ランソネート250 (炭酸ランタン) 250mg

440 円!! 【次回入荷未定】
食物中のリンと結合し、消化管から吸収されることなく体外に排泄するリン吸収剤!特に慢性腎疾患の人や透析を受けている人に最適!水なしでも服用可!ホスレノールのジェネリック!

Lanthonate (Lanthanum Carbonate) - 250mg (10 Tablets)

■ 10錠

価格:440 円

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有効成分

炭酸ランタン(Lanthanum Carbonate)

 

製造国

インド

 

製造元

3M Health Care Ltd.

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日750-2250mg(3-9錠)を服用開始量とし、1日3回に分けて食直後に経口服用してください。
症状、血清リン濃度の程度により2-3週間毎に適宜増減しますが、1日の最大服用量は3750mgとします。

・ランソネート250は口中で充分に噛み砕き、唾液または少量の水で飲み込んでください。

 

商品詳細

リンは、カルシウムに次いで体内に多く含まれるミネラルで、そのほとんどがカルシウムやマグネシウムと関係して骨や歯をつくる成分となり、残りの約15%は筋肉、脳、神経などの組織でエネルギーを作る役割をしています。
通常の食生活ではリンは不足することはほとんどなく、むしろ取り過ぎが問題となります。ランソネート250は、リンを吸着して体外に排泄する助けをする薬です。

特に腎臓に疾患を持つ人では、腎機能が低下しているためにリンの排泄が低下し、腎臓におけるビタミンDの活性化が阻害されることで血清カルシウムが上昇します。
すると骨線維症や骨軟化症の原因となるばかりでなく、長期的には血管を含む全身の石灰化を引き起こすことにもつながります。
そのため、慢性腎疾患の人は、一般的にリンの摂取制限が指導されています。

これは透析を受けている腎不全の人も同様です。
透析では、透析液の拡散に依存して血液中からリンを除去しますが、透析による除去だけでは不充分であるために、リン吸着剤により消化管からのリン吸収を抑制しなければならないのが実情です。

1970年代では、水酸化アルミニウム製剤がリン吸着剤として使用されていました。
水酸化アルミニウム製剤のリン吸着力は非常に効率よく、作用が強力な割に胃腸障害の副作用が起きないという特長を持っていましたが、腸からわずかながらアルミニウムが吸収されるために体内に少しずつ蓄積し、アルミニウム脳症やアルミニウム骨症などを引き起こすことがわかり、現在では使用されていません。

その後、使用されるようになったのがカルシウム剤です。
カルシウム剤は食物中のリンと結合して便の中に排泄されるという優れた作用を持っていますが、高カルシウム血症を引き起こしたり、また透析を受けている人では尿が出ないために体内にカルシウムが吸収され、軟部組織の石灰化や血管の石灰化を引き起こす原因となることが問題となっています。

そこで新しく開発されたのが、ランソネート250の有効成分である炭酸ランタンです。
この炭酸ランタンは食事から摂取されるリン酸に高い親和性を示し、きわめて難溶性の塩を生成します。
この塩はそのまま糞便中に排泄されるために消化管からのリン酸が吸収されることはなく、透析を受けている人に対して良好な血清リン濃度コントロールが可能です。
さらにランソネート250は水なしで服用できるため、水分制限が必要とされる透析患者には大きなメリットになります。
また体に吸収されるランタンもごくわずかであり、胆汁を介して排泄されることから、腎機能が低下、もしくは機能しない人でもランタンが体内に蓄積するリスクはほとんどないとされています。

 

他の商品との比較

ランソネート250は水なしでも服用することができます。

炭酸カルシウムと同等の優れた血清リン低下効果を示します。

高いリン結合作用が認められています。

ランタンは消化管からほとんど吸収されないと考えられ、また糞中を主要排泄経路としています。

炭酸ランタンを有効成分とする薬は、日本ではホスレノール(バイエル薬品)、また海外ではFosrenolなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ランソネート250の服用に充分に注意してください。
・ランソネート250の成分に対し過敏症の既往歴のある人

【慎重服用】
・重度の肝機能障害のある人: 重度の肝機能障害のある人における使用経験はありません。またランソネート250は主に胆汁中に排泄されるため、胆汁排泄が著しく低下しているおそれのある重度の肝機能障害のある人は、注意深く観察してください。

・活動性消化性潰瘍、潰瘍性大腸炎、腸管閉窄のある人: ランソネート250の主な副作用は消化器症状のため、これらの疾患に影響をおよぼすおそれがあります。

 

【重要な基本的注意】
・ランソネート250は血中リンの排泄を促進する薬剤ではないので、食事療法などによるリン摂取制限を考慮してください。

・ランソネート250の服用にあたっては、定期的に血清リン、カルシウムおよびPTH濃度を測定しながら慎重に服用してください。血清リンおよびカルシウム濃度の管理目標値は学会のガイドラインなど、最新の情報を参考にしてください。低カルシウム血症および二次性甲状腺機能亢進症の発現あるいは発現のおそれがある場合には、ビタミンD製剤やカルシウム製剤の服用あるいはほかの適切な治療法に切り替えることを考慮してください。

・2週間で効果が認められない場合には、ほかの適切な治療法に切り替えてください。

 

【用法・用量に関連する使用上の注意】
・ランソネート250の服用開始時または用量変更時には、1週間後を目安に血清リン濃度の確認を行なうことが望ましいとされています。

・増量を行なう場合は増量幅をランタンとして1日あたりの用量で750mgまでとし、1週間以上の間隔をあけて行なってください。

・ランソネート250は噛み砕かずに服用すると溶けにくいので、口中で充分に噛み砕き、唾液または少量の水で飲み込んでください。なお、噛み砕くことが困難な場合は、粉砕して服用することが望ましいとされています。

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、状態を観察しながら慎重に服用してください。

妊娠中の服用に関する安全性は確立していないので、妊婦または妊娠している人は服用しないことが望ましいとされています。

乳汁への移行が報告されているため、授乳中の人は服用を避け、やむを得ず服用する場合には授乳を中止してください。

小児などに対する安全性は確立していないので、小児などは服用しないのが望ましいとされています。

炭酸ランタンとの因果関係は明らかではありませんが、服用後にイレウスの発現が報告されています。

服用中の腹部X線撮影時には、ランタンが存在する胃腸管にバリウム様の陰影を認めることがあります。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とランソネート250を併用する場合、充分に注意してください。
・テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン、ドキシサイクリンなど)、ニューキノロン系抗菌剤(レボフロキサシン水和物、塩酸シプロフロキサシンなど): これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるため、ランソネート250を服用後2時間以上あけて服用してください。

・甲状腺ホルモン剤(レボチロキシンナトリウム水和物など): これらの薬剤の吸収が低下するおそれがあるので、併用する場合にはランソネート250の服用間隔をできる限りあけるなど慎重に服用してください。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ランソネート250を服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
嘔吐、悪心、胃不快感、腹痛、便秘、下痢、逆流性食道炎、腹部膨満感、食欲不振、消化不良、腹部不快感、放屁増加、胃潰瘍、胃炎、発疹、そう痒、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、貧血、好酸球増多、副甲状腺機能亢進症、Al-P上昇、胸痛、背部痛、倦怠感、めまい、高カルシウム血症、低リン血症

 

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