クローシグ眼軟膏 (クロラムフェニコール) 1%

560 円!! 細菌性結膜炎に有効!軟膏タイプだから、眼薬と違って液だれの心配なし!有効成分がジワジワと浸透し、細菌性結膜炎による目の充血や目やになど、うっとうしい症状を素早く解消!

Chlorsig Eye Ointment (Chloramphenicol) - 1% (4g Tube)

■ 4gチューブ

価格:560 円

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有効成分

クロラムフェニコール(Chloramphenicol)

 

製造国

ニュージーランド

 

製造元

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使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を正しい用法で使用するようにしてください。

通常、3時間ごとに1.5cmを患部に点眼します。
眼薬と併用している場合は、眼薬は日中に使用し、クローシグ眼軟膏1%は就寝前に1.5cmを患部に点眼してください。

・眼軟膏の使い方
1.手を石鹸で洗浄します。

2.鏡をみながら下まぶたを軽く引っ張り、チューブの先がまぶたやまつ毛、眼球に触れないように注意しながら軟膏を下まぶたの内側につけます。

3.眼を閉じて軟膏が溶けて全体に広がるまで少し待ちます。

4・眼の外にあふれた余分な軟膏は清潔なガーゼやティッシュで拭きとってください。

・使用方法についてはこちら(上部は通常の点眼薬、下部は眼軟膏の点眼方法となっています。)などを参考にしてください。

症状がなくなった後も、最低48時間以上使用を続けてください。

 

商品詳細

クローシグ眼軟膏1%は、細菌性結膜炎や目の感染症の治療薬です。

結膜とは、白目と上下まぶたの裏にある薄い透明な粘膜のことで、眼球をスムーズに動かせるようにムチンという涙の成分を作り、眼を乾燥から守る役割をしています。
さらに眼の表面を、外からの刺激や微生物の侵入に対応できるよう、免疫感染装置も備えています。
この結膜が何らかの原因で炎症を起こすことを結膜炎と言います。結膜炎はその原因から分類して、アレルギー性、ウイルス性、細菌性に分けられますが、クローシグ眼軟膏1%はこのうち細菌性結膜炎に対して優れた効き目を現わします。

細菌性結膜炎は、黄色ブドウ球菌、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌、肺炎球菌、α(アルファ)またはβ(ベータ)溶血性連鎖球菌、緑膿菌、レンサ菌、腸球菌、インフルエンザ菌などの細菌感染が原因で起こる結膜炎で、ゴミが目に入ったり、汚れた手で目をこすることで起こります。
このほかに以前は出産時に産道感染するケースが多く、現在は性行為での感染が増えた淋菌やクラミジアによる感染などもあります。

結膜には無数の毛細血管が集まっており、ここに細菌が侵入して炎症が起こると、その細菌を攻撃するために血管が太くなります。
これが充血の原因です。さらにこの細菌を攻撃するために集まった白血球やリンパ球の残骸が目やにとして出てきたり、まぶたの裏にろ胞(粒状のブツブツ)ができたりします。
通常、1-3日の潜伏期の後にこれらの症状が現われてきます。淋菌性結膜炎の場合は膿性の目やにが特徴で、極めて急速に進行して角膜潰瘍を起こし穿孔することもあり、またクラミジア結膜炎は慢性の経過をたどり、瘢痕形成する場合があり、眼球乾燥症を合併することもあります。
細菌性結膜炎のほとんどは他人には感染せず、また大抵の場合は抗生物質の使用で治癒するという特長があります。

クローシグ眼軟膏1%の有効成分であるクロラムフェニコールは、細菌のたんぱく質合成を阻害することで、細菌の増殖を抑制する働きを持つ広域抗生物質です。
細菌には自分の体を守るための「細胞質」があり、そこには細菌が生きるために必要なたんぱく質を作るリボゾームという物質があります。
基本的にたんぱく質は20種類のアミノ酸の結合によって構成されていますが、それぞれのアミノ酸はそれを運搬するtRNAと結合し、アミノアシルtRNAという結合体を形成し、その配置によってたんぱく質が合成されます。
クローシグ眼軟膏1%の有効成分であるクロラムフェニコールは、細菌の50Sリボゾームと呼ばれるサブユニットに結合し、たんぱく質構成要素であるアミノアシルtRNAの50Sリボソームへの結合を阻害します。
このことにより細菌がたんぱく質を合成できなくなることから、結果として細菌の増殖が抑制させられることになります。

 

他の商品との比較

クローシグ眼軟膏1%の有効成分であるクロラムフェニコールは、幅広い菌に対して有効な抗生物質です。

グラム陽性菌、グラム陰性菌、スピロヘータ、リケッチア、クラミジア、マイコプラズマなど、菌に対する適用範囲が広いため、結膜炎治療だけでなく腸チフス、パラチフスなどサルモネラ菌が原因の疾患や感染原因が特定されない細菌感染の初期治療にも使用されています。

しかしクローシグ眼軟膏1%を含む抗生物質の欠点として、長く使用し続けることでその抗生物質に対して菌が耐性を持ってしまうことがあります。
クロラムフェニコールの発見は1947年であり、その後長年にわたり抗生物質として使用されてきているために耐性を持つ菌が増え、現在では治療の第一選択抗生物質とされることはほとんどなくなりましたが、クロラムフェニコール感受性を保持する数種の多剤耐性病原体による重篤な感染症は例外であり、また眼薬や外用薬としては今でも積極的に使用されています。

また、細菌のリボソームは主に30Sサブユニットと呼ばれる小さいサブユニットと50Sと呼ばれる大きいサブユニットが組み合わさった構造をしているのに対し、人間のリボソームは60Sと40Sの小さいサブユニットから構成されているため、クロラムフェニコールの人間に対する毒性はほとんどないとされています。
さらに眼軟膏は少しずつ薬剤が溶け出すため、効果が長いのも特徴となっています。

クロラムフェニコールは、日本では錠剤、眼薬、軟膏などがあり、クロラムフェニコール(日東メディック、昭和薬化)、クロロマイセチン(第一三共)、クロマイ(第一三共)、ハイセチン(富士製薬)の名前で販売されています。
また海外では、Ak-Chlor、Alficetyn、Ambofen、Amphenicol、Amphicol、Amseclor、Anacetin、Awuamycetin、Austracil、Austracol、Biocetin、Biophenicol、Catilan、Chemicetin、Chlomin、Chlomycol、Chloracol、Chloramex、Chloramificin、Chloramsaar、Chlorasol、Chloricol、Chlornitromycin、Chlorocaps、Chlorocid、Chlorocol、Chlorofari、Chloromax、Chloromycetin、Chloromyxin、Chloroptic、Cidocetrine、Cloramidina、Clorocyn、Cloromisan、Clorosintex、Somycetin、Cylphenicol、Desphen,Detreomycin、Dextromycetin、Doctamicinina、Econochlor、Embacetin、Emetren、Enicol、Enteromycetin、Erbaplast、Fenicol、Globenicol、Glorous、Halomycetin、Hortfenicol、Intramycetin、Isicetin、Isophenicol、Juvamycetin、Kamaver、Kemicetine、Klorocid S、Leukamycin、Levomycetin、Loromisin、Mediamycetine、Medichol、Micloretin、Mychel、Novochlorocap、Novomycetin、Oftalent、Oleomycetin、Opcor、Optomycin、Otophen、Pantovernil、Paraxin、Pentamycetin、Rivomycin、Ronphenil、Septicol、Sintomicetina、Sopamycetin、Synthomycetin、Tega-Cetin、Tevcocin、Tifomycine、Unimycetin、Veticol、Vicetonなどの名前で販売されています。

 

特別な注意

【重要な基本的注意】
・抗原に対して敏感になることがあるので、痒み、発赤、はれ、丘疹、小水疱などが現われた場合は使用を中止してください。
・長期間連用しないでください。

以下の場合、絶対にクローシグ眼軟膏1%を使用しないでください。
・クローシグ眼軟膏1%の成分に過敏症の既往歴のある人

クローシグ眼軟膏1%を使用した場合、一時的に視界がゆがむことがあるため、自動車の運転など危険な行為を伴う機械操作に従事する場合は充分注意してください。

関連性は不明ですが、局所塗布により再生不良性貧血や死亡を伴う骨髄形成不全が起きたとの報告がごくまれにあります。特に効果的な治療の必要性が危険性を上回る場合以外はクローシグ眼軟膏1%を使用しないでください。

クローシグ眼軟膏1%を含む抗生物質を使用する場合、菌類などの非感受性生物の繁殖をきたすことがあります。このような場合は使用を中止し、医師の診断を受けてください。

出産の前週および授乳中は、クローシグ眼軟膏1%を使用しないでください。

 

他の薬との併用

ほかの薬との併用に関する注意は特に報告されていませんが、他薬と併用する前には事前に医師或いは薬剤師と相談し、安全性を確認してから使用するようにしてください。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

クローシグ眼軟膏1%を使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。
以下の症状や、他に気になる症状が発現し継続する場合には、ただちに医師に相談するようにしてください。

主な副作用
発疹、接触性皮膚炎

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。