ヒプレックス(ヘキサミン馬尿酸)1g

7800 円!! 【次回入荷未定】
成分・含有量が同じ商品をこちらで販売しています。

排尿時の痛みの原因である尿路感染症治療薬!感染症を引き起こす細菌を除去する抗生物質!慢性の尿路感染症(膀胱炎)の長期治療やその再発予防に最適!!

Hiprex (Hexamine Hippurate) - 1g (100 Tablets)

■ 100錠

価格:7800 円

X 【現在、在庫切れとなっています】


※この商品に関係するニュース記事へのリンクがページ最下部にあります。

 

有効成分

ヘキサミン馬尿酸/メテナミン馬尿酸(Hexamine Hippurate)

 

製造国

オーストラリア

 

製造元

iNova Pharmaceuticals (Aust) Pty Ltd.

 

使用量

12歳以上~大人:1日2回(朝、夕)、1回1錠(1.0g)を服用

6歳以上~12歳未満:1日2回(朝、夕)、1回半錠~1錠(0.5~1.0g)を服用

 

商品詳細

ヒプレックスは有効成分ヘキサミジン馬尿酸とする細菌性尿路感染症治療薬です。

尿路感染症とは、何らかのきっかけによって膀胱や腎盂に大腸菌などの細菌が入り込み、尿内で増殖した結果引き起こされる感染症のことです。
尿路とは腎臓で造られた尿の通り道である腎盂(腎臓でつくられた尿を尿管へ送る嚢状の部位)、尿管、膀胱、尿道の総称です。
通常は感染が認められた部位ごとに尿道炎、膀胱炎、腎盂腎炎といった呼び方をされていますが、それらの総称が尿路感染症となります。

尿内には塩や排泄物などのさまざまな流動性の物質が混ざっていますが、細菌は存在していません。
尿路感染症は大腸菌、プロテウス、クレブジエラといった細菌が尿道から上行性に侵入することによって引き起こされます。
尿道炎の原因は様々ですが、乳幼児や子供においては便の中にいる大腸菌が尿道に入り込んで進行するところから感染症が引き起こされます。
また性行為や糖尿病、鎌状赤血球症などの疾患においても発症する場合があります。ほとんどの場合が細菌の尿道からの上行性進行による感染ですが、稀に腎盂腎炎には血液から細菌が直接腎盂に入ることによって引き起こされる場合もあります。

尿路感染症の一般的な症状は排尿時の痛みと排尿回数の増加です。
膀胱炎になると尿が黄色くなったり、臭いが強くなるといった症状が現れ、腎盂腎炎に至っては突然高熱を発し、嘔吐、下痢といった症状を伴う場合もあります。

ヒプレックスの有効成分であるヘキサミン馬尿酸は、尿中の酸によってヘキサミンが加水分解されホルムアルデヒドを生じます。
ホルムアルデヒドにはタンパク質凝固作用と還元作用による殺菌力があるため、尿中に存在する細菌に毒性を発揮します。
しかしプロテウスやクレブジエラといった細菌は尿素をアンモニアと炭酸ガスに分解し、このアンモニアによって尿をアルカリ性にしてしまうため、酸によるヘキサミン加水分解作用が妨げられてしまいます。
そこで場尿酸と呼ばれる有機酸が尿中の酸を維持、補足し、ヘキサミンのホルムアルデヒドへの加水分解機能を保護する役割を果たします。
ホルムアルデヒドによる殺菌作用は大腸菌、腸球菌、ブドウ球菌などに対して有効ですが、エンテロバクター・エロゲネスには作用しません。
ヒプレックスは尿中の酸によって初めてその効力が発揮されるため、膀胱炎を中心とした下部尿路感染症に特に有効となります。

尿路感染症の治療はさほど難しくなく、通常抗生物質を短期間服用することによって完治することができます。
ただし見過ごされると、最悪の場合は敗血症を引き起こし、命に関わる重篤な症状を引き起こすことになりかねません。
再発することも多く、頻繁な再発は慢性腎炎の原因ともなるので再発を防ぐために、水分を多く取る、尿を我慢しない、便秘をしないなどの日常生活で気をつける必要もあります。

 

他の商品との比較

「ヒプレックス」の有効成分であるヘキサミン馬尿酸と同様のヘキサミン系有効成分商品には、尿路消毒剤としてヘキサミン静注液「ニッシン」(日新製薬-山形)がありますが、ナリジクス酸を有効成分としたウナセルス錠(イセイ)やミノサイクリン塩酸塩を有効成分としたミノマイシン顆粒(ワイス)、セフェム系抗生物質であるケフラール(塩野義製薬)、スルファメトキサゾール・トリメトプリム合剤(ST合剤)のバクタ錠(塩野義製薬)などを用いるのがより一般的です。

海外においてはマンデラミン(Mandelamine, Actravis Totowa)ウレックス(Urex,Fawns and McAllan)などがあります。

 

特別な注意

ヒプレックスの有効成分であるヘキサミジン/メテナミン馬尿酸やその他の成分に対して過敏症の方は、ヒプレックスのご使用をお避け下さい。

重篤な腎機能障害、及び肝機能障害を持っている方やひどい脱水症状を起こしている方へのヒプレックスの使用はお避け下さい。

1日に8g以上の摂取を3~4週間継続した場合、膀胱炎の症状、頻尿、排尿痛、タンパク尿、及び血尿などの症状が現れることがあります。

細菌が薬に対する耐性をつけることを避けるために、医師によって細菌による感染症が疑われた場合か、予防薬として使用を必要とすると判断された場合以外のヒプレックスのご使用はお避け下さい。

治療中は尿の酸性pH値を維持する必要がありますが、このことは特に腸内細菌のプロテウスやシュードモナス属などの尿素を分解する細菌による感染症治療中の患者において重要です。

ヒプレックスを使用している方、特に肝不全を患っている方は定期的に肝機能検査を実施することが望ましいとされています。

妊娠中のヒプレックスの使用は医師によって薬効が危険性を上回ると判断された場合のみ使用するようにしてください。
妊娠中のヒプレックスの使用によって、酸による加水分解法が用いられた場合、妊婦の胎児、胎盤、母体系機能の指標として用いられている尿中エストリオール検査に影響が出ることがあります。
この問題は検査時に酵素による加水分解法を用いることによって解決されます。 

高齢者におけるヒプレックスの使用は、高齢にともなう腎、肝機能低下を考慮して少ない服用量から始めるのが適切とされています。

 

他の薬との併用

サルファ剤のようなスルホンアミドを成分とする抗生物質との併用はスルホンアミドが尿中のホルムアルデヒドトの化学反応によって不溶性の沈殿物を形成することがあるため禁忌とされています。

制酸剤として使用されている炭酸水素ナトリウムや緑内障治療薬として使用されているアセタゾラミドとの併用は炭酸水素ナトリウムやアセタゾラミドの尿のアルカリ化作用を減少させると言われています。

 

誤って大量に服用した場合

「ヒプレックス」を過剰摂取した場合は、緊急に医師の処置を受けてください。過剰摂取によって膀胱炎の症状、頻尿、排尿痛、タンパク尿、及び血尿などの症状が現れる場合があります。

 

服用し忘れた場合

服用を忘れた場合には、次の服用分から再開してください。忘れたからと言って一度に2回分を服用することはお避け下さい。

 

副作用

ヒプレックスの副作用としては重篤なものは報告されていませんが、軽度から中度とされる以下の症状が現れることがあります。症状が重く、長引くような場合は医師に相談して下さい。

皮膚:発疹

消化器官系:吐き気、消化不良

尿生殖器:排尿障害、排尿困難

 

この商品に関係するニュース・記事

2015-05-05
緑茶エキスと運動がマウスのアルツハイマーの進行を妨げる(【アルツハイマー・ジャーナル】より) -緑茶に含まれているEGCG(没食子酸エピガロカテキン)の総合的な研究が、人間におけるアルツハイマーの治療に繋がるかもしれない。 続きを読む

2013-11-04
マックマスター大学の研究者らが糖尿病治療薬の秘密を解明(マックマスター大学より) - 2型糖尿病のコントロールにメトホルミンという薬剤を服用している患者は、世界で約1億2千万人おり、カナダだけでも200万人いる。メトホルミンから効果を得るにはインスリンと相互作用させることが必要であり、メト.... 続きを読む

2013-04-30
新しい乳がん治療薬の有効性は歓迎、価格は歓迎されず(メッドスケープより) - メッドスケープ・メディカル・ニュース(Medscape Medical News)が入手した専門家からのコメントによると、アメリカの臨床医らは、HER2陽性転移性乳がん患者のための治療選択肢に、新たに認可されたアドゥ‐トラスツズマブエムタンシン.... 続きを読む

2013-04-10
FDAが後期乳癌の新薬を承認(FDAより) - 速報:米国食品医薬品局(FDA)は、HER2陽性の後期(遠隔転移のある)乳癌患者に対する新薬「カドサイラ(Kadcyla)」(ado-trastuzumab emtansine)を本日認可した。HER2とは正常な細胞成長に関与するタンパク質である。一部の乳癌をはじめとして、いくつかの種類.... 続きを読む

2013-04-10
新しい乳がん治療薬が進行症例に有効(NBCニュースより) - 米国食品医薬品局(FDA)は金曜日、最も難治性のタイプの乳がん患者女性に効果を出しうる新しい「スマート爆弾」薬を承認した。この新薬は、治療にもかかわらず腫瘍が広がったHER2陽性乳がんと呼ばれるタイプの乳がん女性.... 続きを読む

2013-04-07
乳癌の新薬に延命効果(フォックス・ニュースより) - リサ・カナル(Lisa Canale)さん(50歳)は、15年間にわたり乳癌と闘い、癌と共に生きる日々を送って来たが、調子は良好だという。米国食品医薬品局(FDA)によって2月に認可されたカドサイラ(Kadcyla)という新薬が彼女の良好な状態に一部寄与.... 続きを読む

2013-02-27
癌治療の画期的な新薬(ノースウェストオハイオより) - メアリークリス・スケルドン(Mary Chris Skeldon)さんは16年以上前に乳癌のステージ(病期)4と診断された。「当初は乳房切除術を受ける予定だったが、既に骨に転移していたことが分かり、手術は行われなかった」と当時を振り返る。.... 続きを読む


続きを読む


**注意!**

当店で扱っている商品のほとんどは、日本国内では医師の処方が必要な要指示薬です。当サイトに記載されている説明はお客様の便宜のために記しているものであり、内容を保障するものではありません。当商品をお買い上げいただきご使用になった場合に生じるいかなる問題にも当店は責任を負いかねます。
医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。