シプラセフ (セフトリアキソン)250mg

880 円!! 多くの皮膚炎から淋菌感染症までさまざまな細菌感染症に効力を持つ注射液用第3世代セフェム系抗生物質!ペニシリンが効かない症状にも効力を発揮!注射なので即効性抜群!

Ciplacef 250 Injection (Ceftriaxone) - 250mg (1ml)

■ 1mlボトル

価格:880 円

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有効成分

セフトリアキソン(Ceftriaxone)

 

製造国

インド

 

製造元

Not Specific

 

使用量

この商品に注射器はついていません。ご自分でご用意ください。
シプラセフは静脈注射、筋肉注射として使用できます。

注入液の再構成
①筋肉注射用
セフトリアキソンの入っている小瓶にプラスチック容器内の減菌水0.9mlを加えて溶かします。

②静脈注射用
セフトリアキソンの入っている小瓶にプラスチック容器内の減菌水2.4mlを加えて溶かします。

*再構成されたセキトリアキソン溶液は冷蔵庫内(2~8℃)であれば24時間保管することができますが、溶解後は速やかに使用してください。 再構成後24時間経過した溶液は使用せずに廃棄してください。

大人:
1日1~2gを1回、または2回に分けて使用します。
1日4g以上は使用しないでください。

淋菌感染症治療には1回250mgの筋肉注射が適切です。
(クラミジア感染症に同時感染している場合はクラミジア感染治療薬との併用が必要)

手術後感染予防としては、手術前30分~2時間前に1gを静脈注射が適切です。

小人:
皮膚炎治療には1日50~75mg/kgを1回または2回に分けて使用します。
1日2g以上は使用しないでください。

急性中耳炎治療には1回50mg/kg(最大投与量は1g)の筋肉注射が適切です。

髄膜炎以外の感染症には1日50~75mg/kgを12時間毎に使用するのが適切です。
(1日の最大使用量は2g)

髄膜炎治療の一回目使用は100mg/kg(最大使用量は4g)が適切です。以後1日100mg/kgを1回または12時間毎(2回)に7~14日間継続使用してください。その際、1日の最大使用量が4gを超えないようにしてください。

一般にセフトリアキソンの注入には2日以上の間隔をあけ、前の注入の効力がなくなってから次の注入を行なうようにします。治療には平均4~14日が必要とされています。

化膿性連鎖球菌による感染症の治療には最低でも10日間が必要とされています。

 

商品詳細

シプラセフはセフトリアキソンを有効成分とする第3世代セフェム系抗生物質です。

セフェム系抗生物質はβラクタム系抗菌剤の一種で、細菌の細胞壁合成を阻害することによって効力を発揮します。
細菌の細胞壁は、糖鎖とペプチド鎖が交差している網目状のものですが、セフトリアキソンはこの鎖を結合させるトランスペプチターゼと呼ばれる酵素の生成を阻害することによって細胞壁合成を阻害する作用を持ちます。

細菌は大きく分けると、細胞壁構成物質であるペプチドグリカン層が厚く、グラム染色法という手法で染色されるグラム陽性細菌と、ペプチドグリカン層が薄く、グラム染色法では染色されないグラム陰性細菌とに分別されますが、第3世代セフェム系世代抗生物質は、第1世代、第2世代と比較するとより多種のグラム陰性細菌に対しての有効性が認められています。
グラム陽性菌に対しては第1世代に対してやや劣るとされていますが、連鎖球菌という菌に対しては依然有効性が認められています。シプラセフは以下の感染症に有効です。

【下気道(咽頭、気管、気管支)感染症】
インフルエンザ桿菌、パラインフルエンザ菌、肺炎桿菌、大腸菌、霊菌、プロテウス・ミラビス、肺炎球菌、黄色ぶどう球菌

【急性中耳炎】
肺炎球菌、インフルエンザ桿菌、カタル球菌

【皮膚炎】
表皮ぶどう球菌、黄色ぶどう球菌、化膿性連鎖球菌、緑色連鎖球菌、大腸菌、エンテロバクター・クロアカ、クレブシエラ・オキシトカ、肺炎桿菌、プロテウス・ミラビリス、力緑膿菌、モルガン菌*、霊菌、アシネトバクター・カルコアセティスカス、バクテロイデス・フラジリス*、ペプトストレプトコッカス菌
* これらの菌類による発症および治療は10件以下。

【尿道炎】
大腸菌、プロテウス・ブルガリス、プロテウス・ミラビリス、、モルガン菌、肺炎桿菌

【淋菌感染症:子宮頸管/尿道、直腸】
淋菌(ペニシリン耐性および非耐性のものと、ペニシリン非耐性の淋菌による咽頭淋菌感染症)

【骨盤内炎症性疾患(子宮、卵管、卵巣、腹膜などの感染症の総称)】
淋菌

【敗血症(細菌によって引き起こされる全身性炎症反応症候群)】
黄色ぶどう球菌、大腸菌、インフルエンザ桿菌、肺炎桿菌

【腹腔内(横隔膜より下の腹部。肝臓、胆嚢、腸管など)感染症】
大腸菌、バクテロイデス・フラジリス、クロシトリジウム・ディフィシル以外のクロシトリジウム菌、ペプトストレプトコッカス菌

【骨炎、関節炎】
黄色ぶどう球菌、肺炎球菌、大腸菌、プロテウス・ミラビリス、肺炎桿菌、エンテロバクター菌

【髄膜炎(脳や脊髄の表面を覆っている髄膜への感染症】】
インフルエンザ桿菌、、髄膜炎菌

シプラセフは感染症治療薬としてだけではなく、手術前の使用によって術後の細菌感染を避ける目的でもしばしば使用されています。

 

他の商品との比較

シプラセフの有効成分であるセフトリアキソンを有効成分とする商品には以下のものがあります。

日本においてはロセフィン(中外製薬)、ロセメルク(マイラン製薬)、セフィローム(日医工ファーマ)、ロゼクラート(大洋薬品工業)などが販売されていますが、いずれも静脈注射、静脈点滴注入剤となります。

海外ではロセフィン(ロシェ社)、セフトリアキソン注射(バクスター社)などがあります。
セフトリアキソンと同じ第3セフェム系抗生物質に属するセフォタキシムは、その対象とする細菌や効能がセフトリアキソンとほぼ同じと言われています。セフォタキシムを有効成分とした薬にはクラフォラン(ルーセル・ウラア社)やモベンゾシン(大洋薬品)などがあります。

 

特別な注意

ペニシリンやセフェム系といったβラクタム系抗生物質に過敏症の方へのシプラセフの使用は避けて下さい。

生後28日未満の高ビリルビン血症の新生児(特に未熟児)へのシプラセフの使用は、有効成分のセフトリアキソンがビリルビンの血清アルブミン結合を阻害しビリルビン脳症を引き起こす可能性があるため避けて下さい。

シプラセフとカルシウムを含んだ注射剤、点滴、非経口栄養を同時に使用すると、有効成分のセフトリアキソンがカルシウムと不溶性の塩を形成し、沈殿する場合があります。実際に肺や腎臓におけるセフトリアキソンーカルシウム塩の沈殿による新生児の死亡も報告されています。そのため全年齢においてシプラセフとカルシウム含有溶液(薬品)との併用は禁忌とされています。

クロストリジウム・ディフィシルによる下痢はセフトリアキソンを含めた多くの抗生物質の使用において報告され、その症状は軽度のものから重篤な大腸炎までとさまざまです。
クロストリジウム・ディフィシルによって引き起こされる下痢は抗生物質治療に対する抵抗性のものであり、場合によっては結腸切除が必要になることもあります。
クロストリジウム・ディフィシルによる下痢が疑われる場合は、クロストリジウム・ディフィシル治療以外のすべての抗生物質の使用を中止しなくてはならない場合もあり、適切な対処が必要となります。シプラセフの使用後に下痢の症状が現れた場合は医師に相談してください。

医師による細菌性感染症との診断や、適切な予防処置としての判断なしでシプラセフを使用することは利点がなく、逆に細菌が薬に対する耐性をつけることになりますので避けて下さい。

腎機能障害を患っている方においてシプラセフの使用量を調整する必要はありませんが、薬の血中濃度を定期的に計測する必要があります。血中濃度が高くなるようであれば、投与量の調整が必要になります。

肝機能障害を患っている方におけるシプラセフの使用量の調整は必要ありません。しかし重篤な腎機能障害を併発している方においては1日2g以上を薬の血中濃度の測定なしで使用することは適切ではありません。

慢性的な肝臓疾患や栄養失調などによるビタミンK合成機能障害やビタミンK欠乏症の患者には血液凝固因子に関するプロトロンビン時間の測定が必要な場合があります。
シプラセフの使用中にプロトロンビン時間が延長されるようであれば1週間10mgのビタミンK投与が必要になることもあります。

シプラセフの長期にわたる使用によって細菌が薬に対する耐性をつけることがあるため、使用期間は治療上必要な最小限の期間にとどめるようにしてください。

妊婦、妊娠の可能性のある方および授乳中の方におけるシプラセフの使用は医師によって必要と判断されない限り避けて下さい。

 

他の薬との併用

抗生物質のクロラムフェニコール(商標:クロロマイセンなど)との併用は、シプラセフの薬理効果が影響を受けるため避けて下さい。

ループ利尿剤に使用されるフラセミドとの併用は腎機能障害作用が増強されるおそれがありますので避けて下さい。

 

誤って大量に服用した場合

誤って大量に服用してしまった場合はただちに医師の診断を受けてください。
シプラセフを大量に服用した場合、薬の血中濃度は血液透析や腹膜透析で下げることができず、また解毒剤も存在しません。
そのため大量服用によって現れた症状に対する治療が必要となります。

 

服用し忘れた場合

気付いた時点ですぐに服用してください。
もし次の服用時間が近い場合は、忘れた分を飛ばして次の服用分から再開してください。
忘れたからといって一度に2回分を服用することは避けて下さい。

 

副作用

シプラセフの有効成分であるセフトリアキソンは比較的副作用が少ない成分とされていますが、以下の症状が現れた場合は医師の診断を受けてください。

注入部:痛み、硬化、圧痛、静脈注射後の静脈炎、筋肉注射後の熱、硬直、硬化

過敏症:発疹、発熱、そう痒、寒気

血液:好酸球増加、血小板増加、白血球減少、貧血、溶血性貧血、好中球減少、リンパ球減少、血小板減少、プロトロンビン時間の延長

消化器官:下痢、吐き気、嘔吐、味覚異常、儀膜性大腸炎の症状

肝臓:血清グルタミン酸オキザロ酢酸トランスアミナーゼ(SGOT)および血清グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ(SGPT)の上昇、アルカリフォスファターゼ、ビリルビンの上昇

腎臓:血液尿素窒素(BUN)の上昇、クレアチニン、尿路結石

中枢神経:頭痛、めまい

生殖器:モニリア症、膣炎

その他:発汗、潮紅

 

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