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2012-10-01

ソース(記事原文):wftv.com

抗インフルエンザ薬が脳損傷に役立つ?

wftv.com(2012年10月1日)― フロリダ発 ― 背景:外傷性脳損傷は後天性脳損傷の一種であり、急性外傷により脳損傷が引き起こされるものである。自動車事故などで突然どこかに激しく頭をぶつけた場合、もしくは頭蓋骨に何かが突き刺さることで脳組織が損なわれた場合に起こりうる。全ての脳損傷が頭部外傷によって生じるわけではなく、脳出血(脳溢血)による場合もある。重篤な脳損傷患者の約半数は、破裂した血管(血腫)や脳組織損傷(組織挫傷)の修復術を必要とする。ただし、脳損傷の重症度には相当ばらつきがあり、脳への損傷がどの程度のものかによる。

症状:外傷性脳損傷には軽度、中等度、重度があり、症状はこれらに関連したものがある。

軽度の外傷性脳損傷では、頭痛、かすみ目、耳鳴、味覚不良、行動変化、気分変動のほか、記憶力・注意力・集中力・思考力における問題が生じることがある。また、軽度の外傷性脳損傷患者が外傷を負った際は、一般に気絶しないか、もしくは気絶したとしても2~3分間にすぎない。

中等度~重症度の外傷性脳損傷は、軽度の外傷性脳損傷と同じ症状が多く認められるが、それに加えて、治らない頭痛、反復性嘔吐、てんかん発作、覚醒困難、片眼または両眼の瞳孔散大、不明瞭な発語、四肢のしびれ感や脱力感を生じることもある。

治療:中等度または重度の外傷性脳損傷患者は一見安定状態にあり、脳および身体に適切な酸素量が行き届き、血流量が安定し、血圧が制御されていることが確認される。その後、通常の生活機能を取り戻すため、ある種のリハビリテーションが必要となると考えられる。この治療には症例ごとに個別化した方法が用いられ、理学療法、言語療法、作業療法、社会的援助などからなる。ただし、リハビリテーションを行っても患者によっては全ての正常機能が戻らないこともある。(情報源:www.ninds.nih.gov)

脳損傷の治療薬としての抗インフルエンザ薬:アマンタジンはかつてインフルエンザの治療薬として使用されていたが、今では脳損傷後の長期意識障害患者に対し処方されることが多くなっている。ジアシノ(Giacino)医師が実施したプラセボ対照試験では、植物状態または最小意識状態にある患者184人を対象とし、プラセボまたはアマンタジンを4週間投与し、投与中止後さらに2週間経過観察した。アマンタジン投与群では、プラセボ投与群と比較して、認知機能の回復に著しい改善が認められた。一方、アマンタジンを投与しなかった2週間においては回復が鈍くなったものの、外傷後の意識障害が認められる患者における機能回復のペースは加速することが示された。回復を早めるにはアマンタジンを積極的に用いるべきである。(情報源:www.nejm.org)


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