モキシシップ点眼液 (塩酸モキシフロキサシン)0.5%w/v

880 円!! 細菌のDNA複製を抑制する強力な抗菌力で、外眼部に生じた様々な細菌性感染症に有用なニューキノロン系の抗菌点眼液!ベガモックス点眼液のジェネリック!

Moxicip Eye Drop (Moxifloxacin) - 0.5%w/v (5ml)

■ 5mLボトル

価格:880 円

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有効成分

塩酸モキシフロキサシン(Moxifloxacin HCL)

 

製造国

インド

 

製造元

Cipla

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

・通常は1回1滴、1日3回の点眼を7日間続けてください
・眼科周術期の無菌化療法の場合、手術前は1回1滴、1日5回、手術後は1回1滴、1日3回点眼して下さい
・他の点眼剤と併用する場合は、間隔を5分以上あけてください
・医師の指示なしに、自分の判断で使用を止めないでください

 

商品詳細

モキシシップ点眼液0.5%は、眼瞼炎、涙嚢炎、ものもらい、角膜炎(角膜腫瘍を含む)結膜炎など細菌性外眼部感染症の原因である細菌の増殖を阻止し、強力に殺菌する抗菌点眼液です。

目の外眼部は、まぶた、まぶたの内面と白目の前面を覆っている薄い透明な組織の結膜、黒目の部分の外側にある約0.5 mmほどの薄い透明な組織の角膜を指します。この外眼部に傷が付き細菌が入り込むと、炎症が起き、充血、目やに、涙、痒み、腫れ、うみ、白目が濁るなどの症状が現われたり、知覚神経が走っていて非常に敏感なため激しく痛むこともあります。

細菌性外眼部感染症の原因になる細菌は黄色ぶどう球菌や表皮ぶどう球菌などの身近によくいる細菌がほとんどで、ゴミ、砂、植物の枝葉等のほか、最近では国民の10人の1人が使用していると言われるコンタクトレンズの装着時など、日常生活の些細なことが原因で外眼部や角膜を傷付け、そこから感染することが多いようです。また、ドライアイ、ステロイド剤の長期点眼も原因として考えられます。

モキシシップ点眼液0.5%の有効成分である塩酸モキシフロキサシンはニューキノロン系抗菌剤で、細菌性外眼部感染症の原因になる細菌のDNA複製、転写、修復に深く関わるDNAジャイレースという酵素の働きを阻止し、細菌を強力に抑制・殺菌します。DNAジャイレースとはDNA複製時にらせん状DNAを一旦解いて、複製後、元の形状に折りたたむ働きをする酵素で、細菌の増殖には欠かせません。DNAの複製を阻害された細菌は、それ以上の増殖ができなくなり、やがて死滅します。

ニューキノロン系抗菌剤の派生元となったキノロン薬は、細菌のDNAジャイレースの働きのみを選択的に阻害し、生体に影響を与えずに細菌の増殖を阻害・殺菌ができる抗菌薬として1962年より臨床で使用されていましたが、耐性菌の出現回避が課題要因となっていました。その後、1984年にノルフロキサシンが開発され、それまでのキノロン薬には無かったフッ素原子を母核構造に持ち、菌活性を大幅に向上させました。これ以降に開発されたキノロン薬を旧構造と区別しニューキノロン薬と呼びます。

塩酸モキシフロキサシンは、1999年にドイツで承認されました。他のニューキノロン薬と同様に、広範囲な抗菌スペクトルを示す事が特長で、それまでは抗菌性が弱かったグラム陽性菌・グラム陰性菌や嫌気性菌などの細菌に対しても強力な抗菌力を保つ事ができるようになりました。更に塩酸モキシフロキサシンは眼組織内移行が良好で耐性菌が発現しにくいことから、眼感染症治療薬としても注目されて米国で開発され、日本では2006年に点眼液として承認されました。日本人における臨床試験成績では、細菌性外眼部感染症の有効率は94.8%、眼科手術前の、無菌化率は85.0%、術後無菌率は98.9%となっています。

 

他の商品との比較

従来のキノロン系薬では抗菌性が弱かったグラム陽性菌・グラム陰性菌や嫌気性菌などの細菌に対しても強力な抗菌力を示し、抗菌力はそれまでのキノロン薬と比較して1-16倍と言われています。

主要な眼感染症の起炎菌に対し、広範囲な強い抗菌力を示します。

同成分で他商品は海外ではMosi、Milflox、Apdrops等があります。

 

特別な注意

塩酸モキシフロキサシンやキノロン系抗菌剤に対して、過敏症の既往歴のある人は使用しないで下さい。

点眼用のみとして使用して下さい。

点眼時の時、容器の先端が直接眼に触れないように注意してください。

妊娠中の使用に関する安全性は確立していないため、妊婦または妊娠している可能性のある人及び授乳中の人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用してください。

低出生体重児・新生児への安全性および有効性は確立されていません。

医師の指示なしに、自分の判断で使用するのを止めないでください。

起炎菌に対する感受性が低い抗菌剤を投与した場合は臨床効果が十分でないだけでなく、耐性菌が発現する可能性がありますので、モキシシップ点眼液が適応していない菌種による感染が疑われる場合には、起炎菌の確認行ってから使用を検討してください。

次に当てはまる人は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。
・以前に使用してかゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある人
・コンタクトレンズを使用している人
・妊娠または授乳中他に薬を使っている人
・他の抗菌剤を使用している人

保管方法その他
・乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
・薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

 

他の薬との併用

他の点眼剤と併用する場合は間隔を5分以上あけるようにして下さい。

 

誤って大量に服用した場合

ぬるま湯でしっかり洗い流し、医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気がついた時1回分をすぐに点眼してください。
ただ、次に点眼する時間が近い場合は点眼せずに、次の通常の時間に1回分を点眼して下さい。
2回分を1度に使用することはしないで下さい。

 

副作用

モキシシップ点眼液の使用によって以下の副作用が現れることがあります。
以下のような症状や、他に気になる症状が発現し、継続する場合には医師の診断を受けるようにしてください。

・主な副作用
しみる、味覚異常、眼充血、眼刺激、異物感、眼まぶた赤斑、霧視

・極稀に現れる重大な副作用
紅斑、発疹、呼吸困難、血圧低下、眼まぶた浮腫、塩酸モキシフロキサシンを含有している経口剤によるショック、アナフィラキシー様症状

 

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