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2015-02-27

ソース(記事原文):インターナショナル・ビジネス・タイムズ

葉酸は脳卒中・心臓発作のリスクを減らすことが判明

インターナショナル・ビジネス・タイムズ(2015年2月27日) ― 中国の大規模な研究において、降圧薬と葉酸の併用が脳卒中の初発リスクを有意に減らしました。

成人で高血圧だけれど脳卒中や心臓発作の既往がない2万人超を対象に、エナラプリルと葉酸の併用を調べたところ、エナラプリル単独と比べ脳卒中の初発リスクが有意に減少しました。

この研究は『JAMA』に掲載されています。

ただ、データには限界があること、そして整合性がないことを理由に、一次予防(初発前)における葉酸の有効性については不確かなままです。

脳卒中の約77%は初発のため、これは重要な研究です。

北京大学附属第一病院(Peking University First Hospital)(中国、北京)のヨン・フォMD(Yong Huo, MD)と共同研究者らは、2万702名の成人を、エナラプリル(10 mg)と葉酸(0.8 mg)の配合錠を毎日服用する群か、エナラプリル(10 mg)だけ含有の錠剤を服用する群のいずれかに無作為に割り付けました。

試験は中国の江蘇省と安徽省の32地域で2008年5月から開始し、実施期間は4年を超えました。

葉酸濃度に影響する遺伝子変異の有無についても、被験者を調べました。

初発脳卒中が起きたのはエナラプリル・葉酸群で282名(2.7%)、対するエナラプリル単独群では355名(3.4%)で、脳卒中の絶対リスク減少率は0.7%、相対リスク減少率は21%でした。

解析の結果、エナラプリル・葉酸群では虚血性脳卒中(2.2% vs 2.8%)と複合心血管イベント(心血管死、心臓発作、脳卒中)(3.1% vs 3.9%)のリスクも有意に減少していました。

出血性脳卒中、心臓発作、全死因死亡のリスクと有害事象の頻度については、両群間に有意差はありませんでした。

研究者らはベースライン時の葉酸濃度が、脳卒中予防における葉酸療法の有効性の重要な決定因子であると確信しています。

「葉酸摂取の強化が行われていない地域住民において、葉酸濃度が低い被験者のほうが有益な影響は顕著なようであったことを、我々は明示した」。

米国やカナダのように葉酸摂取の強化が行われており葉酸サプリメントが普及している国でも、特にTT遺伝子型で葉酸濃度が低~中程度の人に的を絞った、葉酸療法の実施を彼らは提唱しています。

脳卒中と死

中国の主な死因であり、世界的にも死因の第2位となっているのが脳卒中です。

葉酸は、血中の葉酸低値(葉酸欠乏症)に限らず、その合併症としての「貧血」や消化器症状(腸が栄養素を適切に吸収できない)の予防・治療に使われています。

そのほかにも、葉酸欠乏症の原因としてよく見られる潰瘍性大腸炎、肝疾患、アルコール依存症、腎透析などの場合に使用します。

一方で、長期にわたり葉酸を過剰に摂取すると重大な副作用が起こりかねないという懸念もあります。心臓に問題を抱える人の場合、800~1200 mcgの葉酸摂取で心臓発作リスクが高まる可能性を示唆した研究があります。

葉酸を多く含む食品には、葉もの野菜(ほうれんそう、ブロッコリー、レタスなど)、オクラ、アスパラガス、果物(バナナ、メロン、レモンなど)、豆類、酵母、きのこ類、肉(牛の肝臓・腎臓など)、オレンジジュース、トマトジュースなどがあります。


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