イソプチンSR(ベラパミル塩酸塩)240mg

2150 円!! 虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)や、異常に心拍数の上昇する頻脈性不整脈(心房細動、粗動、発作性上室性頻拍)の治療薬!

Isoptin SR (Verapamil Hydrochloride) - 240mg (30 Tablets)

■ 30錠

価格:2150 円

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有効成分

塩酸ベラパミル(Verapamil Hydrochloride)

 

製造国

オーストラリア

 

製造元

Abbott

 

使用量

成人は1日1回1錠を経口服用します。

効果が充分でないと感じる場合は、症状に応じて1日2回各1錠まで増量することができます。

 

商品詳細

イソプチンSR 240mgは、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、頻脈性不整脈(心房細動、粗動、発作性上室性頻拍)の治療薬です。

虚血性心疾患は、心臓に栄養や酸素を運ぶ役割をする血管、冠動脈の閉塞や狭窄などにより、心筋への血流が阻まれたり途絶えたりする事が原因となって心臓が酸素不足になり、心筋に障害が起こってしまう疾患の総称で、狭心症や心筋梗塞を引き起こす病気です。

狭心症の場合は、心臓への酸素不足状態が一時的で回復するのに対して、心筋梗塞になると、血栓などにより冠動脈が完全に閉塞し、血流が途絶え心筋が壊死を起こしてしまうので、心臓に大きな障害を残してしまいます。

また、頻脈性不整脈は心臓の興奮形成が亢進して起こる不整脈を言い、1分間の心拍数が100回以上と、通常を大きく上回り、動悸や意識が遠くなるなどの症状が現れます。
原因は刺激伝導系に過多の電流が起きる事が原因と言われ、健康体のヒトにも起こりうる症状ですが、狭心症や心筋梗塞などがあると通常より起こりやすい症状だと考えられています。

イソプチンSR 240mgの有効成分であるベラパミル塩酸塩は、カルシウムチャンネルを抑制してCaイオン流入を抑えることにより血管を拡張すると共に、心筋収縮と心内刺激伝導を抑制する作用があります。
それにより冠動脈と末梢血管を広げて心臓負担を軽減させ、虚血性心疾患や頻脈性不整脈の症状緩和に効果を発揮します。

 

他の商品との比較

イソプチンSR 240mgの有効成分であるベラパミル塩酸塩は、カルシウム拮抗薬というグループに属しますが、その薬効は明確に心筋や血管平滑筋などへの心血管系へ特異的に作用します。特に血管収縮を防ぐ事から、さまざまなタイプの狭心症の治療薬として現在臨床的に広く使用されています。
また、頻脈性不整脈の症状に対する心拍数のコントロールや頻拍発作停止・再発防止にも効果を発揮するため、欧米では長年に渡わたり不整脈の治療薬として使用されています。

イソプチンSR 240mgの有効成分であるベラパミル塩酸塩を含む医薬品として、日本では、ワソラン錠40mg(エーザイ)、ワソラン静注5mg(エーザイ)、ベラパミル塩酸塩錠40mg(大洋薬品)などが販売されています。

 

特別な注意

以下項目に該当する方、または既病歴のある方はイソプチンSR 240mgを使用しないで下さい。
・有効成分・ベラパミル塩酸塩にアレルギー症状が出る
・うっ血性心不全がある
・第Ⅱ以上の房室ブロック、洞房ブロックがある
・妊婦・授乳中・妊娠している可能性がある
・乳幼児、小児

以下項目に該当する方、または既病歴のある方はイソプチンSR 240mgを使用する際、医師と相談して下さい。
・高度の徐脈(50拍/分未満)、第Ⅰ度房室ブロックがある
・低血圧症
・WPW、LGL症候群
・基礎心疾患(心筋症、弁膜症、高血圧性心疾患など)
・重度の肝不全、腎不全
・筋ジストロフィー
・高齢者

その他
・例え同じ症状であっても、他者へ与えないで下さい。
・定期的な、心電図・脈拍・血圧の測定をして下さい。
・頻脈性不整脈の症状緩和へ使用する場合は、洞停止、洞不全症候群を誘発する危険性があるので、注意して使用して下さい。
・イソプチンSR 240mgの休薬が必要な場合は、症状悪化の危険性があるので絶対に急に使用を止めず、徐々に減量して下さい。

 

他の薬との併用

以下の薬剤や食物とイソプチンSR 240mgを併用する場合は、使用前に医師と相談して下
さい。
・グレープフルーツジュース
・血圧下降剤
・β-遮断剤、ラウオルフィア製剤
・抗不整脈剤(キニジン硫酸塩水和物、プロカインアミド塩酸塩、リドカイン、ピルジカイニド塩酸塩水和物、フレカイニド酢酸塩等)
・ジギタリス製剤(ジゴキシン、メチルジゴキシン等)
・吸入麻酔薬
・リトナビル
・インジナビル硫酸塩エタノール付加物
・アタザナビル硫酸塩
・キヌプリスチン
・ダルホプリスチン
・イトラコナゾール
・ミコナゾール
・アプリンジン塩酸塩
・カルバマゼピン
・ミダゾラム
・セレギリン塩酸塩
・シクロスポリン
・パクリタキセル
・ビノルビン酒咳酸塩
・ゲフィチニブ
・エレトリプタン臭化水素酸塩
・テオフィリン、アミノフィリン水和物、コリンテオフィリン
・リファンピシン、フェニトイン、フェノバルビタール
・ダントロレンナトリウム

 

誤って大量に服用した場合

直ちに病院に連絡し、医師の診断を受けて下さい。

 

服用し忘れた場合

イソプチンSR 240mgの使用を忘れた場合は、気がついた時に1回分を服用して下さい。
もし次回服用時間が近い場合は、忘れた分を飛ばして、次回分から服用して下さい。また絶対に2回分を1度に服用しないで下さい。

 

副作用

イソプチンSR 240mgを使用している間、以下項目に該当する、もしくは不快な症状や気になる症状がある場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。

主な副作用
・発疹、便秘、悪心、嘔吐、食欲不振、頭痛、めまい、血圧低下、歯肉肥厚、浮腫
重大な副作用
・循環器障害(心不全、洞停止、房室ブロック、徐脈、意識喪失)
・重度の皮膚障害(皮膚粘膜眼症候群、多形滲出性紅斑、乾癬型皮疹)

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。