メルプリン(メルカプトプリン)50mg

1890 円!! 急性白血病、慢性骨髄性白血病の治療薬!がん細胞のDNAに働きかけて増殖を抑えることで、免疫機能を抑制します!クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性疾患の治療にも有効!

Merpurin (Mercaptopurine) - 50mg (25 Tablets)

■ 25錠

価格:1890 円

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有効成分

メルカプトプリン(Mercaptopurine)

 

製造国

トルコ

 

製造元

Koçak Farma

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

●維持療法
成人は体重1kgにつき1.5-2.5mgを1日1回経口服用します。
なお急性白血病における維持療法に単剤で使用されることはほとんどありません。

●アロプリノールと併用の場合
アロプリノールと併用する場合、メルカプトプリンの服用量を減量します。

●TPMT欠乏症の人の服用量
通常の服用量では毒性上昇のリスクが高まるため、一般には服用量の減量が推奨されています。

●腎、肝機能障害の人
低用量から服用を開始することが推奨されています。

 

商品詳細

メルプリン50mgは免疫抑制効果を持つ抗がん剤で、急性白血病、慢性骨髄性白血病などの治療に単剤またはほかの薬剤と併用しますが、現在は主に急性リンパ性白血病の寛解後の地固め療法や維持療法に用いられるケースが多いようです。

白血病は「血液のがん」ともいわれ、遺伝子変異を起こした血液細胞(白血病細胞)が骨髄で自律的に増加する疾患です。増殖した白血病細胞は骨髄を占拠するために正常な造血が困難になり、その結果として感染症や貧血、出血症状などの症状が出やすくなるだけでなく、血液中にあふれ出た白血病細胞がさまざまな臓器に浸潤(侵入)して機能に障害を引き起こすこともあります。

白血病は大きく急性骨髄性白血病 (AML)、急性リンパ性白血病 (ALL)、慢性骨髄性白血病 (CML)、慢性リンパ性白血病 (CLL)などに分けられますが、このうち赤血球、白血球、血小板などの血液細胞をつくり出す骨髄にある造血幹細胞ががんになった状態を慢性骨髄性白血病といいます。症状はゆっくりと進行していくため中年期以降に生じることが多く、小児にはほとんど発生しません。日本では10万人に1人の割合で発症するとされており、またその詳しい原因はわかっていませんが、慢性骨髄性白血病の95%以上の人でフィラデルフィア染色体が見つかっていることから、この染色体が原因のひとつであると考えられています。
また白血病は、がん化した細胞の種類によって骨髄性とリンパ性に分類され、さらに病気の進行速度や悪性化した細胞分化段階で急性と慢性に分けられます。急性リンパ性白血病は、白血球の一種であるリンパ球が幼若な段階で悪性化、異常増殖し、急速に進行する疾患です。中でも急性リンパ性白血病はフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病と呼ばれ、急性リンパ性白血病の約3割を占めています。

がん細胞は無秩序な増殖を繰り返し、白血球ではがん化した白血病細胞が増殖することで免疫機能が弱くなり、出血を起こすこともあります。また白血病でつくられる白血球細胞は病原菌を退治するなどの正常な機能を持ち合わせていないために感染症にかかりやすく、さらに赤血球などの血球成分の代わりに機能しない白血球細胞がつくられることから貧血などの症状が起こりやすくなります。
がん細胞は分裂して複製をつくることで増殖しますが、その生命情報が書かれている物質であるDNAの合成を阻害することで細胞の増殖を抑える薬がメルプリン50mgです。DNAの合成にはアデニンやグアニンなどの物質が必要であり、これらの物質をつくり出すために体内にIMPデヒドロゲナーゼ(IMPDH)などの酵素が存在しています。メルプリン50mgの有効成分であるメルカプトプリンは、アデニンやグアニンなどの代わりにこの酵素に結びついてその正常な働きを阻害し、その結果としてDNAの合成を抑えます。これにより白血病細胞の増殖が抑制され、免疫にかかわる白血球数が減少することから免疫機能が抑制されます。

なお、メルプリン50mgはクローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性疾患の治療薬として使用されることもあります。

 

他の商品との比較

体内に速やかに吸収され、体内に広く分布します。

臨床的には急性白血病および慢性骨髄性白血病の自覚的ならびに他覚的症状の寛解に単独またはほかの抗腫瘍薬と併用して使用されます。

メルカプトプリンを有効成分とする薬剤は、日本では散剤としてロイケン(大原薬品)の名前で発売されています。

海外では、Mercaptopurine、Purinetholなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、メルプリン50mgを絶対に服用しないでください。
・メルプリン50mgの成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある人
・フェブキソスタット、トピロキソスタットを使用中の人

【慎重服用】
・肝障害のある人: 副作用が強くあらわれるおそれがあります。
・腎障害のある人: 副作用が強くあらわれるおそれがあります。
・骨髄抑制のある人: 骨髄抑制を増悪させるおそれがあります。
・感染症を合併している人: 骨髄抑制により感染を増悪させるおそれがあります。
・水痘の人: 致命的な全身障害があらわれることがあります。

【重要な基本的注意】
・骨髄抑制、肝障害などの重篤な副作用が起こることがあるので、頻回に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査など)を行なうなど、状態を充分に観察してください。異常が認められた場合には、減量、休薬などの適切な処置を行なってください。また使用が長期満にわたると副作用が強くあらわれ、遷延性に推移することがあるので、服用は慎重に行なってください。
・感染症・出血傾向の発現または増悪に充分注意してください。
・小児に使用する場合には、副作用の発現に特に注意し、慎重に使用してください。
・小児および生殖可能な年齢の人に使用する必要がある場合には、性腺に対する影響を考慮してください。

【高齢者】
・腎機能など生理機能が低下していることが多く、副作用があらわれやすいので、状態を観察しながら慎重に服用してください。

【妊婦、産婦、授乳婦など】
・妊婦または妊娠している可能性のある人は服用しないことが望ましいとされています。
・授乳婦が服用する場合には授乳を中止してください。

【その他の注意】
・メルプリン50mgとほかの抗悪性腫瘍剤を併用した人に、急性白血病、骨髄異形成症候群(MDS)などの二次発がんが発生したとの報告があります。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とメルプリン50mgは絶対に併用しないでください。
・生ワクチン(乾燥弱毒麻疹ワクチン、乾燥弱毒生風疹ワクチン、経口生ポリオワクチン、乾燥BCGなど): 免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症するおそれがあります。
・フェブキソストタット、トピロキソスタット: 骨髄抑制などの副作用を増強する可能性があります。

以下の薬剤とメルプリン50mgを併用する場合は注意してください。
・アロプリノール: メルカプトプリンの作用を増強します。
・アミノサリチル酸誘導体(メサラミン、スルファサラジンなど): 骨髄抑制が起こるおそれがあります。
・抗凝血剤(ワルファリンなど): 抗凝血作用が減弱するとの報告があります。併用する場合には凝固能の変動に充分注意してください。
・ドキソルビシン
・トリメトプリム
・スルファトメキサゾール
・チオグアニンなどの抗がん剤

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

メルプリン50mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
吐き気、嘔吐、皮膚色変化、脱毛、発疹、虚弱、息切れ、喉の痛み・発熱・悪寒などの感染徴候、足のむくみ、異常な痛み・出血、黄だん、食欲減退、下痢、胃部膨張、胃痛

●極稀に起こる重篤な副作用
骨髄抑制

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。