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2010-02-07

ソース(記事原文):サイエンスデイリー

植物から女性ホルモンのプロゲステロンが初めて発見された

サイエンスデイリー(2010年2月7日)―従来の見識をくつがえす研究結果として、科学者らが植物から女性ホルモンのプロゲステロンを初めて発見したと報告している。これまでは、動物しかプロゲステロンを産生できないと考えられていた。プロゲステロンは卵巣から分泌されるステロイドホルモンであり、子宮に妊娠の準備をさせたり、妊娠を維持する。合成プロゲステロンであるプロゲスチンは、経口避妊薬などの薬剤に使用される。

この発見はアメリカン・ケミカル・ソサイエティ(American Chemical Society)の ジャーナル・オブ・ナチュラルプロダクト(Journal of Natural Products)の中で報告されている。

プロゲステロンの存在がはっきりと確認された意義は、いくら誇張してもしすぎることはない。」と、グイドF.パウリ氏(Guido F. Pauli)らは論文の中で述べている。「哺乳動物におけるプロゲステロンの生物学的役割は幅広く研究されてきたが、なぜ植物中に存在するのかについてはあまり明らかにされていない。」彼らは、他のステロイドホルモンのようにプロゲステロンは古代の生体制御物質であったと考えられ、進化したのは現代の植物や動物があらわれるよりも数十億年前だったと推測している。この新たな発見によって、生体内でのプロゲステロンの進化や機能に関する科学的理解が変わるかもしれない。

これまでの科学者らによって、植物中にはプロゲステロン様物質が存在することが確認されており、プロゲステロンそのものが植物中に存在するという仮説が立てられていた。しかし現在に至るまで、研究によって植物からプロゲステロンが発見されることはなかった。パウル氏らは核磁気共鳴法と質量分析法という2つの強力な検査法を用いて、コモン・ウォルナット(Common Walnut)、すなわちイングリッシュ・ウォルナット(English Walnut)(ペルシャグルミ)の葉からプロゲステロンを検出した。また彼らは、キンポウゲ科に属する植物中に新たな5種のプロゲステロン関連ステロイドの存在を確認した。


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