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2016-03-13

ソース(記事原文):MedPageToday

レイノー病を引き起こす可能性のある薬

【MedPageToday】(2016年3月13日)

チャールズ・クーリとその同僚は、薬の及ぼす範囲がレイノー現象(RP)を引き起こしうることについて、システマティック・レビューを用いて分析した。

著者たちは、β遮断薬に続いて最大のリスクを持つシスプラチン、ブレオマイシンなど、RPの原因となる12の異なるクラスの薬を発見した。またフラミンガム心臓研究では、β遮断薬の使用は、続発性RPのもっとも一般的な原因(続発性RPの34.2%)であることを発見した。さらに2012年のメタ分析では、β遮断薬使用者におけるRPの有病率は14.7%であった。

クロニジン、麦角アルカロイド類、ブロモクリプチン、ADHD(注意欠陥過活動性障害)薬(メチルフェニデート、デキストロアンフェタミン)、フェンテルミン(減量薬)、コカイン、塩化ビニル暴露、インターフェロン治療などは、前述の薬ほど頻繁には起こらない。潜在的な機序には、交感神経活性、内皮機能不全、神経毒性、赤血球細胞変形能低下など、さまざまな発症機序がある。その機序は解明されていないが、チロシンキナーゼ阻害薬もまたRPを引き起こすと報告されている。

おそらく薬剤誘因性RPは少なく見積もられている。報告の大部分は良性であるが、指虚血や潰瘍など、まれで重篤な合併症が報告されている。

ジャック・カッシュ博士はダラスにあるベイラー調査研究所の臨床リウマチ学長であり、ベイラー大学医療センターの薬学・リウマチ学部の医学教授である。また彼は RheumNow.com の編集長でもある。この見解の記事は、リウマチ学に特化したニュース、情報、そして解説を集めたサイトである RheumNow.com に最初に掲載された。登録すれば、リウマチ学に関する無料のニュースレターを購読することができる。

カッシュ博士は、この件に関してアドバイザーまたはコンサルタントとしての報酬は受け取っていない。


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