P・カルジン (塩酸プロカルバジン) 50mg

8100 円!! DNAの複製を阻害し、増殖を妨げることで細胞を死滅させる悪性リンパ腫の治療薬!特にホジキン病、細網肉腫に対する有効率は約90%!塩酸プロカルバジンカプセル「中外」のジェネリック薬!

P-Carzine (Procarbazine HCL) - 50mg (50 Capsules)

■ 50カプセル

価格:8100 円

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有効成分

塩酸プロカルバジン(Procarbazine)

 

製造国

インド

 

製造元

--------------------- (---------------------)

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

成人:
当初は1日50mg(1カプセル)の服用から開始します。
1日50mg(1カプセル)ずつ増量し、1日250-300mg(5-6カプセル)を分割して最大治療効果が出現、もしくは白血球数4000/cmm未満または血小板数が100,000/cmm未満に下がるまで経口服用してください。

維持療法としては、1日50-150mg(1-3カプセル)を経口服用し、累積的な服用量が最低でも6gを超えるまで継続して服用してください。

・血液学的所見や毒性が出現した場合は服用を中止し、回復後に医師の指示により再開します。

・ほかの抗悪性腫瘍剤と併用する場合は、服用量を減量します。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
悪性星細胞腫、乏突起膠腫成分を有する神経膠腫に対するほかの抗悪性腫瘍剤との併用療法(プロカルバジン塩酸塩、ニムスチン塩酸塩、ビンクリスチン硫酸塩)においては、併用薬剤の添付文書および関連文献(「抗がん剤報告書:塩酸プロカルバジン(脳腫瘍)」、「抗がん剤報告書:塩酸プロカルバジン(脳腫瘍)」、「抗がん剤報告書:ビンクリスチン(脳腫瘍)」など)を熟読してください。

 

商品詳細

P・カルジン50mgは、悪性リンパ腫(ホジキン病、細網肉腫、リンパ肉腫)の治療および、悪性星細胞腫、乏突起膠腫成分を有する神経膠腫などの悪性腫瘍に対するほかの抗悪性腫瘍剤との併用療法に使用される薬です。

1ヵ所または複数のリンパ節がはれて大きくなるホジキン病、主に細網細胞ががん化して腫瘍ができる細網肉腫、リンパ球ががん化して腫瘍ができるリンパ肉腫を含めて悪性リンパ腫と呼びます。
悪性リンパ腫は、リンパ系の組織から発生するがんで、リンパ球がつくられる部位であればどこにでも発生する可能性がありますが、特に頚部、わきの下、足の付け根部分のリンパ節に症状が現われることが多いようです。
原因については詳しくわかっていませんが、ウイルスが関係していると考えられています。
この悪性リンパ腫は大きく分けて、ホジキン病と非ホジキンリンパ腫に分類され、このうちホジキン病は欧米ではよくみられる病気ですが、日本では悪性リンパ腫のうちの約10%です。
残りの約90%は非ホジキン病で、その患者数は年々増加傾向にあると言われています。

ほかのがんと違い、悪性リンパ腫は特徴的な症状が少なく、発熱、せき、寝汗、倦怠感など風邪と症状が似ているためその発症に気づきにくく、体表に近いリンパ節がはれることによってできるしこりで初めて異常に気付くことが多いようです。
反応性の炎症によるリンパ節のはれの場合、痛みや熱を伴うやわらかいしこりですが、悪性リンパ腫の場合のしこりはリンパ球の増殖によるリンパ節のはれが原因によるもので、触れても痛みがなく、弾力性があり、またコロコロと動くという特徴があります。
さらに病期が進むと、胃や腸などの臓器に腫瘤ができることもあります。

悪性リンパ腫の治療には、抗がん剤を使用する化学療法と放射線療法が主に用いられますが、悪性リンパ腫はそれ自体が既に全身性の病期であるため、手術はほとんど行なわれません。
悪性リンパ腫は病型、病巣の拡がりなどにより多くの種類に分類されていますが、治療法もそれぞれ異なります。
このうち、化学療法で使用される薬のひとつがP・カルジン50mgです。

P・カルジン50mgの有効成分である塩酸プロカルバジンは、アルキル化薬に分類されています。
DNAにアルキル基が入り込むことにより、DNAの複製を阻害するだけでなく細胞の増殖に必要なたんぱく質の合成を抑制し、細胞を死滅させます。
特にDNAが複製を行なう際に最も大きな損傷を与えるため、分裂・増殖が活発な細胞に対して特にその効果を発揮します。
また、脳と血液との間には血液脳関門と呼ばれる関所のような機能があり、血液中の物質が簡単には脳に到達できない仕組みになっていますが、塩酸プロカルバジンはここを通過することができるため、脳腫瘍の化学療法に用いられることもあります。

 

他の商品との比較

ホジキン病の治療として、ほかの抗がん剤と併用されることがあります。

副作用として、かなり強い吐き気、嘔吐があるとされています。

塩酸プロカルバジンのホジキン病、細網肉腫に対する有効率は80-90%との報告があります。

塩酸プロカルバジンを有効成分とした薬は、日本では塩酸プロカルバジン(中外製薬)の名前で、また海外では、Matulane、Nathulane、Natulan、Natulanar、Natunalar、Procarbazineなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の人は、P・カルジン50mgを絶対に服用しないでください。
・P・カルジン50mgの成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある人
・アルコール(飲酒)を摂取中の人

【警告】
P・カルジン50mgを含むがん化学療法は、緊急時に充分対応できる医療施設において、がん化学療法に充分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施してください。
また服用開始に先立ち、有効性および危険性を充分に理解してから服用してください。

【慎重服用】
・骨髄機能抑制のある人:骨髄機能抑制が増強するおそれがあります。
・肝障害または腎障害のある人
・感染症を合併している人:骨髄機能抑制により、感染症が悪化するおそれがあります。
・小児: 低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立していません。
・水痘を患っている人:致命的な全身障害が現われるおそれがあります。

【重要な基本的注意】
・骨髄機能抑制などの重篤な副作用が起こることがあるので、頻回に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査など)を行なうなど、状態を充分に観察してください。
異常が認められた場合には、減量、休薬などの適切な処置を行なってください。
また使用が長期間にわたると副作用が強く現われ、遷延性に推移することがあるので、服用は慎重に行なってください。

・感染症、出血傾向の発現または増悪に充分注意してください。

・小児が服用する場合は、副作用の発現に特に注意し、慎重に服用してください。

・外国において塩酸プロカルバジンを含むMOPP(メクロレサミン、塩酸ビンクリスチン、プロカルバジン、プレドニゾン)療法を受けた小児ホジキン病患者で、非可逆的な精子形成不全(無精子症など)の性腺障害が認められたとの報告があるので、小児および生殖可能な年齢の人が服用する場合は、性腺に対する影響を考慮してください。

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、慎重に服用してください。

動物実験で催奇形作用が報告されているので、妊婦または妊娠している可能性のある人は服用しないことが望ましいとされています。

安全性が確立していないため、授乳婦が服用する場合は授乳を避けてください。

塩酸プロカルバジンとほかの抗悪性腫瘍剤を併用した人に、急性白血病(前白血病相を伴う場合もある)、骨髄異形成症候群、肺がんなどの二次性悪性腫瘍が発生したとの報告があります。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とP・カルジン50mgは、絶対に併用しないでください。
・アルコール(飲酒):アルコールに対する耐性を低下させるおそれがありますので、服用中は禁酒してください。

以下の薬剤とP・カルジン50mgを併用する場合、注意してください。
・フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体、三環系抗うつ剤、交感神経興奮剤:P・カルジン50mgを大量服用した場合、これらの薬剤の作用を増強するおそれがあります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

P・カルジン50mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
白血球減少、血小板減少、貧血、出血、肝障害、BUN上昇、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、口内炎、便秘、腹痛、口渇、脱毛、発疹、紅斑、色素沈着、そう痒、皮膚肥厚、神経過敏、感覚異常、倦怠感、腱反射の低下、嗜眠、ふるえ、頭痛、めまい、多幸症、筋肉痛、発熱、心悸亢進、筋力低下

極稀に起こる重篤な副作用
けいれん発作、間質性肺炎

 

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