて下さい。

新生児、乳児、幼児又は小児へは大量・長期の使用による発育障害が報告されています。

おむつは成分吸収を高める作用があるので1週間に1度は必ず医師の診断を受けて下さい。

尋常性乾癬の人は定期的に医師の診断を受けて下さい。長期使用の場合、症状の悪化が見られたり、使用中止後、膿疱性乾癬(のうほうせいかんせん)になる可能性もあります。

副作用の症状が見られた場合には必ず医師に相談をして下さい。

 

他の薬との併用

他の薬剤との併用に関する注意は特にないとされていますが、併用する場合は医師に相談するのがよいとされています。

 

誤って大量に服用した場合

直ちに病院に連絡し、医師の診断を受けて下さい。

 

服用し忘れた場合

気が付いた時に使用して下さい。

 

副作用

ベトネベート・ローションの使用によって以下の副作用の発現が報告されています。
以下の症状や、他に気になる症状が発現し継続するような場合には医師に相談するようにしてください。

・主な副作用
真菌性感染症(カンジダ症、白癬など)、細菌性感染症(伝染性膿痂疹など)、ステロイド痤瘡、酒さ、口囲皮膚炎(赤斑、丘疹、毛細血管拡張、痂皮)、ステロイド皮膚(皮膚萎縮、毛細血管拡張)、紫斑、多毛、色素脱失、さざ波状のシワ、皮膚の刺激感、接触性皮膚炎、発疹、下垂体・副腎皮質系機能の低下症状

・極稀に現れる重篤な副作用
目の重い症状(眼圧亢進、緑内障、白内障など)、見えにくい、かすんで見える、ゆがんで見える、見え方が変、目の痛み、頭痛

 

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**注意!**

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。